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パーキンソン病の芸能人・有名人20選まとめ【2019年最新版】

芸能人や有名人が自身の病気を公表することで、その病気の啓発に繋がることがあります。この記事では、パーキンソン病と診断を受けた、パーキンソン病だと言われている芸能人・有名人をまとめました。一体どんな人が、この病気と戦っているのでしょうか。

パーキンソン病ってどんな病気?

パーキンソン病という名称を聞いたことがあっても、どんな病気なのか知っている人は多くないのではないかと思います。一体、どのような症状が出る病気なのでしょうか。
パーキンソン病とは、脳の異常によって、体に不具合が発生してしまう病気です。脳内のドーパミンが十分に作られなくなることで発症してしまう病気ですが、どうしてその現象が発生するのかは分かっていません。
発症するのは、1000人に1人と言われています。決して少なくない数字ですよね。
進行性の病気のため、一度発症したら、ゆるやかでも症状が進行していくと言われています。主な症状は、下記の通りです。

①動作が遅い・少ない・小さい ②手足が震える(振戦(しんせん)) ③筋肉が固まる(筋固縮(きんこしゅく)) ④バランスがとれない(姿勢反射障害)

https://www.kansaiben.jp/2018/07/16/49483
投薬や手術で症状を抑えることは出来るようですが、完治には至っていないようです。今後、より有効な治療法の確立が望まます。
引用:https://www.instagram.com/p/BuacSMHFGp3/

パーキンソン病の芸能人・有名人20選

それではここから、パーキンソン病だと公表している、パーキンソン病だと言われていた芸能人・有名人をご紹介します。

1.落合博満

引用:https://www.instagram.com/p/BsP4RhOhogf/
プロ野球選手、監督として活躍していた落合博満さんは、パーキンソン病ではないかと言われている有名人の1人です。
現役時代はドラゴンズやジャイアンツなどで活躍しており、中日の監督として2004年から8年間、指揮を取っていました。その後は2017年まで中日のGMを務めていましたね。
2012年に顔面神経麻痺で病院に搬送されたのですが、その原因がパーキンソン病ではないかと言われているんです。
落合さん本人は特に発表をしていませんが、病気と戦いながら過ごしていらっしゃるのであれば、無理はしないでいただきたいですね。

2.高島忠夫

引用:https://www.instagram.com/p/BiRNMxDnHjm/
芸能界デビューを果たした後、ミュージカル俳優やタレント、司会業等で活躍し、高嶋政宏さんや高嶋政伸さんの父親としても知られている高島忠夫さん。奥さんは女優の寿美花代さんですね。
有名人一家を築き上げた高島さんですが、1970年代に糖尿病を発症してから、様々な病気と戦ってきました。
1998年には重度の鬱病を発症した後、パーキンソン病、不整脈と向き合い、家族の支えと共に闘病生活を続けています。

3.モハメド・アリ

引用:https://pbs.twimg.com/media/D1CFyanWkAAhZZu.jpg
アメリカ出身のボクサーとして活躍し、2016年に亡くなったモハメド・アリさん。
「蝶のように舞い、蜂のように刺す」というボクシングスタイルで一世を風靡し、ヘビー級史上最速の1人だと言われていました。
引退後、42歳の時にパーキンソン病という診断を受けています。これは、現役時代に受けた頭部へのダメージが原因だと言われています。
その後は闘病生活を送っていましたが、2016年に敗血症性ショックで亡くなりました。

4.マイケル・J・フォックス

俳優として「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズや「摩天楼はバラ色に」「ハード・ウェイ」などで活躍しているマイケル・J・フォックスさん。
彼がパーキンソン病を発症したのは30歳の時です。病気を隠しながら活動を続けてきましたが、1998年に病気を公表した後、2000年以降は俳優業から退いています。
その後、「マイケル・J・フォックス パーキンソン病リサーチ財団」を設立し、病気の研究助成活動を続けています。

