離人症経験のある芸能人・有名人
離人症とは?
離人症とは文字の通りに自分は自分であることに間違いはないのに、あるとき急に自分が自分として感じられなくなったり、これまでに生きてきた自分が知っている自分とはまったく違って思える、自分が行っている行動や言動に現実味がないなどといったまるで自分がまったく赤の他人に思えてしまうような症状が見られることを離人症といいます。慢性的な離人症は、精神的な傷や長期持続したストレス・不安などに関係しているといわれています。
不安感、抑うつ感に次いで、最も一般的な精神症状であるといわれているのが離人症です。パニック障害などといった不安障害の一部の症状であるといわれている離人症ですが、テレビ内で活躍している芸能人たちの中にも離人症、パニック障害を経験した人たちはいるのでしょうか?辛い神経症である離人症、パニック症状を経験している芸能人たちとはいったいどういった人たちがいるのか、まとめてみました!
離人症経験のある芸能人・有名人まとめ(〜5人目)
1.KinKi Kids 堂本剛
KinKi Kidsとして活動を行っている堂本剛です。堂本剛といえば2017年に突発性難聴にかかってしまい闘病を行っていたということでも大きく注目を集めていました。長年KinKi Kidsとして数々のヒット曲を出し活躍を見せてきた堂本剛ですが、仕事におけるストレスなどが溜まってしまったことが原因でうつ、過呼吸やパニック障害を経験したことがあるようです。
<今の段階では完治するのは難しい状況で。長い付き合いをしなきゃいけないのは確実なんだよね。それは間違いない。ただそうなると、今後自分が作る音楽も変化せざるを得ないだろうね。でも、これをひとつの機会として、おもしろいファンクを作れたらいいなと思っていて。たとえばメロがあるようなないような曲と、サビだけメロがあるような曲とか。だから、どんどんグルーヴ重視の音楽になっていくと思ってる>
https://wezz-y.com/archives/556262.清水富美加
テレビドラマなどに出演しながら女優として活動を行っていた清水富美加です。2017年に今後は宗教法人「幸福の科学」の活動に専念するという理由で芸能界引退を表明していた清水富美加ですが、以前自身のフォトエッセイである”ふみかふみ”に精神状態を擬音語で表している「ぺふぺふ病」という病気にかかっているということを明かしていました。「ぺふぺふ病」という清水富美加の言葉で表された病名の症状ですが、これは自分が自分のようでなくなる離人症の症状が出ていたのではないかと言われているようです。
3.長嶋一茂
プロ野球軍団巨人の名監督である長嶋茂雄の息子として知られている長嶋一茂です。長嶋一茂は以前プロ野球選手として活躍を見せていた姿が印象的でしたが、現在はバラエティ番組などといった数々のテレビ番組に出演しながら幅広いジャンルにおいて持ち前の明るいキャラクターを生かしながら人気を見せています。
テレビに出ているときの長嶋一茂の姿はとても明るく元気なのが印象的となっていますが、以前野球をしていたときには過度なストレスや、父である長嶋茂雄の期待に答えたいという一生懸命な思いなどで精神的にやられてしまい、パニック障害を起こしてしまっています。このパニック障害が原因で長嶋一茂は当時うつ状態になってしまい、死を望んでいる自分自身の声が聞こえるようになるという症状まで出てきている状態となってしまっていたそうです。
4.高木美保
1984年に映画『Wの悲劇』出演で女優としてデビューを果たし、現在はコメンテーター、エッセイスト、農業従事者、タレントとして活動を行っている高木美保です。美人女優として人気を見せ、ドラマや映画だけでなく数々のテレビ番組にも出演しながら活躍を見せていた高木美保ですが、仕事などのストレスが積み重なってしまいパニック障害を引き起こしてしまっています。このパニック障害をきっかけに栃木県に移住しはじめた高木美保は、農業を始めながら農業体験をまとめたエッセー集も出版するなどし、病気を克服しています。
5.円広志
歌手やタレントとして軽快なコメントやトークで人気を見せながら活躍を見せている円広志です。テレビでは元気そうに見えている円広志ですが、以前テレビ局を出てから自身の事務所へ帰る途中に歩くことができなくなり、止まっている自転車の列に突っ込みパニックに陥ってそのまま入院してしまったことがあるそうです。
