Categoryサウナコラム
【徹底比較】サウナストーブ100V・200Vどっちがおすすめ?
家庭用サウナとして人気のサウナストーブ。自分専用のサウナを作ることはサウナ好きにとっては憧れですよね。ただ、サウナストーブを選ぶポイントはあるのでしょうか?100V・200Vサウナストーブのメリット・デメリットは?そんな悩みを解決できる記事を紹介します。
この記事に登場する専門家
サウナストーブとは?
サウナストーブとはサウナ室を温める装置のことを言います。
熱源は薪・電気・ガスの3つ。
ストーブの種類では、遠赤外線・対流式(ストーン)・格納式(ボナサウナ)の3つが存在します。
また、電気サウナストーブは家庭用として人気があります。
理由は安全性の高さと設置の容易さにありますね。
では、電気サウナストーブを選ぶときのポイントはあるのでしょうか?
次章で解説します。
サウナストーブを選ぶ時のポイント4選!
サウナストーブを選ぶ時のポイントは4つ。
どれも重要なので、理想のサウナを作るためにしっかり頭に入れておきましょう。
100V・200Vで性能が全然違う
電気サウナストーブは100Vと200Vで性能が大きく変わります。
下記に性能の違いを表でまとめてみたので参考にしてください。
100V | 200V | |
温まりやすさ | 時間がかかる | すぐに温まる |
最高温度 | 平均的に低い | 平均的に高い |
サウナストーブの種類 | 少ない | 多い |
このように性能に大きな差が生まれるのがわかります。
一見200Vの方が良いように見えますが、料金や設置方法の難しさも踏まえるとまた評価が変わりますので、注意しましょう。
PSEマークがないサウナストーブには注意!
PSEマークとは、日本の電気用品安全法の基準を満たしているかの判断基準になります。
サウナストーブは「特定電気用品」に分類されており、菱形PSEマークの取得が必須となっています。
菱形PSEマークがない製品では、家庭で使える電圧に対応していなかったり、安全性が保障されておらず、事故が起こりやすいです。
このようなことにならないためにもPSEマークを取得しているか確認しましょう。
サウナの広さに合った出力(kw数)になっているか
電気サウナストーブを選ぶときは、サウナ室の大きさも考慮しましょう。
サウナ室に合わない出力(KW数)を選んでしまうと温まりにくかったり。熱くなりすぎるといったトラブルが起きやすいです。
目安として、1㎥あたり1KW必要とされています。
例えば、幅4m×奥行4mだと16KWほどが妥当と言えます。
なので、サウナ室に合わせた出力(KW数)を選びましょう。
必要なアンペア数は?
必要になるアンペア数は選ぶストーブの出力(KW数)によって変わります。
アンペア数を求める計算方式を下記に用意したので、検討中のサウナストーブを照らし合わせ計算してみましょう。
100Vサウナストーブのメリット・デメリット
100Vサウナストーブのメリット・デメリットをまとめました。
購入する判断基準になりますので、しっかり目を通してくださいね。
電気変換工事がいらない
家庭用の電力は元々100Vなので、電気変換工事が必要ありません。
これにより変換工事の費用も抑えることができます。
本体価格が安い
100Vのサウナストーブは約5万円ほどで買える製品が多い為、初期費用を抑えられます。
サイズは一人用のものが多く、大人数で楽しむことは難しいかと。
あまりお金をかけずに楽しみたい人にはおすすめです!
本体設置が簡単
基本的にコンセントを挿すだけで使える製品が多いです。
配線工事の手間も無いので届いたらすぐに使えますね。
100Vサウナストーブの製品数が少ない
100Vサウナストーブは200Vサウナストーブに比べると製品自体が少ないです。
デザインや性能で妥協せざるを得ない状況になってしまうかもしれません・・・
サウナ室の温度が上がるまで時間がかかる
100Vサウナストーブは出力が低い為、温まるのに時間がかかってしまいます。
もちろん、サウナ室の断熱性や広さに応じて変わりますので注意しましょう。
最高温度が低い製品が多い
100Vサウナストーブは最高温度が低い製品が多いです。
40°~80°程度までしか上がらないものが多い為、熱々のサウナが好きな人には物足りないかもしれません。
逆に長くじっくり温まりたい方やサウナ初心者の方には気に入ってもらえるでしょう。
200Vサウナストーブのメリット・デメリット
200Vサウナストーブのメリット・デメリットをまとめました。
検討中の方はぜひ目を通してみてください。
サウナ室の温度が上がりやすい
200Vのサウナストーブはサウナ室の温度が上がりやすいです。
また、20代男性300人に聞いた「サウナを選ぶときに大事にしていること」にサウナ室の温度はランクインしています。
サウナにとって温度はそのくらい大切だということがわかります。
ロウリュできる製品が多い
ロウリュできる製品が多いのもメリットの一つに挙げられます。
数種類のアロマ水を作成して、香りを楽しみながらサウナに入るのもサウナ上級者の嗜み・・・
合わせてヴィヒタを購入し、体を清めるのも気持ちよさそうですね。
電気変換工事が必要
分電盤から200Vをサウナストーブへ直接結線する配線工事が必要になります。
費用はおおよそ1万円~となっており、サウナ以外のところからも出費が重なってしまいます。
また、工事の時間もかかってしまいますのですぐにサウナを楽しむことはできないでしょう。
本体価格が高くなる
100Vに比べてお値段が一気に上がります。
物によっては40万円ほどする製品もあるので気軽に買うことは難しいかと。
100Vは5万円ほどなので比べるとおよそ8倍です。
他にも配線工事なども入ってくることをお忘れなく・・・
購入するならどっち?100V・200Vサウナストーブを徹底比較!
