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【女性向け】豆乳を飲むと髪の毛が増える?女性の抜け毛予防にとっておき!?
大豆イソフラボンなどの成分が含まれていることで有名な豆乳ですが、その豆乳を飲む事で女性の抜け毛予防や髪の毛が増えたりする効果があるといわれています。豆乳を飲むと、髪の毛が増えるって本当なの!?そんな疑問を徹底調査します。
豆乳を飲むと髪の毛が増える!?
豆乳を飲むと、抜け毛の予防や育毛効果があるといわれていますが、本当なのでしょうか?なぜ豆乳が髪の毛にいいのでしょうか?それは豆乳に含まれたある成分が重要な役割をしてくれるからです。
どんな成分が髪の毛に良いとされているのかご紹介していきます。
髪の毛にいいとされる豆乳の栄養素
豆乳には、抜け毛予防や育毛効果があるとされる髪の毛にとてもよい成分がたくさん含まれています。特に髪の健康を保つための、豆乳の中に含まれる3大栄養素は、タンパク質・レシチン・ビタミン類です。
その抜け毛予防や育毛効果のある豆乳に含まれる3大栄養素の中身を詳しくみていきましょう。
髪の毛の中に90%含まれるタンパク質
たんぱく質はアミノ酸から形成され、人の身体や頭皮を構成するために必要不可欠な栄養素です。髪の毛は90%以上がケラチンというたんぱく質で構成されています。タンパク質が欠乏すると、抜け毛や髪の毛が細くなってしまいます。
豆乳100gに対して含まれるタンパク質は3.6gなのに対して、牛乳100gに含まれるタンパク質は3.3gと牛乳よりも豆乳の方が多い事がわかります。
髪の毛にツヤをだしてくれるレシチン
レシチンには、悪玉コレステロールを減らして善玉が増える作用があります。そのことによって、血液の流れがよくなり抜け毛効果が期待されます。また、髪の毛にツヤがでて健康的な髪の毛を維持してくれます。
頭皮の血行をよくし、髪の毛の健康を保つビタミン類
ビタミンB群は、髪の成長を促す働きをしてくれます。血行を促進させる働きのあるビタミンEは、頭皮の血行を促し、健やかな髪が育ちやすい頭皮を整える効果が期待できます。
決してたくさん含まれている訳ではありませんが、豆乳を飲むことによってこれらの栄養素が気軽に摂取できるのも魅力の一つですよね。
豆乳を飲むと髪の毛が伸びるの!?
育毛効果が期待できる豆乳の栄養素。では、豆乳を飲んでいると髪の毛は早く伸びるの?と疑問に思われる方もいらっしゃると思います。
残念ながら、髪の毛が早く伸びるということはありません。しかし、髪の毛が健康的になれば、綺麗な髪の毛を維持しながら伸ばすことができます。
豆乳の育毛効果について
男性は男性ホルモンの分泌が多くなると特有の脱毛症を発症することがあります。育毛をするためには、この男性ホルモンの分泌を抑えることがとても大切です。豆乳には「大豆イソフラボン」がたくさん含まれており、男性ホルモンの分泌を抑えてくれることにより、育毛につながっていきます。
よって男性も豆乳を飲むと、育毛効果が発揮されるので、薄毛で気になる男性にもおすすめです。
豆乳には「大豆イソフラボン」がたくさん含まれています。この大豆イソフラボンは、女性ホルモンと似た働きをしてくれるのです。男性ホルモンを抑制して、薄毛や抜け毛予防、また育毛の促進にとても良い効果を与えてくれます。
その結果、抜け毛を予防することができ、新しく生えてくる髪の毛を綺麗に健康的に伸ばすことができるのです。
豆乳を飲むことで女性ホルモンが増える!?
