スキンケアの基礎知識
化粧水と、乳液ってどうちがうの?どんな役割があるの?順番は?美肌になるために、まずはその違いを知っておきましょう。
化粧水をつける目的
水分を補給する
洗顔後のお肌は、水分が失われた状態です。そのままでいると、さらに蒸発していきお肌はガビガビに。そこで、化粧水で水分を補給し、お肌の砂漠化を防ぎます。たっぷりと浸透させるようにつけましょう。どのくらいの水分が必要なのか、年代別で異なります。また、お肌の状態に対する目的別でも違ってきます。自分に必要な水分を知っておくと良いでしょう。
肌の状態を整える
水分の補給と同時に、お肌のキメを整える効果もあります。ここでしっかりと整えておくことで、その後の美容液や乳液の浸透のしやすさが変わってきます。ポイントは、内側から外側へ一定方向で整えていくことです。美肌づくりのために、覚えておきましょう。
乳液をつける目的
化粧水で補給した水分を補い、閉じ込める
化粧水で水分を補給したままだと、またすぐに蒸発してしまいます。その為、補給した水分が失われないように蓋をするのが乳液をつける目的です。ここでは、たっぷりと付ける必要はありません。乾燥しやすいUゾーンには多めに、皮脂の出やすいTゾーンには少なめにつけましょう。つける時には、肌をこすって刺激しないように手のひらであたためて押し付けるイメージで付けましょう。特に敏感肌の人はそーっとを心がけましょう。
角質を柔らかくして肌のきめを整える
乳液には、角質をやわらかくする目的もあります。もちもちの美肌って憧れますよね。手触りが良いだけでなく、その後のベースメイクのノリも変わってきます。スキンケアは《かわいい》のために、とっても大切な手順です。
美容液をつける目的
アンチエイジングで、肌の悩みを軽減させる
美容液には、その名の通り美容成分がたっぷりと配合されています。美白・小じわ・シミ・たるみ・その他にもたくさんの種類の目的別に美容液が発売されています。年齢を重ねると、肌の水分量が減り、皮脂量も減ってきます。その為ハリを失った肌は乾燥しやすく、小じわが出来やすくなります。そこで美容液を導入することで、アンチエイジングの効果を期待します。10代の頃には意識しなくても、30代くらいからほとんどの人が使い始めるようになります。年代別で、お肌の悩みは変わっていきます。若いうちからつけておいたり、知識だけでも覚えておきましょう。
クリームをつける目的
膜をつくり、肌をやわらかくする
乳液と同様、水分や美容成分を閉じ込める働きがあります。乳液よりも油分が多いため、さらに肌を保護する働きがあります。ベタっとするような感じで苦手な人もいるかもしれません。また、夏場は必要なくても、冬場は欲しくなったり、季節や肌の状態によって使い分けたり足したりするのが良いです。
スキンケアの順番
一般的には、洗顔→化粧水→美容液→乳液・クリームが良いとされています。まず洗顔料で汚れや皮脂を落とし、化粧水で水分を補います。その後、キメが整い浸透しやすくなった肌に、美容液で美容成分を導入させてから乳液やクリームで水分が蒸発しないように蓋をします。中には、先行乳液といって化粧水の前につけるものもありますので、目的別に使い分けましょう。
年代別、人気の乳液ランキング
人気の乳液と言っても、年代別で大きく異なります。10代の肌と、40代の肌では、水分量や皮脂量が違うため、同じものを同じだけつけていたら肌トラブルになりかねません。各年代ごとに美肌になれるスキンケアは異なるので、参考にしてみてください。
10代に人気の乳液
無印良品《乳液・敏感肌用・高保湿タイプ》
まだ、お肌のトラブルの少ない10代。コスパの良いスキンケアブランドが人気です。無印良品のスキンケアシリーズは、さっぱりタイプしっとりタイプ高保湿タイプがあります。自分の肌に合わせて目的別に選びましょう。敏感肌用と謳っているとおり、低刺激でデリケートな肌にお使いいただけます。
20代に人気の乳液
アルビオン《アクティベーション モイスチュア ミルク 》
アルビオンの乳液は、先行乳液と呼ばれる化粧水の前につけるタイプです。やわらかで潤いのある成分が配合されているため、まっさらな肌につけるようにおすすめしています。使う際には、十分に使用方法を見てみましょう。そのスキンケアメーカーごとに、おすすめの使用方法が異なります。
30代に人気の乳液
SK-Ⅱ《R.N.A.パワー ラディカル ニュー エイジ エアリーミルキー ローション》
年齢を重ねても美しい素肌へ、というメーカーのコンセプトどおり、年々気になる小じわや乾燥の対策として30代から取り入れる人が多いメーカーです。CMもインパクトがありますよね。軽いつけ心地で、潤いたっぷり。あの女優さんのように美肌になれるかもしれません。
40代に人気の乳液
HAKU《インナーメラノディフェンサー》
シミ対策や、透明感を取り戻したい40代に人気のHAKU。いくつになっても、綺麗だと言われる秘密はシミそばかすのない潤い肌にあります。年代別の乳液として、特におすすめしたいのがこのブランド。個人的には、歳を重ねるごとにあらわれる笑い皺は大好きです。
肌質の目的別、人気の乳液ランキング
また、年代だけでなく目的によっても人気の乳液は異なります。乾燥肌の人、オイリー肌の人、敏感肌の人ではそれぞれ肌の状態が違います。肌の状態に合わせて、目的別に人気の乳液を見ていきましょう。自分の肌を見つめ直して、美肌になりましょう。
乾燥肌に人気の乳液
dプログラム《モイストケア エマルジョン R》
肌の悩み事にシリーズを展開しているdプログラム。どのシリーズの刺激が少なく、敏感肌にも使えると人気です。乾燥がきになる方は、とくにモイストケアプログラムでしっとり肌を目指しましょう。目的別に選べるのは、とっても嬉しいですね。
オイリー肌に人気の乳液
キュレル《皮脂トラブルケア 保湿ジェル》
ジェルタイプの乳液は、オイリー肌に嬉しいアイテムです。オイリー肌は皮脂が過剰に出てしまう肌質ですが、実は水分不足の乾燥からくる場合もあります。化粧水の補填として水分をきちんと補いながら、ケアしてくれる乳液ですので、安心して使えます。ベタベタしないのが嬉しいですね。
敏感肌に人気の乳液
ノブ 《Ⅲ ミルキィローション》
敏感肌におすすめ間のが、NOVのⅢシリーズ。優しい成分で出来ていてなおかつバリア機能で刺激からお肌を守ってくれます。NOVには敏感肌用として目的別にたくさんのシリーズがあります。お肌の悩みがある方は、一度HPを覗いてみると良いかもしれません。
同じメーカーのライン使いが良いの?
バラバラなメーカーの化粧水や乳液が悪いわけではありませんが、メーカーごとのライン使いをおすすめします。各メーカーごとに、美肌づくりのための成分をそれぞれ配合しているので、相乗効果のあるものもあります。特別なこだわりや理由がなけれが、ライン使いするのが基本です。
まとめ
年代別、目的別に人気の乳液をご紹介させて頂きました。同じ人でも、年齢が変わればお肌の悩みも変わってきます。10代では気にしなかったことも、20代、30代と年を重ねるごとに悩みも増えていくかもしれません。大切なのは、年代別のお肌の状態を知っておくこと。事前に知っておけば、慌てる事もなくなるかもしれません。
あなたのスキンケアライフが楽しいものになりますように。
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