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ワセリンの効能や効果は?美容効果もあるワセリンの使い方まとめ
ドラッグストアなどで簡単に手に入るワセリン。実はとてもたくさんの使い方や効能があること、ご存知でしたか?ワセリンは値段も安いのでひとつ持っていて損はないですよ。この記事では、女性に嬉しい美容効果もたくさんあるワセリンの効果や効能などについてご紹介します。
ワセリンには効能がたくさんあるってほんと?
ドラッグストアなどで、ワセリンを見かけたことのある人も多いのではないでしょうか。ワセリンにも色々な商品があって、有名な「ヴァセリン」や赤ちゃんのお肌にも使えるものなどさまざまですよね。
そんな私たちの身近にあるワセリンですが、使い方をよく知らないという人も多いのではないでしょうか。実はワセリンは、美容に敏感な女性の間で「プチプラなのに美容効果がすごい!」と話題になっているんですよ。
この記事では、美容効果も豊富なワセリンの使い方、ワセリンの種類と選び方などをご紹介します。ワセリンのことが気になる!という人はぜひ読んでみてくださいね。
ワセリンってなにでできてるの?
ワセリンはお手頃価格で手に入りますが、安かろう悪かろうでは美容効果は望めませんよね。ワセリンはなにでできているのでしょうか。
ワセリンの原材料は石油です。原材料が石油と聞くと、ガソリンや灯油などをイメージして、お肌に悪いのでは?と思ってしまいますよね。
しかしワセリンは、石油を精製し、そこからさらに不純物を取り除いてできているので、お肌に安心して使えるものになっているんですよ。お肌が特に弱い方などは、含まれている不純物がより少ないワセリンを選ぶとより安心できるでしょう。
ワセリンの種類は?
ワセリンは、精製度や不純物の量によって種類分けされています。種類は黄色ワセリン、白色ワセリン、プロペト、サンホワイトの4種類があります。
黄色ワセリンがいちばん精製度が低くて不純物を多く含んでいて、黄色ワセリン、白色ワセリン、プロペト、サンホワイトの順番に精製度が高く、含まれる不純物の量は少なくなります。
黄色ワセリンは精製度が低くて不純物が多いといっても、それはワセリン同士を比べたときの話です。お肌に使っても問題ない範囲内なので安心してくださいね。お肌の弱い人や敏感肌の人は、精製度が高く不純物の量が少ない、プロペトやサンホワイトを選べばより安心して使えますね。
【美容効果も!ワセリンの効能と使い方①】リップクリームとして使う
唇の保湿のためにリップクリームを使っている人は多いですよね。ワセリンは、リップクリームの代わりに使うこともできるんですよ。
ワセリンを唇に薄く塗ることで、リップクリームと同じように唇の保湿をしてくれるという効能があるんです。塗りすぎると、揚げ物でも食べたかのように唇がテカテカになってしまいますから、くれぐれも塗りすぎには注意してくださいね。
また、ワセリンはそのほかにも唇のパックとしての効能や、口紅と混ぜてグロスを作るなんて裏技もあるんですよ。唇パックは唇を温めてからワセリンを塗り、その上からラップをして待つだけなので簡単ですよ。
【美容効果も!ワセリンの効能と使い方②】まつげ美容液として使う
市販のまつげ美容液って高価なことが多いですよね。でもワセリンなら、高価なまつげ美容液を買わなくても、まつげを伸ばしたり、太くしたりする効能を得ることができるんですよ。
まつげ美容液としてワセリンを使う方法は簡単です。まつげの生え際あたりにワセリンを薄く塗るだけです。このとき、はやくまつげを伸ばしたいからといってワセリンを塗りすぎると、目に入ってしまったりすることがありますので注意してくださいね。
ワセリンをまつげの根元に使うとまつげが長くなったり濃くなったりするのは、ワセリンを体が異物と認識し、異物が目の中に入らないようにまつげを伸ばしたり、濃くしたりすることで目を守ろうとするからなんです。
【美容効果も!ワセリンの効能と使い方③】お肌の保湿や毛穴ケアに使う
ワセリンを化粧水などでスキンケアをしたあとに顔全体に薄く塗ると、化粧水であたえた水分を、お肌から逃さずに閉じ込めることができます。
また、ワセリンを顔に塗っていれば、顔に埃などがついたときにも埃からお肌を守ってくれます。ワセリンのおかげで外からの刺激による肌荒れを防ぐことができるのです。
