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毎日サウナに入ると依存症に!?毎日サウナのメリットとデメリットを解説!
できることなら毎日サウナに入って、ととのいたいと感じる人はたくさんいるでしょう。しかし、サウナに毎日入ってもいいの?と疑問を感じる方も少なくないはず。今回は、サウナに毎日入ってもいいのか?メリットとデメリットを紹介しますので、参考にしてくださいね。
この記事に登場する専門家
毎日サウナに入りたい?
毎日サウナに入ると、血行が促進され、美髪や美肌効果にも期待ができるのでは?と感じがちかもしれません。ダイエット効果なども期待してしまいますよね。
しかし、実は、毎日サウナに入ることにはメリットだけではなくデメリットもありますので、注意が必要です。
では、サウナによく行く人100人にアンケートを取ってみましたのでご覧ください。
サウナ好きはやはり毎日でも入りたいと回答していますね。
サウナに入るとあのととのう感覚が病みつきになり、毎日でも入りたいと感じるのは不思議ではありません。
しかし、お金や時間を考えると入りたくても毎日は無理という方が多いのではないでしょうか。
確かに、仕事や勉強をしながら毎日サウナ施設に出向くのは、なかなか時間もお金も確保できませんよね。
では、実際に毎日サウナに入るとどうなるのか、今回は現実問題をお伝えしますね。
毎日サウナに入ると...。どうなる?
毎日サウナに入ることで体への負担もかかる結果になることをご存知ですか?
メリットももちろんありますが、度が過ぎると、当然体には良くない結果に陥りますよ。
サウナに毎日入ることで、陥りやすい落とし穴を3つご紹介しますね。
依存症になることも
サウナ依存症という言葉はご存知ですか?実は、毎日サウナに入ることで依存症になってしまうケースがあります。
・もっと熱いサウナに限界まで入ってみたい
・もっと冷たい冷水に入ってととのいたい
・3セット程度では物足りない
などの症状があれば、依存症になりやすいケースです。あなたはどうですか?
うんうん。僕は毎日は行かないけど、ちょっとわかる気がしますね。
実は、サウナ依存症とは、短時間にドーパミンが放出されて、サウナで楽に快楽を得ようとする症状のこと。
その結果、ドーパミンの放出がうまくできなくなり、日常生活では達成感などの快楽を得辛くなり、サウナに入っていないとイライラするようになってしまうのです。
この状態がサウナ依存症。サウナのことが一日中頭から離れない、早く入りたいと体と脳が欲してしまう、などのケースでは要注意です。
少し当てはまるようならサウナに毎日入ろうとするのは控えた方がいいでしょう。もちろん正しいサウナの入り方をすれば、毎日入っても依存症にはなりにくいですよ。
体が慣れてととのわなくなる
サウナに毎日入っていると、先ほど話したように、興奮物質のドーパミンがなかなか排出されなくなり、体が慣れてしまい、少しのサウナの刺激では、満足できなくなってしまいます。
つまり、サウナで「ととのう」感覚が鈍ってしまうのです。
その結果、毎日入るだけでは満足できず、もっと高温のサウナに入りたい、冷水をもっと冷たくしたい、セット数を増やしたいなどの感覚に陥ります。
毎日入っているうちに正しいサウナの入り方では、満足できなくなり、体が慣れてととのわなくなっていきます。
疲労感が増していく
通常サウナに入ることで、疲労回復の効果が期待できます。しかし、サウナに毎日入ることで、体内の水分不足に陥り、反対に疲労感が増してしまう結果につながるケースもあるでしょう。
また、依存症に陥ると、何度も脳を興奮状態に持っていくため、脳に疲労感が蓄積されることもあるのです。
何事も適正値で楽しむことが大事なことなんですね。
毎日サウナに入ることのメリット
とはいえ、毎日サウナに入ることに対するメリットももちろんあります。
正しい、入り方で毎日サウナに入ることはむしろ健康にも良く、体に良い影響を与えますよ。
そのためには、毎日サウナに入る際には、セット数は3セット以内と決めて、1回のサウナ時間は10分以内にしておきましょう。
水風呂に入る時間も1回につき3分以内にし、十分な水分補給を忘れないでください。
サウナに入る際には、頭にタオルを巻くなどし、髪の毛にダメージを与えないように心がけてくださいね。
正しいサウナの入り方
・3セット以内
・サウナは10分以内
・水風呂は3分以内
・サウナ前後に水分補給を
・頭にはサウナハット・タオルを巻く
・サウナ後には保湿する
血流が良くなる
サウナに入ることにより、血流が良くなし、肩こり解消などの効果が期待できます。
美肌効果や美髪効果も期待できるでしょう。
血流が良くなることになり冷えが改善し、体が軽くなっていきます。
快眠効果が期待できる
血流が良くなることによって、快眠効果も期待できます。入眠がしやすくなり、熟睡しやすくなるでしょう。
サウナに入ることによって副交感神経が優位になるため、夜のサウナは快眠に効果的です。
