滝田栄の今現在やプロフィールまとめ！仏像彫刻が話題？殺陣？

滝田栄（たきたさかえ）さんは、1950年12月5日生まれの現在68歳。千葉県印西市の出身で、身長1854㎝、血液型はB型です。滝田栄さんの学歴は、中央大学文学部仏文科（夜間部）を中退しています。滝田栄さんは高校時代は山岳部で山登りに熱中しており、高校卒業後、いつかフランスの山へ登りたいという気持ちが強かったことから、昼間はアルバイト、夜間は大学に通っていたそうです。この頃は俳優になりたいとは思ってなかったようですね。

また滝田栄さんの趣味や特技は、陶芸、仏像彫刻、料理、抜刀術（戸山流四段）だそうです。また滝田栄さんの兄は、成田高校陸上部の元監督で、有名な選手のマラソンの増田明美選手、ハンマー投の室伏広治選手を育てたと言われている名監督のようです。しかしその兄は、年齢55歳の時に癌で亡くなっています。

滝田栄さんは、成田高等学校を経て、中央大学文学部仏文科（夜間部）を中退しています。学生時代は特に役者を目指してはいなかったようです。そんな滝田栄さんが役者になったきっかけは大学一年の時で、1970年安保でほとんど授業はなく、暇で銀座をブラブラしていた時に、たまたま劇場で「アラビアのロレンス」を観ました。そこでとても感動し、そのことを友人に話したら、「君は俳優になるべき。君は文学座だ」「作文の試験には杉村春子さんの芝居に感動して役者を目指しました、と書いたら合格するから」と強く言われ、文学座の試験を受けたそうです。そして見事合格。その後文学座の養成所を経て、劇団四季に入団しました。

劇団四季では、「王様の耳はロバの耳」では王様役、「ジーザス・クライスト・スーパースター」ではユダ役などを務め瞬く間に有名な役者となりました。そして1981年に劇団四季を退団。その後はテレビドラマや映画などで活躍する俳優となりました。滝田栄さんはデビュー当時は、俳優の加藤剛に瓜二つといわれ、業界の関係者からもよく顔を確認しないと分からない程だったそうですよ。 1983年、『徳川家康』で主役の徳川家康を演じたことで全国的な知名度を上げます。

草燃える（1979年）、おんな太閤記（1981年）、徳川家康（1983年）、春の波涛（1985年）、信長 KING OF ZIPANGU（1992年）、八代将軍吉宗（1995年）、元禄繚乱（1999年）、なっちゃんの写真館（1980年）、曠野のアリア（1980年）、 マリコ 前篇・開戦前夜 後編・二つの祖国、父の国、母の国（1981年）、文吾捕物帳（1981年）、雄気堂々・若き日の渋沢栄一（1982年）、芙蓉の人（1982年）、ザ・サスペンス 松本清張の内海の輪（1982年）、愛を裁けますか（1982年）、大江戸神仙伝（1985年）、坂本龍馬（1989年）、巌流島 小次郎と武蔵（1992年）、柳橋慕情（2000年）、必殺スペシャル・新春 大暴れ仕事人! 横浜異人屋敷の決闘 、必殺スペシャル・春 勢ぞろい仕事人! 春雨じゃ、悪人退治 、必殺スペシャル・秋! 仕事人vsオール江戸警察、必殺仕事人・激突!、必殺スペシャル・新春 せんりつ誘拐される、主水どうする? 江戸政界の黒幕と対決!純金のカラクリ座敷、Dr.クマひげ、日本名作ドラマ 智恵子抄、火曜サスペンス劇場 絆（1996年）、火曜サスペンス 劇場天使の居場所（2000年）、火曜サスペンス劇場 妻殺し（2001年）、日本テレビ報道ドラマスペシャル オウム対警察史上最大の作戦（2004年）、唐招提寺1200年の謎〜天平を駆けぬけた男と女たち （2009年）などがあります。

春来る鬼（1989年）、撓不屈（2006年）

ジーザス・クライスト・スーパースター、レ・ミゼラブル、南太平洋。

滝田栄さんの代表作と言えば、1983年に放送されたNHK大河ドラマ「徳川家康」です。滝田栄さんは主演の徳川家康役を演じ話題になりました。徳川家康の当初のイメージは小柄で丸顔、やや小太りというイメージがあったため、それに見合うキャスティングをされていたそうです。しかしそのイメージに縛られなくてもよいのでは？という考えから、従来の徳川家康のイメージに最も近くない俳優であった滝田栄さんに決定したようです。