5.岡本太郎

引用:https://www.instagram.com/p/ButzcaHnhyK/
芸術家として世界的に活躍していた岡本太郎さん。大阪万博の「太陽の塔」は、あまりにも有名ですね。
1970年代以降はTV番組にも出演しており、「芸術は爆発だ」という名言を残しています。番組で共演した片岡鶴太郎さんの才能を見出したのも岡本太郎さんでした。
晩年も芸術家として勢力的に活動を続けてきましたが、1996年、パーキンソン病による急性心不全で亡くなりました。

6.永六輔

引用:https://www.instagram.com/p/Bk6HBbdlekl/
ラジオパーソナリティ、タレント、放送作家、作詞家など、マルチに活動していた永六輔さん。「上を向いて歩こう」は全世界で愛されている名曲です。
1994年に出版した「大往生」がベストセラーとなり、2008年にはギャラクシー賞45周年記念賞を受賞していましたが、2010年にパーキンソン病を公表。投薬治療を続けてきました。
一時期はろれつが回らないと言われていましたが、投薬の効果でラジオでの会話も滑らかになっていた永六輔さん。2016年に全てのレギュラー番組を降板した後、同年6月に亡くなったことが発表されました。

7.江戸川乱歩

引用:https://www.instagram.com/p/BsOEPn9j-yn/
大正から昭和にかけて、推理作家として活躍した江戸川乱歩さん。「人間椅子」「怪人二十面相」「少年探偵団」など、多くの傑作を世に送り出しています。
戦後は新人発掘にも力を入れており、筒井康隆さんや小林信彦さんを見出しています。
晩年は高血圧、動脈硬化、副鼻腔炎、パーキンソン病を患っていましたが、家族に口述筆記してもらって執筆活動を続けていたそうです。1965年、くも膜下出血により、70歳でこの世を去りました。

8.マサ斎藤

引用:https://www.instagram.com/p/BlSm7fVgonp/
レスリング選手、プロレスラーとして活躍していたマサ斎藤さん。フリーとなってからも新日本プロレスを主戦場に活躍しており、アメリカでも各団体で実績を残していました。
前の東京オリンピックにはレスリングの日本代表として出場しており、プロレスラーとしても選手として、引退後も解説者として活躍していましたね。
2000年にパーキンソン病の治療を受けていることを明かし、2013年には障害者手帳の交付を受けていたことが明らかに。リハビリを続けてきましたが、2018年にパーキンソン病で亡くなりました。

9.山田風太郎

引用:https://www.instagram.com/p/BsRQ6tslRxH/
小説家として、伝奇小説、推理小説、時代小説の3分野で活躍した山田風太郎さん。「魔界転生」や「忍法帖シリーズ」が有名ですね。
様々なジャンルの傑作を生み出してきましたが、白内障や糖尿病、パーキンソン病を患ったことで、執筆活動そのものが困難になりました。
90年代にはパーキンソン病にかかったご自身を語ったエッセイ「あと千回の晩飯」を発表していました。2001年に肺炎で亡くなっています。

10.松村厚久

引用:https://www.instagram.com/p/BtDAYdUnw1j/
株式会社ダイヤモンドダイニングの創業者で、グループの代表取締役社長、グループCEOなどを兼任している松村さん。
外食業界に参入した後、都内を中心に店舗を次々と展開。2010年には業界で初めて100店舗100業態を達成しました。
2015年に、若年性パーキンソン病に罹患していることを公表。今も病と戦いながら世の中を牽引しています。

11.佃公彦

引用:https://www.instagram.com/p/BeaO2t9jc68/
「ぼのぼの君」の作者でもあり、「みんなのうた」のアニメーション製作にも携わってきた佃公彦さん。
2006年末にパーキンソン病を発症し、絵筆が持てなくなるなどから仕事を降板しました。2010年に肺炎で亡くなりました。

