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コーヒー飲み過ぎで太る?痩せる?コーヒーダイエットの噂を徹底検証!
ダイエットに良い!と言われる一方、太る!とも言われるコーヒー。結局のところ痩せるの?太るの?と気になっている人も多いはず。そこで今回は、コーヒーのダイエット効果にまつわる噂を徹底検証!コーヒーダイエットの真実を明らかにします。
コーヒーはダイエットにいいの?悪いの?真実が知りたい!
“コーヒーダイエット”と名がつくくらいですから、「コーヒーはダイエットに良い」というイメージを持っている人も多いですよね?でも、ときどき聞こえてくる「コーヒーで太る」という噂が気になるところ・・・。
また、ダイエットには良くても、「体に悪い」というイメージもつきまとうのがコーヒー。実際に、胃もたれや胸焼けの症状に悩まされる人もいるでしょう。そこで今回は、コーヒーとダイエットの関係、そしてコーヒーのメリットやデメリットから、コーヒーにまつわる噂を検証します。
糖質が含まれるの?コーヒーに含まれる主な成分
コーヒーに含まれる主な成分には、カフェイン・クロロゲン酸(ポリフェノール)・コーヒーオリゴ糖があります。その他にも、ナイアシンやビオチンなどのビタミン類も含まれています。糖質は0.7g程度で、ほとんどゼロに近い数値です。
ダイエットに気になるカロリー。コーヒーは何カロリー?
ダイエットするにあたり、気になるカロリー。コーヒーは、100mlで4kcalで、低カロリー飲料です。ダイエット中や、糖質制限中に飲んでも問題ない飲み物と言えるでしょう。
低糖質・低カロリーで、ダイエット中にも安心して飲むことができるコーヒー。ここからは、そのダイエット効果を検証していきます。
コーヒーで太る?痩せる?コーヒーのダイエット効果①脂肪を燃焼させる
コーヒーに含まれる代表的な成分カフェインは、体内に取り込まれると脂肪細胞を刺激します。脂肪を分解し、体外へ放出させる働きがあるのです。そのため、脂肪燃焼効果が期待できます。
また、コーヒーオリゴ糖には脂肪の吸収を抑制する働きがあります。そのため、体脂肪の蓄積を防ぐ効果も期待できます。
コーヒーで太る?痩せる?コーヒーのダイエット効果②血行促進
カフェインには、血行促進作用もあります。血行が促進されれば、体の体温があがり、基礎代謝量もUPします。基礎代謝量が上がれば、それだけ脂肪の燃焼効果も高まります。結果、ダイエットに効果的だと言えるのです。
コーヒーで太る?痩せる?コーヒーのダイエット効果③利尿作用でむくみの解消
カフェインの代表的な作用には、利尿作用があります。身体から余分な水分や塩分、老廃物を排出してくれるので、ダイエットの大敵であるむくみを解消するのに役立ちます。むくみが取れるだけでも、見た目はかなりスッキリ!脂肪もむくみも取ってくれるコーヒーは、ダイエットの強い味方と言えるでしょう。
コーヒーで太る?痩せる?コーヒーのダイエット効果④便秘解消
コーヒーに含まれるコーヒーオリゴ糖には、整腸作用があると言われています。そのため、便秘解消の効果も期待できます。便秘の状態が続くと、腸内環境は悪化していくばかり。それが、肥満やむくみの原因になることもあります。こうした、ダイエットに大敵の便秘も、コーヒーオリゴ糖の効果で解消に期待ができます。
「コーヒーで太る」という噂がでる3つの理由
コーヒーは低糖質・低カロリー飲料であり、含まれる成分によりダイエット効果も期待できることが分かりました。ではなぜ、「コーヒーで太る」という噂があるのでしょうか?その理由は3つあります。
コーヒーで太る理由①砂糖やミルクなど糖質の過剰摂取でカロリー過多に
コーヒーで太る理由は、コーヒーに“加えるモノ”により、カロリーが高くなってしまうことにあります。ブラックで飲むならいいのですが、砂糖やミルクを入れて飲む場合、糖質も上がるしカロリーも上がって、たちまちダイエットに不向きな飲み物となってしまうのです。
コーヒーで太る理由②カフェインの過剰摂取でむくみの原因に
コーヒーに含まれるカフェインには利尿作用があり、「むくみの解消に効果がある」ことをご説明しました。しかし、カフェインは過剰摂取すると、逆にむくみの原因にもなってしまうのです。これは、カフェインの過剰摂取により、カリウムが放出されてしまうからです。体内にはナトリウムだけが残ることとなり、むくみを引き起こしてしまいます。
コーヒーで太る理由③カフェインの過剰摂取で太りやすい体に
