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目の下のニキビは赤か白かで原因・対策が変わる!かゆみがあったら?
目の下のニキビで悩んだことはありませんか?目の下のニキビはアイメイクの度に気になって肌悩みの種になってしまいますよね。ニキビの予防や対策をするにはニキビの種類と原因を見極めることが大切です。色や状態、かゆみは?正しい対策を知りニキビのない美肌を目指しましょう。
【目の下のニキビ】
目の下にニキビができて気になってしまった女性は多いのではないでしょうか。目の下のニキビはなぜできてしまうのでしょう。ニキビができる原因は、ニキビの種類によっても違います。また、内臓に原因があることもあるので目の下にニキビができた場合は早めの対応が必要になります。
そして、目の下は顔の中でもとくに皮膚が薄くデリケートな部分なので、ニキビができてしまつたらニキビをいじってしまうと跡になりやすく悪化しやすいので、自己判断でなるべくいじらないことが大切です。
【目の下のニキビ】白いニキビ
ニキビの種類は、色で見分けることができます。まず、白いニキビについてですが、白いニキピは毛穴に皮脂が詰まって排出されないことが原因です。白ニキビはニキビの中でももっとも出来やすいニキビで、正しい洗顔ができていない場合に目の下などにできてしまいます。
白いニキビをよく見てみると毛穴が白く詰っていることがわかります。しかし、この白いものを手で無理に押し出そうとするのはニキビを悪化させたり、跡を残してしまう原因になるのでさけるようにしましょう。
【目の下のニキビ】黒いニキビ
目の下の黒いニキビは、もとは白いニキビが悪化したものがほとんどです。毛穴に皮脂が詰ることで白いニキビができますが、これを放置したことから毛穴の皮脂とメイク汚れなどが混ざりあい、酸化して黒くなったものが黒ニキビとなります。
ニキビが白いものや黒いものは、簡単に言えば「毛穴の汚れ」なのでまだ痛みなどはなく、洗顔やクレンジングを正しく行えば早めに治るものが多いことが特徴です。そのため、白ニキビや黒ニキビを予防するためには、日ごろから正しい洗顔やクレンジングを行うことが大切です。
【目の下のニキビ】赤いニキビ
目の下に赤いニキビができてしまったとしたら、ニキビがかなり悪化しているという可能性が高くなります。赤いニキビは、はじめは白かったり黒かったりしたニキビが、毛穴の中で「アクネ菌」という細菌を繁殖させ、赤く炎症を起こしてしまっているものです。
誰の肌にも、少なからず「アクネ菌」と呼ばれる常在菌があります。アクネ菌というと、すぐにニキビを作りあげてしまうと考える方も多いですが、アクネ菌は普段肌の上にある分には何も悪さはしません。でも、空気が入らず、脂肪が多い場所では住みつく習性があり、住み着いてしまうと肌に炎症を起こしてしまいます。そうして赤く炎症を起こしたものが赤ニキビとなります。
ニキビが赤くなったものは、指でさわったりするとさらに悪化し、跡に残る可能性が高くなります。そのため、早めにニキビ薬などで治療することがすすめられています。
【目の下のニキビ】黄色いニキビ
白いニキビが酸化して黒ニキビになり、アクネ菌を繁殖させて炎症が起きたものが赤ニキビです。そして、赤ニキビを放置したままにしておくと、さらに炎症が悪化してしまいます。そこで、膿がたまってしまったものが黄色いニキビになります。膿とは、肌が炎症を起こしたときに細胞が化膿してできるもので、ニキビの炎症がそうとう進んでしまった状態です。
黄色いニキビは膿が出ていることで気になり、触ってしまう人が多くいるようですが、黄色いニキビを触ってしまうと手についた細菌でさらに悪化させてしまったり、爪で傷がついてしまったりとニキビを治りにくくしていまう原因になります。
ニキビが黄色くなり、膿が出てしまったものは決していじらず、ニキビや薬での治療が必要になります。
【目の下のニキビ】紫のニキビ
ニキビが紫になったものは、黄色いニキビよりもさらに炎症が進んで、膿と血が混じってしまったものです。簡単に言えばアザのようになったしまったもので、皮膚も硬くゴワゴワしている状態です。そのため、ニキビの中では一番治りにくくなってしまったものといえます。
黄色いニキビが紫色になってしまうのは、普段から体が冷えていたり血流が悪くなっている人に多く見られるようですので、普段から体を温めたり、適度な運動で血流を良くすることが予防にも繋がります。また、紫色のニキビができてしまったら、跡を残さないためにも早めに皮膚科に行くことがすすめられています。
【目の下のニキビ】かゆみがあったら?