離人症経験のある芸能人・有名人まとめ(〜10人目)
6.中川家 中川剛
お笑いコンビ”中川家”の兄として知られている中川剛です。テレビではいつもおもしろく明るい姿を見せている中川剛ですが、2002年に『M1グランプリ』初代チャンピオンになる前である1997年ごろに、急に電車に乗ると苦しくなってしまう症状が出てきてしまい、気持ちが不安になってしまうことから、長い間止まることのない特急などといった電車は避けるようにし、普通電車で毎回1駅ごとに乗り降りして仕事場に向かっていたということを明らかにしています。
1990年代の後半ごろに一気にブレイクとなった中川家は、あまりの仕事の忙しさで休みを取る暇もないことから大きなストレスを感じてしまい、精神的にパニック障害を引き起こしてしまったそうです。
7.キーラ・ナイトレイ
2002年に公開されていたサッカー映画『ベッカムに恋して』に出演、日本でも大ヒット映画となった『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのヒロインに抜擢もされ、イギリスを代表とする人気女優としても知られているキーラ・ナイトレイです。キーラ・ナイトレイは22歳のときにいろんな出来事が重なり大きなストレスを受けてしまったことが原因で、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を引き起こしてしまっていたそうです。
8.マーク・パンサー
フランス・マルセイユ出身、ミュージシャン、ソングライター、ファッションモデル、音楽グループ・globeのメンバーとしても活動していることで知られているマーク・パンサーです。芸能界活動を行っていたマークパンサーですが、2003年からはパニック障害の治療と子育てのため落ち着いて生活をすることができる石垣島に移住していました。現在は兵庫県芦屋市に在住しているようです。
9.星野源
現在はアーティストとしての音楽活動だけでなくドラマなどにも出演しながらいろいろなジャンルで活躍を見せている星野源です。テレビに出ていても明るい姿が印象的となっている星野源ですが、以前幼い頃にいじめにあっていたことが原因で精神的に追い込まれてしまい、時間がたってもなかなか症状は治ることがなく、外出もできなくなるほどのパニック障害に陥ってしまっていた時期があったそうです。
いじめの経験が原因で長い間精神的にやられていた星野源ですが、クレイジーキャッツの”だまって俺についてこい”という曲を聞いて、曲中の”そのうちなんとかなるだろう”という歌詞がひびき、この言葉によって長年の精神の病から解放されていったそうです。
10.Sexy Zone 松島聡
2011年に結成されたジャニーズアイドルグループ”Sexy Zone”のメンバーとしてデビューを果たした松島聡です。可愛らしい見た目で天然でちょっぴりおばかなキャラクターが人気を集めている松島聡ですが、昨年2018年に「実は1年前くらいから体調を崩し始め、1カ月前より不調が酷くなった為、受診いたしました。診断結果は突発性パニック障害です」という報告をし自身の体調不良を告白、ファンを驚かせていました。このパニック障害が原因となり、松島聡は活動を休止することとなっています。
離人症経験のある芸能人・有名人まとめ【2019年最新版】 まとめ
離人症・パニック症状を経験している芸能人・有名人はたくさん
いかがでしたか?自分が自分ではないような感覚に陥ってしまい、自分が知っている自分とはまったく違って思える、自分が行っている行動や言動に現実味がないなどといったまるで自分がまったく赤の他人に思えてしまうような症状が特徴的な離人症です。はっきりと離人症だといえる症状が出ている芸能人・有名人たちはあまり見られませんでしたが、離人症と同じように不安症であるパニック障害やうつ病の症状が出てしまった経験のある芸能人・有名人たちはたくさんいることがわかりました。
いつもテレビ内で明るく元気な姿を見せてくれている芸能人・有名人たちですが、仕事上ストレスが溜まってしまったりと精神的にやられることが多々生じてしまうのかもしれません。これからも病気にかかることなく元気な姿で見ている人を楽しませてほしいですね!
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