カフェインの摂取は、むくみを引き起こす以外に、太りやすいサイクルを作ってしまう危険性もあります。カフェインには、ストレスホルモンを増加させる作用があり、甘いものが欲しくなってしまうのです。それでは、ダイエットの弊害になってしまいますね。
痩せるためには?コーヒーダイエットの3つのポイント
コーヒーにはダイエット効果がある一方で、摂りすぎればダイエットを妨げる可能性もあることが分かりました。では、コーヒーのダイエット効果を得るためには、どのように摂取すればいいのでしょうか?そのポイントは3つあります。
コーヒーダイエットのポイント①ブラックで飲む
コーヒーをダイエットに生かすには、糖質を加えないで飲む必要があります。ブラックで飲むようにしましょう。ブラックが苦手な場合は、砂糖ではなくノンカロリーの甘味料にしたり、ミルクではなく、豆乳にするなど工夫しましょう。
コーヒーダイエットのポイント②適量で飲む
また、過剰摂取がダイエットを妨げるので、飲み過ぎには注意が必要です。1日3杯程度を目安にしましょう。カフェインの効果が持続するのは4~6時間と言われているので、時間を置いて飲む方が、ダイエットに効果的と言えます。
ダイエットに関わらず、コーヒーの過剰摂取は健康を害する可能性もあります。胸焼けしやすい人は、コーヒーにより胃が荒れている可能性があるので控えたほうが良いでしょう。
コーヒーダイエットのポイント③効果的なタイミングで飲む
カフェインには、興奮作用があります。そのため、寝る前に飲むと睡眠の妨げになります。質の悪い睡眠は、ダイエットにもお肌にも悪影響。寝る4時間前には飲み終えるようにしましょう。また、運動の30分前に飲めば、脂肪の燃焼効果が期待できます。
体に悪い?良い?コーヒーのメリット5つ
コーヒーには、ダイエット効果以外にも様々な健康効果が期待できます。また、コーヒーの作用によるメリットも多くあります。
体に良い!メリット①眠気を覚ます
カフェインの興奮作用により、眠気を覚ます効果が期待できます。寝る前には不向きですが、眠気を覚ましたい時には効果的です。
体に良い!メリット②集中力をUPさせる
カフェインは、集中力をアップさせ、計算能力を高めるとも言われています。さらには、運動能力を高めるという研究報告もあります。
体に良い!メリット③片頭痛の緩和が期待できる
カフェインには、頭痛の原因物質に作用し、緩和させる効果もあると言われています。
体に良い!メリット④コレステロール値を下げる
コーヒーには、ポリフェノールの一種クロロゲン酸が含まれます。クロロゲン酸には、血糖値の調整や、コレステロールを下げる働きがあると言われています。また、食べ物の消化を助ける働きもします。
体に良い!メリット⑤動脈硬化を予防する
コーヒーには、動脈硬化を予防する作用があると言われています。動脈硬化は、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こす可能性があり、予防することで重大な病気を防ぐことにも繋がります。
体に悪い?良い?コーヒーのデメリット5つ
コーヒーの過剰摂取は、ダイエットの妨げになるだけではなく、デメリットも引き起こします。胸焼けなども、デメリットのひとつと言えるでしょう。
体に悪い…デメリット①胃に負担がかかる
コーヒーには胃の消化を助ける作用がありますが、やはり摂りすぎると胃に負担をかけることになります。その結果、胃痛や胃もたれ、さらには胸焼けを起こしてしまうこともあります。
体に悪い…デメリット②脱水症状を起こす可能性がある
コーヒーには利尿作用があります。飲み過ぎればトイレが近くなり、体の水分は奪われる一方。コーヒーは水分補給にはなりませんので、ダイエットに利用する際には、水分も併せて摂取しましょう。
体に悪い…デメリット③自律神経の乱れを引き起こす可能性がある
コーヒーの過剰摂取によるデメリットで、興奮状態が続くことによって自律神経が乱れてしまう可能性があります。
体に悪い…デメリット④貧血になる可能性がある
コーヒーに含まれるタンニンは、体内の鉄分と結合し吸収を阻害します。そのため、貧血を引き起こす可能性があります。
体に悪い…デメリット⑤胸焼けを起こすことがある
コーヒーで胃に負担がかかると、当然胃は荒れてしまいます。胃が荒れると、胃酸が逆流するなどして、胸焼けを引き起こします。とくに空腹時は、胸焼けを起こしやすいので注意が必要です。
コーヒーを上手に取り入れてダイエットの強い味方に!
コーヒーは、上手に利用すれば痩せる体作りをサポートしてくれます。一方で、過剰摂取すると、胸焼けして気分が悪くなったり、健康を害したりする恐れもあります。ダイエットに利用する際は、コーヒーの特徴をよく理解し、正しく取り入れましょう。