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ヘイトスピーチで刑事罰!侮辱された少年の実名やプロフィールは?

ネット上の匿名のヘイトスピーチで初めての刑事罰となった事件です。科料9000円ということで罪に対して金額が低すぎるということ、また犯人が60代男性だったことからもネット上では驚きの声が上がっています。侮辱された少年の実名とプロフィールについて調べてみました。

ネットヘイトスピーチ侮辱罪の概要

引用:https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/twitterIMGL4254_TP_V.jpg

インターネット上で侮辱する「ヘイトスピーチ」に初めての刑事罰です。裁判所は匿名のブログで15歳の少年の実名を晒して、在日韓国・朝鮮人への差別的な投稿をした人物を侮辱罪で処罰しました。

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3575685.htm?1547687108724
略式命令を受けたのは「写楽・・・支那・韓国朝鮮の真実『写楽』ブログ 日本が大好きでアンチ&排除支那韓国朝鮮ブログ」(タイトルは当時のもの)の管理人です。 これは当時のブログ名で、現在は変更されています。
きっかけは2018年に少年が参加した神奈川県川崎市で開催された音楽イベントの地元の新聞記事です。 在日コリアンにルーツのある少年は実名で取材に応じ、人種差別に反対する考えを述べました。 そのことを悪用され、ブログに実名を晒されてしまったのです。
ブログ上で少年の実名をあげ「如何にもバカ丸出しで、面構えももろチョーセン人面」「見た目も中身ももろ醜いチョーセン人!!!」と記載していました。 少年の本名、プロフィールについて調べましたがネット上からは既に削除されていました。

少年側は同年2月から4月にかけて、ブログ管理会社やプロバイダに対して、発信者情報開示請求をおこなって、ブログ主を割り出した。書面を送ったところ、「侮辱する意図で記事を作成したものでもございません」と回答があったため、同年7月、川崎警察署に侮辱罪で告訴状を提出。男性は同年10月、侮辱罪で書類送検されていた。

https://www.bengo4.com/internet/n_9115/

ヘイトスピーチとは?

引用:https://www.instagram.com/p/BVGLSOOBbAg/
ヘイトスピーチとは、文字通り「憎悪にもとづく発言」のことです。 特にインターネット上で発信されることが多く人種、国籍、宗教、外見を差別した発言全般を指します。 ヘイトスピーチは世界中で規制の動きが取られる中、日本は遅れをとっていました。 今回ネット上で匿名のヘイトスピーチが初めて刑事罰になったことは、一歩前進といったところでしょうか。
勇気ある少年の行動によって初めての刑事罰となりましたが、いまだインターネット上では心ない差別発言が野放しになっている状況です。

ネットの声「66年生きてこの行動…」「醜いのはお前だ」

「66才のオッサンが中学生にやることなの?」 「66歳のおっさんが何をやってるんだか…悲しくて泣けてくる」 「60歳代男が15歳の少年に…って。孫程の少年にヘイトスピーチするなんて恥ずかしくないの?」 年齢が上にもかかわらず、少年に対して悪意溢れるヘイトスピーチを行ったということで、ネット上では怒り、呆れの声が多く上がっていました。

まとめ

以上、ヘイトスピーチで少年を侮辱した投稿者に初の刑事罰がくだった事件について、世間の認識をまとめました。 少年の実名、プロフィールは既に削除されていました。 少年の勇気ある行動によって、今回初の刑事罰となりましたが科料が9000円と低すぎることから「これくらい払えば逆にヘイトスピーチできちゃうって認識が広がらなければいいけど…」という懸念の声もありました。 インターネット上の発言は匿名の場合個人の特定が難しく、被害者は泣き寝入りをしているのが現状です。

「(少年は)自分はどう思われてしまうのだろうと。これは一生、消えないんじゃないかという。そういう苦痛を味わっています」(少年の代理人 師岡康子弁護士)

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3575685.htm?1547687108724
少年の痛々しいコメントに、ネット上では怒りの声が多く上がっています。 現状に合った早急な法整備、またヘイトスピーチには厳罰を求めていきたいと思います。