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Categoryサウナコラム

サウナであまみが消えない?原因と対処法を解説!

正しいサウナの入り方をすると「あまみ」という赤い斑点が出るようになりますね。中にはあまみが消えずに残ってしまうこともあります。その原因と対処法はなんなのか?逆にあまみが出ない時は入り方が間違っているのでしょうか?その真相もご紹介します。

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サウナであまみが消えない?血管炎の可能性も

あまみ
引用:https://kurrimor.com/sauna-amami/

サウナを好きになるほど、あまみを出したくなってしまいますよね。


しかし、無理してサウナに入ると、あまみが消えずに体に炎炎症が起こる場合も。


あまみが消えない場合は血管炎かもしれません。


血管炎とは、簡単に言うと毛細血管が破れ、血管が炎症を起こしている状態のことを言います。


症状として、神経症状や頭痛が起こりやすいですね。


また、見分け方として、薄い赤またはピンク色に近いまだら模様が多いのはあまみです。


対して血管炎は、濃い赤色や紫っぽい斑点がぶつぶつと出てきます。


他にも判断材料として、時間があります。


長くても、1日残ることは考えられません。


1日以上たっても消えない場合は医師に診てもらいましょう。

あまみが消えない時の対処法

サウナ

血管炎でもない場合、考えられる原因は2つあります。


  • やけど
  • アレルギー


長時間たってもあまみが消えない場合は上記を疑いましょう。


やけどの可能性


肌の一部だけ赤みが取れなかったり、ヒリヒリしている場合は低温やけどかもしれません。


他の症状として、水ぶくれや皮膚のただれもしくは数日~1週間ほどで黒く変色してかさぶたになる場合があります。


重症の場合は皮膚を再生するための手術も必要になったりするそうなので甘く考えないようにしましょう。


あまみとやけどの見極め方は痛みです。


通常のあまみには痛みを伴いませんので、おかしいと感じたらすぐに病院で受診しましょう。

アレルギーの可能性

また、アレルギーでも肌が赤くなります。


肌の弱い方は温泉成分によってアレルギー反応が起こりやすいのでその可能性も。


他にも、食べ物のアレルギーでも赤くなりますね。


食物アレルギーは数時間以上経過してから症状が現れるケースもあります。


サウナ前後や一日の食事に心当たりがないか確認してみてください。


症状が悪化すると呼吸困難や血圧低下など重大事態になりかねないので、おかしいとおもったらすぐに病院で診察を受けてください。

あまみの由来

富山県

あまみの由来は富山県の方言で、火にあたることで出来る「火だこ」からきています。


火にあたっていると赤と白の斑点ができ、その模様が似ていることから、サウナ用語として認知され始めました。


補足ですが、富山の方言である「火だこ」には低温やけどの意味が含まれていますが、サウナで起こるあまみはやけどではありませんので、安心してください!


ちなみに、あまみをサウナ界に持ち込んだ方をご存じでしょうか?


その方とは、サウナ好きでは知らない人がいないであろう「サウナを愛でたい」のMCも務めているサウナ界のレジェンド「濡れ頭巾ちゃん」という方が広めたとされています。


この方は自分でブログをされており、そこであまみと表現したのが一番最初です。


全国各地のサウナやサ飯をブログでアップしているので気になる方は覗いでみてくださいね!


サウナ,水風呂,大好き湯守日記

プロサウナーさんのブログです。最近の記事は「日本橋 浜町 ととけんサウナ と 寿司幸(画像あり)」です。

ameblo.jp

サウナに入るとなぜあまみが出るのか

サウナ

サウナには主に3つの工程があります。


  1. サウナ室で温まる
  2. 水風呂で体を冷やす
  3. 外気欲で休憩


サウナに入ると体が温まり、皮膚への血流量が増え体内の熱を外へ放出しようとします。


次に水風呂に入ると、熱を逃がさないように皮膚の血管が収縮。


そうすると、体の表面では熱を逃がさないように、内部では熱を逃がそうとする2つの働きが同時におこっている状態です。


その際に、収縮された血管と拡張された血管が混ざり合い赤い斑点(あまみ)ができるというわけです。


あまみが出ているということは、体を芯から温めることができている証拠ですので、サウナの効果が十分出ているといえるでしょう。


ちなみに、あまみに関するアンケートを男女別で行ったところ、男性より女性の方があまみが出にくいことがわかっています。

女性は水風呂が苦手とおっしゃる方も多いので、あまみがでにくいかもしれません。


また、あまみ自体出たことがないという方も多いらしいので、あまみが出ないことを深く考えないようにしましょう



あまみを出しやすくする方法は?