12.萱野茂

引用:https://pbs.twimg.com/media/DnFsztGUcAAGrj8.jpg
日本のアイヌ文化研究者として、政治家として、様々なジャンルで活躍してきた萱野茂さん。アイヌ初の日本の国会議員でもあり、アイヌ語による質問を行ったことでも知られています。
2006年、パーキンソン病による急性肺炎のため、療養中の病院で亡くなりました。

13.E・H・エリック

引用:https://www.instagram.com/p/Bi10-HEAw0x/
日本人の父親とデンマーク人の母親を持つハーフタレントとして活躍たE・H・エリックさん。本名は岡田泰美さんです。弟がタレントの岡田眞澄さんですね。
コメディアンとしてデビューした後、マルチタレントとして活躍していました。語学が堪能だったので、ビートルズ来日公演時の司会とインタビューも担当していましたね。
2000年にパーキンソン病で亡くなりました。71歳でした。

14.小森和子

引用:https://pbs.twimg.com/media/CYOUgGEUoAARGOk.jpg
「小森のおばちゃま」の愛称で知られ、映画評論家、タレントとして活躍してきた小森さん。その独特のキャラクターで、テレビでも活躍していました。
晩年にはパーキンソン病や老人性認知症などを患っており、2005年に自宅で亡くなりました。

15.鄧小平

引用:https://www.instagram.com/p/Bn6ZYJLnLsL/
中国の最高指導者として、改革開放や一人っ子政策などを実施してきた政治家です。1978年には日中平和友好条約を結び、日本にも訪れています。
1997年、パーキンソン病に肺の感染の併発で呼吸不全に陥り、92歳で亡くなりました。

16.はしだのりひこ

引用:https://www.instagram.com/p/Bd4jD76gezK/
フォークシンガーとして活躍し、「ザ・フォーク・クルセダーズ」「はしだのりひことシューベルツ」「はしだのりひことクライマックス」などで活動していたはしださん。
2017年に公の場へ姿を見せた際に、パーキンソン病を患っていることを公表。同年12月にパーキンソン病で亡くなりました。

17.モーリス・ホワイト

引用:https://www.instagram.com/p/BtZsTFegTDa/
人気バンド「アース・ウィンド・アンド・ファイアー」のリーダーとして知られているモーリス・ホワイトさん。70年代を象徴するバンドを生み出した人物です。
世界的なミュージシャンとして活躍していましたが、2016年、自宅で亡くなりました。長年に渡ってパーキンソン病を患っていたそうです。

18.グレン・ティプトン

引用:https://www.instagram.com/p/BpYZQjJgUV1/
イギリス出身のミュージシャンで、ヘヴィメタルバンド「ジューダス・プリースト」のギタリストとして活躍しています。
2018年に、10年前からパーキンソン病を患っていることを公表。その後のツアーには参加せず、代役を立てたことでも話題になりました。

19.樋口了一

引用:https://www.instagram.com/p/BgueVbOgICw/
人気番組「水曜どうでしょう」のテーマソングとなった『1/6の夢旅人』で知られ、『手紙〜親愛なる子供たちへ〜』では、2009年の日本レコード大賞優秀作品賞、日本有線大賞有線音楽優秀賞を受賞している樋口さん。
SMAPなどへの楽曲提供でも知られていますが、2009年にパーキンソン病を患いました。今は拠点を故郷の熊本へうつし、病気と付き合いながら音楽活動を続けています。

20.アドルフ・ヒトラー

引用:https://www.instagram.com/p/Bl0GZ3fnLyw/
ドイツの政治家であり、国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)の指導者としてあまりにも有名な彼ですが、パーキンソン病を患っていたと言われています。
最期は自殺でこの世を去った彼ですが、1つの時代を作り上げた政治家として、誰もが知る存在となりました。

パーキンソン病と戦いながら自分の道を生きる人達

パーキンソン病という重い病気と折り合いをつけながら生きる人、生き抜いた人が、芸能人や有名人でも多いことが分かりました。
今後、医療技術の発展によって、より効果的な治療法が確立されることを願っています。