100V・200Vサウナストーブの表を作成しました。
価格やロウリュの有無など細かく比較できますので、見てみてください。
表で比較(購入価格・ランニングコスト・ロウリュの有無・温まりやすさ・最高温度)
100V | 200V | |
価格 | 2万~(単体では販売されないことがおおい) | 40万~ |
ランニングコスト | 1時間当たり100円前後 | 1時間当たり120円~ |
ロウリュできる数 | 少ない | 多い |
温まりやすさ | 時間がかかる | すぐに温まる |
最高温度 | 40~80° | 80~100° |
100Vのサウナストーブは手軽さや値段の安さなどで選ぶ方が多いです。
サウナ初心者や安く揃えたい人におすすめ。
逆に200Vのサウナストーブは本体代や電気工事を必要としますので、予算に余裕のある方が選びます。
本格的な高温サウナを楽しみたい人には気に入っていただけるでしょう。
おすすめの100Vサウナストーブ2選
おすすめの100Vサウナストーブをまとめました。
自分専用サウナを探している人やお手軽にサウナを楽しみたい人におすすめです。
商品紹介の後に、表もまとめたので参考にしてください!
おうちDEサウナ
おうちDEサウナは、屋外で使用できるフィンランド式サウナです。
100Vなので家庭用コンセントでサウナを楽しめます。
最高温度も、80~95°と100Vとは思えない性能をしています。
さらに、ロウリュも可能!
また、ワンタッチ式テントのため、女性でも簡単に設営できるのも嬉しいですね。
PSE認証も得ている製品ですので、安全性も問題ないでしょう。
価格を抑えて本格的なフィンランドサウナを楽しみたい人にはおすすめの商品です。
メーカー | おうちDEサウナ |
価格 | 81.800円 |
電圧 | 100V |
最高温度 | 80~95° |
ロウリュ | ◎ |
WILLOWYBE
スチームポットに水を入れてサウナ室を加熱するシステムです。
60分間使用するのに水2Lで使えますので補充もラクで良いですね。
しかし、最高温度は40°程なので、高温にはなりません。
熱すぎるのが得意ではない女性にはぴったりですね
Bluetooth接続すれば時刻と温度をアプリで表示することができます。
他にも温度の調節ができるのでテントから出る必要がありません。
メーカー | WILLOWYBE |
価格 | 28.000円 |
電圧 | 100V |
最高温度 | 38° |
ロウリュ | × |
おすすめの200Vサウナストーブ2選
おすすめの200Vサウナストーブを2つ紹介しています。
自宅にも本格的なサウナを設置し始めたら、サウナ好きを語れるのではないでしょうか。
銭湯だけでは満足できない方は気に入ってもらえるはずです。
My Sauna
クールなデザインが特徴的な、My Saunaオリジナルサウナストーブです。
最高温度を110°まで上げられ、温度調整も1°刻みで出来るのはうれしいですね
また付属品にはタッチパネルもついているので、変更も簡単にできるでしょう。
オリジナル商品ですが、PSE認証していますので、安心して使うことができます!
メーカー | My sauna |
価格 | 33.3000円 |
電圧 | 200V |
最高温度 | 110° |
ロウリュ | ◎ |
DELTA3
定員数が2人までの小さなサウナに適したサウナストーブです。
サウナ好きのカップルや夫婦にピッタリ。
コンパクトな作りですが、サウナストーンは最大11kgまで積めます。
ロウリュをすることで、蒸気と熱で気持ちのいい汗をかくことができるでしょう。
温度設定は40~110°までの調整が可能。
カラーはシルバーとブラックの2色展開になっていますので、好みのデザインを選ぶことができます。
メーカー | Harvia |
価格 | 423.500円 |
電圧 | 200V |
最高温度 | 110° |
ロウリュ | ◎ |