サウナ

あまみを出しやすくする方法は、サウナ室と水風呂の温度差を大きくすることです。


例えば、90°のサウナと15°の水風呂に入るよりも、95°のサウナと10°の水風呂に入る方があまみが出やすくなります。


あまみが出にくい人は温度差が大きい施設に挑戦するのもありかも?


他にも、セット数を増やすことであまみを出しやすくなります。


1セット目よりも3セット目の方が血液の循環が活発になっているのであまみが出やすいです。


しかし、3セット入るのは時には辛く感じてしまうこともありますよね・・・


そんな時は、サウナ前に湯船につかる行為「湯通し」がおすすめ。


湯通しをすることで、より芯から温まりやすくなるでしょう。


サウナに長時間入るのが苦手という方は湯船に2~3分使ってみてください


もちろん、その人の体質や体調によってあまみの出やすさは変わります。


友人とサウナに行って自分だけあまみがでなかったからといって、無理した入り方は絶対にしないでください。


温度差が大きければ大きいほど体にかかる負担は大きくなります。


周りの人に強制するのも絶対にやめましょう。


あまみが出やすいサウナの特徴

銭湯
引用:https://yoshinoyu.sakura.ne.jp/

上記であまみを出しやすくする方法を伝授しましたが、施設によっては温度差が大きくてもあまみがでにくいときもあります。


原因はサウナ室と水風呂の距離です。


サウナ室から水風呂への距離が長いと、体温が少しずつ下降していくので、それだけ血管の収縮が緩やかになってしまいます。


できるだけサウナ室から水風呂への導線が短いかつ水風呂待ちができないのが理想ですね。


また、導線の短さと混まないことを両立するサウナ施設を紹介するので参考にしてみてください。

AZABU SAUNA TENQOO

引用:https://azabu-tenqoo.jp/

サウナイキタイ 会員制サウナランキングで1位のサウナ施設。


完全プライベートサウナで他人や周りを気にせず「サウナ×瞑想」を楽しめます。


さらに、全室チラー冷却機能が付いた水風呂が完備されているので、極上の水風呂を味わいことができるでしょう。


誰にも邪魔されず自分のペースで入りたい方はおすすめです。

サウナ室温度

95°

水風呂温度

16.5°

ロウリュ

セルフロウリュ可能

人数

最大4名


The Sauna

サウナ
引用:https://skyticket.jp/guide/417157/

長野県の野尻湖近辺にある大人気サウナ施設。


女優の川口春奈さんもYouTubeで足を運んでいましたね。


四季折々の景色を楽しみながら入るサウナは贅沢この上ないです。


水風呂は6~8月は野尻湖にダイブすることができ、冬には積雪にダイブすることも可能!


湖畔サウナでは珍しい水風呂横に浴槽があるのも嬉しいですね。


スタッフによるロウリュサービスもあり、心も体も芯から温めてくれるでしょう。

サウナ室温度

90°

水風呂温度

14°(季節により変動あり)

ロウリュ

セルフロウリュ可能

人数

6人


御船山楽園ホテル らかんの湯

サウナ
引用:https://editors-saga.jp/editors/schijiiwa/20201125_1040.html

サウナ界のミシュラン「サウナシュラン」で殿堂入りを果たした日本一の呼び声高いサウナです。


サウナドラマ「サ道」のロケ地にもなっています。


ここのロウリュはほうじ茶を使用しており、しっかり体を温めつつ、ほうじ茶の素敵な香りが体全体を包んでくれます。


さらに女湯のサウナもしっかり作られており、白を基調とした不思議な空間が広がっているんです。


水風呂もタイルで作られており、細部までこだわりを感じられるでしょう。


時間で男女浴室が入れ替わるので、どちらも入ることが可能です。


あまみどころではない、自然と一体になれる不思議な感覚を味わいに行ってみませんか?

サウナ室温度

95°

水風呂温度

16°

ロウリュ

セルフロウリュ可能

人数

12人

あまみが出ないときの注意点

あまみ

ここまであまみが出ているとサウナを正しく活用できているといってきましたが、あまみを出すことを目的にするのは非常に危険です。


上記で軽く説明していますが、あまみを出しやすくするコツはサウナ室の温度と水風呂の温度の差を大きくすることでしたね。


あまみを出すためにサウナや水風呂にいつもより長く入るのは脱水症状や低体温症の原因になります。


また、高血圧や心臓に何かしらの疾患がある方はサウナに入るのを避けましょう。


大事なのは自分の体調と相談しながら正しく楽しむことです。