ワセリンは毛穴ケアにも効果的です。ワセリンを使った毛穴ケアのやり方は、ホットタオルで鼻を温めるなどして毛穴を開き、そこにワセリンをたっぷりめに塗ります。そしてそのまましばらく放置するだけ。夜にする場合は、そのまま寝てしまっても構いません。早い人だと2〜3日で毛穴がすっきりしますよ。
ワセリンは、顔だけでなく他の部分に使うのもおすすめです。膝や肘などの乾燥しやすい場所や、手荒れなどに効果的です。乾燥しがちな場所に塗れば、その部分の皮膚を柔らかくしつつ保湿もしてくれますし、ワセリンは水を弾くので、手荒れに塗っておけばそのあと水仕事をしても痛くありません。
【美容効果も!ワセリンの効能と使い方④】メイク落としとして使う
ワセリンは油分がほとんどを占めますから、メイク落としとして使うことができます。ワセリンには保湿成分もありますから、お肌に優しいメイク落としなんですよ。
やり方は簡単です。まずワセリンを顔に塗り、メイクとなじませます。なじんだらコットンやティッシュなどで優しく拭き取るか、お湯で洗い流します。そして最後に洗顔をするだけ。
洗顔フォームなどで洗顔をしないと、メイク汚れを含んだワセリンが顔に残ってしまい、肌荒れにつながることがありますのできちんと洗顔してくださいね。
また、ワセリンはメイク直しのときにもおすすめです。メイクを直したい部分にワセリンを綿棒などで塗って拭き取ってから、メイクを直すだけで、とても綺麗にメイク直しをすることができるんですよ。
ワセリンの副作用がきになる!副作用はないの?
嬉しい美容効果をたくさん紹介してきたワセリンですが、その副作用も気になってしまいますよね。ワセリンに副作用はあるのでしょうか。
結論から言うと、ワセリンに日常生活の範囲内での副作用はほぼありません。たまに、「ワセリンの副作用でシミができた」「ワセリンを使ったらその副作用でニキビができた」という人がいますが、これはワセリンの正しい知識を得ることで防ぐことができるので、副作用と呼ぶほどのものではありません。それでは説明していきますね。
ワセリンで油焼けする?
ワセリンを使っている状態で紫外線を浴びると、シミができたり、色素沈着を起こしてしまう“油焼け”が起きる、と聞いたことのある人もいるのではないでしょうか。実はこれは、昔に使われていた精製度が低いワセリンを使うと起こる症状なのです。
そのため、現在作られている中でいちばん精製度が低いワセリンである黄色ワセリンでさえ、日常生活レベルの紫外線を浴びたくらいでは油焼けしないようになっているんですよ。
ですが、海水浴などの長時間紫外線にさらされる状況の場合は、使うワセリンはより精製度が高い白色ワセリンやプロペト、サンホワイトなどにした方が安心かもしれませんね。
ワセリンでニキビができたりかぶれたりする?
ワセリンは、安く手に入ってさまざまな用途に使える便利なものですが、使い方には気をつけましょう。正しい使い方をすることが大切です。
たとえば、お肌が弱っている状態の人や敏感肌の人が精製度の低いワセリンを使ってしまうと、肌荒れを起こしてしまったりすることもあります。お肌が弱い人は、なるべく純度の高い白色ワセリンやプロペト、サンホワイトを選ぶようにしましょう。
また、脂性肌の人や皮脂の過剰分泌が原因でニキビができている人がワセリンを使ってしまうと、顔の油分が過剰になりすぎてしまうことになります。そのせいでニキビがひどくなったりすることも考えられますので注意してください。
白色ワセリンがおすすめ!白色ワセリンの特徴や使い方は?
白色ワセリンは、黄色ワセリンよりも精製度が高く、含まれる不純物の量が少なくなっていますので、黄色ワセリンと比べると少しお値段は高いです。
白色ワセリンくらい純度が高いワセリンになってくると、医療機関で処方されるものもあり、敏感肌の人でも安心して使うことができるものが多いことが特徴です。
また、白色ワセリンは手で直接とらないようにしましょう。せっかく純度を高めてあるワセリンなのに、手でとることによってワセリンの中の不純物を増やしてしまうことになります。
使うときに覚えておくといいのは、ワセリンを手の体温で温めてから使うということです。ワセリンは温まるとテクスチャーが柔らかくなって塗りやすくなります。
ワセリンを上手に使ってもっとキレイになろう!
この記事では、ワセリンの美容効果や使い方、副作用についてなどをご紹介しました。ワセリンは安く手に入りますし、美容効果も絶大です。1つポーチの中に入れておけば、いろんなところで大活躍してくれそうですよね。
あなたもワセリンを上手につかって、今よりもっとキレイになりませんか?