そのためには熱すぎるサウナは控えて、脳を興奮させないように注意してくださいね。サウナは上段になるに従い、熱くなっていきます。
できるだけ下段の方が興奮せずに済みますが、自分がととのう感覚が掴みやすい温度が適切です。
熱いと感じたら、無理をせずに下段に移りましょう。
気持ちの切り替えがしやすくなる
サウナに入る習慣をつけることで、オンオフの切り替えがしやすくなります。
仕事などで忙しくしていても、サウナに入ったら、オフモードなどの習慣をつけることで、気持ちが切り替わるでしょう。
毎日の習慣にすれば、忙しい毎日でもメリハリがつけやすくなります。何か落ち込む事態が発生しても、気持ちが切り替われば、晴れやかな気持ちなるかもしれませんね。
僕はいつもサウナに入ると、気持ちが落ち着きます。
嫌なことがあっても忘れられますね。
ダイエット効果が期待できる
サウナに毎日入ることで、カロリーを消費し、新陳代謝を促す効果が期待できます。
その結果ダイエット効果にも期待が持てることでしょう。サウナに入れば、必ず痩せるというものではありませんが、ある程度のダイエット効果はありますよ。
サウナで汗をかけば、その分一旦体重が落ちますので、短期間でとりあえず減量したいなどの場合には、効果的。
ただし、飲食すればすぐに元に戻りますのので、ご注意ください。
しかし、カロリーを消費する事実はありますので、毎日サウナに入ることで、ダイエットに成功できる可能性はありますね。
実は僕はサウナでダイエットを成功させたことがあります。
毎日は入っていませんでしたが、週に一回のサウナ浴でも長期間続けることでダイエットに成功しました。
ストレスの発散
毎日サウナに入ることで、ストレス発散の効果が期待できます。
サウナに入ることで、皮膚が高温になり、中枢神経が興奮状態になります。その結果、神経を整え、ストレス解消に効果が期待できるのです。
日々ストレスの中で生きる現代人には嬉しいサウナ効果になりますよね。
ただし、度を超えた入りすぎはストレスを解消できずに、疲れを蓄積する結果につながってしまいますので、正しい入り方でサウナに入るように心がけましょう。
毎日サウナに入ることのデメリット
もちろん、サウナに毎日入ることにはデメリットもあります。
正しい入り方をしたとしてもデメリットにも目を向けて、理解しておきましょう。
サウナ代がかかる
毎日サウナに入ることで、当然サウナ代がかかってしまいます。安いサウナでも数百円はかかりますし、高い施設だと、2,000円以上のサウナ代がかかってしまいますよね。
サウナ代もバカになりませんので、それなりの経済力がなければ毎日は入れません。
もしも自宅にサウナがあったとしても電気代やガス代などの光熱費はかかってしまうでしょう。
ここが問題だよね。
意外にサウナ代もかかってしまいます。
髪と肌が乾燥する
サウナハットや、タオルなどを利用しても、どうしても毎日サウナに入ると、肌や髪にダメージを与えてしまいます。
サウナに入った後は、きちんと保湿することが大切になってきますよ。
サウナの時間が必要
毎日サウナに入るためにはそれなりの時間がかかってしまいます。
仕事などで寝不足の日に、疲れを取るために睡眠時間を削ってまでサウナ浴をすることが本当に健康にいいかは分かりません。
自分の体と相談しながら、サウナ浴は楽しむ必要がありますね。サウナへの行き帰り、そして、サウナ浴の時間をセットで考えると1時間はかかってしまうのではないでしょうか。
依存症になる可能性がある
正しい、入り方を心がけたとしても、毎日入ることで依存症になる危険性があることは覚えておきましょう。
毎日入るにしても休息日をきちんと設けて、体と相談しながらサウナ浴は楽しんでくださいね。
毎日サウナに入ると、次のことに注意すべし
デメリットを見てもどうしても毎日サウナに入りたい人は次のことを守って入るようにしてくださいね。
サウナハットやサウナ着を着用する
肌や髪の毛への負担を軽減するために、サウナハットやサウナ着を着用してサウナに入ってください。
施設によってはNGのケースもありますので、タオルなどを活用しましょう。
できるだけ肌などへの負担がかからないように、高温すぎるサウナへの長時間の入浴は避けてサウナ浴を楽しんでくださいね。
これ、一般的なサウナでは難しいところなんだよね。
ホテルのスパ施設などでは、基本的にOKのケースもあるけど、高いしね。
公衆浴場では大抵認められていないよね。
体全体の保湿をしっかりする
サウナ浴の後は、保湿の化粧水やクリームなどできちんと肌全体を保湿しましょう。
髪の毛は入る前後にオイルなどで保護するとダメージを軽減しやすくなりますよ。
お肌にも化粧水の後にクリーム、オイルなどを塗ることで潤いを閉じ込めて保湿効果を高めることができるでしょう。
サウナの回数券などを購入する
できるだけサウナ代を軽減するために、回数券などを購入し、節約してみましょう。
多少でも安くなる可能性がありますね。サウナに入るために借金までするのは、間違った対応です。
少額といえども毎日入るとなると、たとえ1日1,000円でも、1ヶ月で3万円の負担になってしまいます。飲み物代や交通費、保湿代も含めるともっと高額になるでしょう。