滝田栄さんは徳川家康という役をしたことについてコメントをしています。「大河ドラマはそれまで何本か出てきましたけど、目一杯やれるので参加できるだけで嬉しかった。ただ、主役は歌舞伎の方や劇団トップの方とか、血統書付きの方がやるもので、僕には縁のない世界だと思っていました。「内海の輪」というドラマのロケ先に電話がかかってきたんです。「大河の主役をやってほしい。徳川家康です」と。最初はからかわれていると思いました。」とコメントしています。この役を引き受けたことが、滝田栄さんの役者人生の岐路だったのかもしれませんね。

「必殺仕事人」（ひっさつしごとにん）という言葉を聞いたことがあるという方はほとんどいると思います。必殺仕事人とは、TV連続時代劇必殺シリーズの中の1作品およびその続編や単発スペシャル、また映画など派生作品のことを言います。テレビドラマなど映像作品が基本ですが、パチンコ・スロット台など関連商品も多く発売されています。ちなみに2018年2月時点では、全必殺シリーズ中「必殺仕事人」関連作品で全44作品が制作されているそうです。必殺仕事人のシリーズはテレビ放送でもとても長い期間続いている大ヒット時代劇です。

滝田栄さんは必殺仕事人の必殺シリーズの中では、山田朝右衛門という役を演じ、その演技が話題となりました。

滝田栄さんは大河ドラマの出演など多く、時代劇にはかかせない俳優です。滝田栄さんを調べていると、殺陣（たて）がスゴイ！という情報が多くありました。そもそも殺陣とは何のことでしょう。殺陣とは、演劇や映画、テレビドラマで俳優が格闘シーン時に素手素足もしくは武器を用いた演技を指す用語の事を指します。時代劇で戦うシーンというのはかかせないですよね。そのシーンの技が殺陣と言われています。

滝田栄さんも時代劇に出演しているのでもちろん殺陣を披露することは多いです。滝田栄さんの殺陣の演技がとてもかっこよく、動きもとても目を引くような演技なので、一部ではとても有名になっているようですね。

さて、続いては仏像彫刻家ということについてです。実は滝田栄さんは俳優の傍ら、仏像彫刻家としても活躍されています。仏像彫刻とはその名のとおり、仏像を彫刻する芸術家のことです。

滝田栄さんは、1994年の43歳の時から仏像彫刻をするようになったそうです。そのきっかけとなったのが、2年前に亡くなった自分の母親を供養するために観音菩薩を彫ったそうです。そしてその後も、ご家族や親しい人たちが亡くなるたびに仏像を彫り続けているようです。また自分の父親が亡くなられた時には、母親の時よりも少し大きい観音菩薩を彫り、兄が亡くなった時には不動明王を、また、東日本大震災の被災地の気仙沼には、地蔵菩薩を彫って贈られたことも有名です。現在も仏像彫刻を続けていて、八ヶ岳にアトリエを構えて活動しているようです。

滝田栄さんは芸能界デビューした当初の若い頃から加藤剛さんに似ていると言われています。加藤剛さんは滝田栄さんと同じく日本絵を代表する人気俳優で、「大岡越前」や「暴れん坊将軍」などにも出演していました。確かに画像を見るとお二人は似ていますね。年齢は少し違うものの、おそらく若い頃はもっと似ていたのではないでしょうか。

加藤剛（かとう ごう）さんは、1938年2月4日生まれ。2018年6月18日、80歳で死去されています。加藤剛さんの本名は加藤 剛（かとうたけし）さんと言うそうで、漢字は芸名と同じですが名前の読み方だけ異なるようですね。身長は173cm、体重70kg、俳優座に所属していました。

滝田栄さんの若い頃の画像を紹介したいのですが、あまりわかりやすい若い頃の画像が見つかりませんでした。ただ、現在もとてもかっこいい男性なので、若い頃もさぞかしイケメンだったことでしょう。

滝田栄さんは若い頃からドラマや舞台以外に、CMなどでも活躍されています。最近では仏像彫刻の活動も忙しいようですので、若い頃のようにCM出演や俳優業は減ってきたのが少し残念ではありますね。

以上、滝田栄さんについてのプロフィールや出演作品、また若い頃の画像などについて調査しましたが、いかがでしたでしょうか？

滝田栄さんは現在、俳優業の傍ら仏像彫刻家としての活動を主にしているということがわかりましたね。今後はまた若い頃のように時代劇で殺陣を披露することがあるのか気になります。滝田栄さんの今後の活躍にも期待していましょう！