目の下にニキビができたとき、かゆみがあることはありませんか?ニキビにかゆみがでる原因は、乾燥していることがほとんどです。肌には、バリア機能といわれるものがあり、皮脂膜といわれる薄い膜で覆われています。しかし、肌が乾燥して水分量や油分量が低下するとその皮脂膜が破壊されて、肌のバリア機能が壊されてしまうため、そこからチリやホコリが入りこみ、かゆみとなってしまいます。
また、かゆみがあるニキビは、アクネ菌以外の菌が繁殖していることも考えられます。それは、何気なくニキビを触ってしまったときに手に付着していた菌がニキビに移り、その雑菌が毛穴に入り込み、炎症を起こしているということです。
ニキビができてしまったら、必要以上に触らないように心がけて清潔な状態に導くことが大切になります。また、乾燥が原因でかゆみが出ている場合には、保湿対策を念入りに行いましょう。でも、クリームや乳液などは皮脂の過剰分泌に悪影響になってしまうので、化粧水で水分を多めに与えることがおすすめされています。
【目の下のニキビ】以外な原因が潜んでいるかも!?
目の下は、顔の中でも比較的皮脂の分泌が少なく乾燥しやすい部分でもあります。そのため、皮脂が詰ることで出来るニキビができやすいという人は、ただの毛穴の詰りだけでなく、他に原因が潜んでいるのかもしれません。
目の周りの皮脂が過剰に分泌する原因として考えられるものに肝臓機能の低下や腎臓機能の低下があります。日頃から油っぽい食べ物やお酒を頻繁に摂取していると肝臓や腎臓に負担がかかり続け、目の周りにニキビができでしまうことがあるようです。そのため、普段からニキビの予防や対策をこころがけているのに、頻繁に目の周りにニキビができてしまうという人は、1度病院で診察を受けた方が良いでしょう。
【目の下のニキビ】稗粒腫の可能性も!?
ニキビの対策をしているのになかなか治らないニキビのようなものがある場合は、ニキビではなく稗粒腫(はいりゅうしゅ・ひりゅうしゅ)といわれるものかもれません。稗粒腫とは、皮膚の表面にできた小さな角質の塊です。この稗粒腫は、痛みもないために気づきにくいものですが、自然とは治りにくく、いつも肌が盛り上がっているため、気づけば肌悩みの種になります。
稗粒腫は、毛穴に角質がたまってしまったときに押し出そうとして肌が生まれ変わろうとしますが、なかなか角質が押し出されないことで、角質が停滞してニキビのようになってしまうものです。稗粒腫は体質にもよりますが、日頃から角質がたまらないようにしっかりと洗顔をすることが大切です。また、稗粒腫かな?と思ったら、皮膚科や形成外科を受診することもおすすめされています。
【目の下のニキビ】予防と早めの対策を心がけよう
女性は、とくにアイメイクに力を入れている方も多く、目の下のニキビは悩みの原因になってしまいますよね。また、肌全体のニキビもそうですが、目の下のニキビも種類によって対策が違ってきます。そのため、自分のニキビの種類を見極めて正しい対策や予防をすることが大切ですね。
日頃から、ニキビ予防やニキビ対策は必要ですが、もしニキビができてしまったら、早めに対処することが治りやすいことにも繋がり、跡も残りにくくなります。ニキビは日頃からの予防と早期発見が大切ですね。