女性ホルモンとは、2種類のホルモン=エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)がバランスを取りながら分泌されています。このホルモンが乱れると、心身に変化をもたらすのです。
豆乳に含まれるイソフラボンの中に、「エクオール」という種類のものがあります。エクオールはスーパーイソフラボンと呼ばれています。
エクオールは数種類ある大豆イソフラボンの中でも、女性ホルモンのエストロゲンととても似ている作用を持つといわれています。「エクオール」とは一体何なのでしょうか。詳しくみていきましょう。
エクオール
エクオールとは、イソフラボンの中の成分であるダイゼインが腸内細菌の代謝作用によって変化したものです。
ダイゼインが代謝によってエクオールになると、女性ホルモンを作るグリシテインやゲニステインよりもずっと女性ホルモンに近いエストロゲンと似た作用が強くなるのです。
エクオールは誰でも作る事が出来ない。日本人は半数だけ!?
しかし、エクオールは誰もが作れる訳ではありません。日本人は半分しかエクオールが作れないといわれています。その理由は?
現在、日本の若い世代は食の欧米化が進んでいて、大豆製品を摂取する回数が少なくなってきています。食生活の乱れは腸内にとても影響を及ぼします。その食生活が蓄積された結果が、エクオールが作れない腸になっています。
エクオールを作ることができても、体内に蓄積できず、毎日尿と一緒に排出されてしまいます。ですので、日常的に大豆製品を摂取することが必要不可欠になってきます。
エクオールを腸内で生産することができる?
腸内環境を整えることと、ダイゼンを含むイソフラボンを毎日とりいれることです。腸内環境は食生活や睡眠、ストレスなどによって変化するため、日頃から意識して気を付けていかなければなりません。また、大豆製品には、腸内環境を整える栄養成分も含まれています。バランスの良い食事と共に大豆製品を摂取することは、エクオールを生産できる腸を作る上で必要不可欠なのです。
豆乳が女性ホルモンに与える影響
豆乳に含まれる大豆イソフラボンには、女性ホルモンの量を調節する機能があります。女性ホルモンの分泌が少ないときには、弱いながらも女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをしてくれるのです。
また、女性ホルモンが体内に増えすぎてしまっているときに、大豆イソフラボンを摂取すると、身体がそれに合わせて、女性ホルモンの分泌を減らす働きをしてくれます。
男性が飲むと、女性ホルモンが作られるのかというと、それは違います。しかし、男性が適量のイソフラボンを摂取するとことにより、男性特有の病気である前立腺の肥大や、前立腺がんを予防する効果があるといわれています。その他にも、薄毛対策で大豆イソフラボンは今、男性にもとても注目されています。
髪の毛に良いからといって飲み過ぎには注意!
豆乳に含まれている大豆イソフラボンは大量に摂取する、逆に女性ホルモンのバランスが悪くなり、月経の周期が乱れる可能性があると指摘されています。
ダイエットのはずが過剰摂取で太ってしまうこともあるので要注意です。
豆乳はノンカロリーではありません。牛乳よりは確かに豆乳はローカロリーですが、水のように飲んでいては、健康効果よりも先に体重増加してしまいますよ!
1日どれくらいの量の豆乳を摂ればいいの?
食品安全委員会により定められている、安全なイソフラボン摂取量の目安は70~75mg/1日です。イソフラボンを70~75g/1日の量だと、豆乳は約250ml、豆腐は約1丁(350g)、納豆は約2パック(45g)ほどの量になってきます。あくまで、この量は目安です。豆乳の種類によってイソフラボンの量は大きく変わります。
できるだけ無調整豆乳を選ぶようにしましょう。調整豆乳ですと、イソフラボンの成分の割合が低くなり、カロリーも増えるため、美容や健康のために豆乳を飲まれるのであれば、無調整豆乳をおすすめします。
豆乳を飲むと髪の毛が増える!?のまとめ
いかがだったでしょうか?豆乳には抜け毛予防や育毛効果にとってもよい成分がたくさん含まれている事がわかりました。女性ホルモンを整えてくれ、美容や健康維持をするにあたって豆乳は欠かせないものといえるでしょう。しかし、なんでもよいからといって、過剰摂取するとかえって逆効果となりますので、摂取量をしっかりと守って、健康な身体を手に入れてください。