久保建英がすごい！18歳でプロサッカー選手の仲間入り！？

今回は、サッカー日本代表にも選出されている久保建英についてご紹介をします。久保建英はマスコミやツイッターなどでは久保・久保くんと言われていることが多く、名前の建英に注目が集まることが少ないのですが、実はこの建英はケンエイではなく、たけふさとよみます。是非覚えてくださいね！

それでは、久保建英のプロフィールについてご紹介をしていきます。久保建英は2001年6月4日生まれ、神奈川県川崎市麻生区出身です。彼はすでにサッカー選手として活躍をしていますが、実はお父さんもサッカーをやっており、地域のクラブのコーチを務めていました。そんなこともあり、久保建英は3歳頃からサッカーを始めることとなります。そこから所属クラブや大会で活躍することとなり、18歳にしてすでにプロサッカー選手として活躍、日本代表となっていますが、どのような経歴を積み、そこまで上り詰めたのかをこの後ご紹介します。

それでは、久保建英の経歴についてご紹介をします。最初に久保建英が入ったのがFCパーシモン。FCパーシモンは川崎市の中にあるサッカークラブで、市の中でも強豪のクラブとなっています。久保建英は小学校1年生からこのクラブに入り、活躍することとなります。

久保建英はパーシモンの後、若干7歳でFCバルセロナキャンプに参加します。FCバルセロナキャンプは2007年より日本国内で毎年開催されているキャンプで、久保建英は2008年のキャンプに参加し、ここで目立った活躍をすることとなります。その活躍により、FCバルセロナスクール選抜に入ることができ、この年齢で海外のエリート選手と戦う機会を得ることととなります。

その後、久保建英はソデクソ・ヨーロピアン・ルーサスカップに出場。ソデクソ・ヨーロピアン・ルーサスカップはバルセロナユースなどジュニア強豪クラブが集まる大会で、バルサスクール選抜として久保建英は大活躍、チームは3位でしたが、通常優勝チームから選ばれる慣例のあるMVPがそのチームの選手でなく、なんとバルサスクール選抜として出場した久保建英に授けられました。この大会の活躍で日本国内外で天才サッカー選手がいる、ということで注目度が高まりました。

そして久保建英は川崎フロンターレへ所属します。川崎フロンターレに限らず、多くの日本・世界のクラブチームはユースや下部組織が存在しますが、久保建英も小学校3年生時に川崎フロンターレの下部組織に入団することとなります。ここで活躍をする…と言いたいところでしたが、久保建英は予想を遥かに上回る快挙を成し遂げます。

川崎フロンターレに入団した久保は更に移籍。FCバルセロナの下部組織カンテラ（ラ・マシア）はマシアとも呼ばれる組織で、年齢・能力別に10の組織があり、更にその上にFCバルセロナのリザーブ的チームになるバルセロナBが存在するというピラミッド型の組織です。久保建英は2011年にFCバルセロナの下部組織カンテラの入団テストに合格し、10～11歳で構成されるアレビンCに所属することとなりました。

そして、久保建英はスペインのユーストーナメント・カップ戦で大活躍を果たします。地中海カップU-12トーナメントで得点王やMVPになる、リーグ、カタルーニャ杯などのトーナメント制覇についても貢献し、チームの中心選手として活躍しました。しかしながらバルセロナが18歳未満の選手の獲得について違反を犯し、久保建英も試合に出ることができなくなってしまい、日本に戻ることとなります。

日本に帰国した久保建英が選んだクラブはFC東京でした。2015年には中学3年生ながら高校生のカテゴリであるFC東京U18に昇格し、日本クラブユースサッカー選手権では大会得点王となりました。そしてその年の9月にはFC東京のトップチームにも登録され、J3リーグデビュー、得点も記録しJリーグの最年少得点記録を塗り替えました。

その後プロ契約をし、本格的にプロサッカー選手となったのですが、FC東京ではJ3での出場がほとんどで、1軍での出場機会に恵まれませんでした。そこで久保建英は一つの決断をします。

久保建英はJ1での出場機会を求め横浜Fマリノスに期限付き移籍をしました。ここでJ1史上第二位の若さで久保建英はゴールをマークするなど活躍をし始めましたが、レギュラー定着をすることができませんでした。

そして久保建英はFC東京に復帰します。この頃になると早熟の天才、久保はそこまでの才能ではなかったと一部で言われるようになっていました。しかし、久保建英は本物でした。2019年にFC東京復帰し、そこでレギュラーを獲得します。試合でも活躍を重ね、FC東京がJ1で首位を走る原動力となっていました。この頃から久保がまた注目されるようになり、年齢が18歳になることにあわせて海外に移籍する（バルセロナに戻る）という噂も広がるようになりました。

久保建英の18歳の誕生日前後には様々な憶測が飛び交いました。古巣のFCバルセロナはもちろん、フランスの強豪クラブパリ・サンジェルマン、イングランドのマンチェスター・シティ、そしてバルセロナのライバルクラブであるレアルマドリードなどが獲得に動いているという報道がありました。

その結果、久保建英はレアルマドリードに移籍することとなりました。まずはレアルマドリードのリザーブ的チームになるレアル・マドリード・カスティージャに所属ということになりますが、一部では契約の中に来年度にはAチーム昇格を約束するという内容が入っていると噂され、これが他の強豪クラブとの争奪戦の中で久保側がレアルと契約した要因になっているとも言われています。

そしてとうとう、久保建英は日本代表に選ばれます。久保建英はユース時代から当然のごとく日本代表の各カテゴリに選ばれていましたが、多くの世代で「飛び級」選抜されていました。例えば15歳のときにU19の代表にでたり、翌年にはU20のワールドカップにも出場しました。そして2019年には18歳ながらA代表に選出され、衝撃の代表デビューも飾りました。コパ・アメリカでもスタメンで出場するなど、オリンピックやワールドカップでのレギュラー争いにも定着しそうな勢いです。

ここまで、久保建英についてご紹介をしました。久保建英は18歳ながらもすでに日本代表でもレベルの高いプレーをしており、スタメンで出場していますし、所属クラブもレアルマドリードのBチームという今後の活躍にも期待ができるクラブです。もし順調に実績を上げることができれば20歳すぎで日本代表の中心選手かつレアルマドリードのメンバーという世界的にも注目の選手になるかもしれません！今後の活躍にも期待したいですね。