少しでも経済的な負担は軽減したいよね。
セット数を少なくする
依存症回避のためにも、サウナに毎日入る場合はセット数を2回までなどに制限することも忘れないでください。
1日10セット入らないと気が済まないなどの人は既に依存症に片足を入れている可能性が高いといえますよ。
多くても1日3セットまでに留めてください。体への負担の軽減や、時間の節約のためにもセット数が多いことは、毎日では適切とはいえませんよ。
ミストサウナを取り入れる
高温サウナだけではなく、ミストサウナも取り入れてみましょう。体への負担が多少は軽減されます。少なくても、髪の毛や肌への負担は高温サウナと違って、少なくなるでしょう。
ミストサウナはサウナ温度が低い設定ですので、なかなかととのわない方も多いかもしれません。
しかし、回数を重ねるごとに体も慣れて、ミストサウナでもうまくととのうようになってくるでしょう。
水分補給を忘れない
サウナ浴前後には、水分補給を忘れないでくださいね。サウナでは大量に汗をかきますから、水分補給を忘れると脱水症状などの危険がありますよ。
また、発汗作用を促すためにはサウナの前の水分補給も大切です。サウナでは500mlの水分が一気に失われるといいますので、それ以上の水分補給は必須ですよ。
脱水症状にならなかったとしても、ミネラル不足になり、疲れやすくなってしまいます。疲れてしまうと、サウナのメリットも失われてしまいますので、逆効果。
しっか水分・ミネラル補給をするようにしましょう。
自宅サウナが熱い!?毎日サウナに入る人向け
どうしても毎日サウナに入りたい人には、自宅でのサウナ浴もおすすめです。
時間とお金の節約につながりますよ。
サウナの種類 | メリット | デメリット |
室内ボックス型 | スチーム式でお肌に優しい 比較的に安価 折りたたみ式で設置しやすい | 高温にならない 出すのが面倒 電気代がかかる |
屋外ボックス型・バレル型 | 本格サウナが楽しめる | 高額 場所が必要 メンテナンスが大変 |
お風呂のサウナ機能 | ミスト式でお肌に優しい 毎日で入りやすい | 高温にならない リフォームが高額 電気・ガス代がかかる |
テント型 | 本格サウナが楽しめる | 設置場所が必要 出すのが面倒 火事や火傷に注意 |
ヒートマット | お手軽 安価 お肌や髪に負担が少ない | サウナとは言い難い ととのいにくい 電気代がかかる |
室内ボックス型
室内のボックス型なら、1万円から3万円程度で購入ができ、コンパクトに収納できるため、おすすめです。
多くの室内ボックス型のサウナはスチーム式ですので、お肌へ負担も軽減できます。
本格的な木製などでは、設置場所が必要で、さらには、数十万円しますので、現実的ではないでしょう。
しかし、折りたたみ式の室内ボックス型なら、現実的で入手しやすい特徴がありますよ。
屋外ボックス型・バレル型
お金に余裕があり、設置場所にも困らない方には、屋外のボックス型やバレル型もいいでしょう。
ただし、設置には、20万円から100万円程度は必要になりますので、それなり初期費用がかかると認識してくださいね。
しかし、屋外に設置された個人の「ととのう」空間は格別で毎日のサウナ浴も楽しみになるかもしれませんね。
本格的に取り入れたいなら、やはりサウナ小屋が欲しいよね。
でも取り入れられる人はごく少数派ですね。
お風呂のサウナ機能
お風呂にサウナ機能を取り付けるのも現実的です。お風呂のリフォームでサウナを取り付けるためには100万円ほどかかる可能性がありますので、リフォーム会社に相談してみてください。
簡易サウナになるサウナ傘を取り付ける方法なら2,000円程度で実現が可能。
ただしあくまでも簡易的なサウナの代理機能ですので、サウナに慣れた人なら満足できない可能性が高いでしょう。
テント型
ベランダやお庭などにテント型のサウナを設置するのも一つの手段です。キャンプなどにも持参できるため、お手軽かもしれません。
しかし、テント型もそれなりに高額で5万円から20万円程度はかかってしまいます。また、意外に大きいため、設置場所も必要になるでしょう。
ストーブ式のものが多く、本格的なサウナ浴を楽しめると評判も上々ですよ。
ヒートマット
サウナの模倣品ですが、ヒートマットで代用するのもアリです。サウナの目的がダイエットの女性などなら、ヒートマットで十分な代用品になるでしょう。
5万円程度で入手でき、体部分だけサウナに入りますので、お肌や髪の毛への負担を考えずに済みます。
女性にはおすすめだよ!
毎日サウナに入ると、注意を守れば健康・快適!
毎日サウナに入ると、どうなってしまうのだろう?と感じていた人も多いはず。
毎日のサウナは依存症の危険もありますし、お金や時間もかかってしまいますので、あまりおすすめはできません。
しかし、休息日を設けて、正しい入り方を実践するなら、ほぼ毎日のサウナはメリットもたくさんあり、健康で快適な暮らしの一部になるでしょう。
やはり、週に2,3回のサウナ浴が現実的で健康的だよね。