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Category女優
吉永小百合に子供はいる？結婚した旦那（夫）は誰？年齢は？
国民的大女優である吉永小百合さんは70代の年齢ですが、その美しさは衰えを知りません。清楚な女性の代表、吉永小百合さんですが、ご結婚や子供さんは？そうしたことは案外知られていません。ここでは吉永小百合さんのご活躍や、ご結婚と子供さんについてまとめてみました。
【吉永小百合の気になる結婚と子供は？】美貌が衰えない吉永小百合さん
現在73歳という年齢でも、その清楚な上品さ、美しさに衰えを感じさせない女優、吉永小百合さん。健康と美貌を保つ方法は何でしょうか。そして、吉永小百合さんはご結婚されたのか、子供さんはいるのかが気になります。ここではそうした事柄を追いつつ、吉永小百合さんの映画人生をご紹介します。
【吉永小百合の気になる結婚と子供は？】吉永小百合さんプロフィール
吉永 小百合（よしなが さゆり、1945年3月13日生まれ）は、日本の女優、歌手。現在73歳。本名、岡田 小百合（おかだ さゆり）。東京都渋谷区代々木西原町（当時）出身。そのファンは「サユリスト」と呼称されています。1960年代を代表する人気映画女優。10年間で70本以上の映画に出演してきたという功績があります。
紫綬褒章及び文化功労賞を受賞した吉永小百合さん
大学は、早稲田大学第二文学部西洋史学専修卒業、学位は文学士。卒業時は次席の成績。映画デビュー作『キューポラのある街』（1962）、代表作『伊豆の踊り子』『青い山脈』『細雪』『夢千代日記』他多数。紫綬褒章受賞、文化功労者。
【吉永小百合の気になる結婚と子供は？】吉永小百合さんの夫は岡田太郎さん！
吉永小百合さんは、1973年（昭和48年）28歳の時に、フジテレビディレクター岡田太郎氏（後の共同テレビ社長、会長、取締役相談役を歴任）と結婚。15歳も年齢差のある結婚です。岡田太郎さんはフジテレビのディレクターをしていましたが、フジテレビの代表取締役社長にまで登りつめた実力派。しかしこの結婚は、吉永小百合さんの両親から散々反対されました。
15歳年齢差の結婚に両親が猛反対！
吉永小百合さんの実家は大変厳しく、娘に高い理想を持っていました。そこで、15歳も年上の男性、しかも再婚者である岡田太郎氏は「娘の夫に相応しくない」とのことで、猛反対。しかし、吉永小百合さんは親の反対を押し切ってまで、岡田太郎氏とゴールインしたそうです。
美男スター渡哲也さんとの結婚に挫折
岡田太郎氏との結婚以前、吉永小百合さんは当時の美男スターである渡哲也（わたりてつや）さんと交際していました。いずれ結婚するのでは、と世間も期待。そして二人は結婚しようと、吉永小百合さんの両親に報告。しかしその際もなぜか猛反対されました。泣く泣く渡哲也さんと別れた吉永小百合さんはショックで声が出なくなり、その時相談相手に乗ったのが、岡田太郎さんだったそうです。
【吉永小百合の気になる結婚と子供は？】敢えて子供を産まない選択をした吉永小百合さん
岡田太郎さんと結婚後は、子供さんに恵まれなかったのではなく、吉永小百合さん自身が子供を産むことを避けたということです。28歳は、年齢的に妊娠、出産に適齢期。しかし敢えて子供は持ちたくない。それは女優業を続けたいという気持ちがまずあったのかも知れません。女優が妊娠、出産すると仕事を休まなければならない、そして体型が変わったり、老けてしまうというリスクがあります。
実家が破産した少女時代
子供を持たないという吉永小百合さんの気持ちに、旦那様の岡田太郎さんは優しく同意してくれました。女優として一線を走り続ける妻の心を尊重している人だったのです。それに、吉永小百合さんは富裕層のお嬢様育ちだったものの、その家庭は途中で父親が事業に失敗して破産するなど、経済的にゆとりがなくなるという経験を少女時代に味わいました。
【吉永小百合の気になる結婚と子供は？】不安定な子供時代の環境
そこでまだ14歳という年齢で、子供の吉永小百合さんが芸能界で働き、一家を支えるということになったのです。父親は娘のマネージャーとなりました。そして母親は娘の吉永小百合さんに対し、「人間である前に女優であれ」が口癖になったといいます。その重圧感から、吉永小百合さんは「自分は母親から愛されていない」と感じるようになったそうです。
父親は東大法学部卒業のエリートだったが.....
吉永小百合さんの家庭は、親戚に文筆業関係者が多く、まず父親は東大法学部卒業後、外務省嘱託に勤務というエリート。その後、出版社「シネ・ロマンス社」を経営。双葉十三郎氏らと映画ファン雑誌「シネ・ロマンス」を刊行したものの、失敗しました。
叔母は「アムネスティ・インターナショナル日本支部」創設メンバー
また、母方の祖父は、英文出版社の大観社社長の川田友之氏。叔母に『婦人画報』編集長、「アムネスティ・インターナショナル日本支部（国連と協議し合うNGOで難民保護支援、死刑廃止運動、人権擁護活動）」の創設メンバーの川田泰代氏が名前を連ねており、血筋の上では申し分ない家柄なのです。
「母から愛されていない」
しかし、実際に吉永小百合さんが育った家庭は、娘の吉永小百合さん自身にとって不幸なものでした。そこで、結婚して子供を産みながら女優業を続けるには、母親が子育てを支援するという人もいる中、「私は母には何も期待できない」という気持ちもあったようです。
【吉永小百合の気になる結婚と子供は？】母親となる実感が持てなかった吉永小百合さん
そうした家庭で育った吉永小百合さんは、「普通の親と子」の関係が学べないままでした。どう母親と接したらいいのかも分からない。そこで「自分が子供を産んでも、子供と上手く接することができないのでは。自分が母親になるなんて想像がつかない」との気持ちもあったようです。
【吉永小百合の気になる結婚と子供は？】実子がいないからこそ維持できた美貌？吉永小百合さんの美容法とは
また、全ての女性に当てはまるわけではありませんが、子供を産んで家庭に入り、専業主婦となってしまうと、次第と育児と生活の疲れが年齢に表れて、若い頃美人だった女性も老けていくのは自然な流れでしょう。しかし、吉永小百合さんはそうした生活とは無縁で、常に「人から見られている」という女優業を続けてきました。
水泳が好きなアウトドア派の吉永小百合さん！
その「女優としての意識」が吉永小百合さんの美貌を保ってきたのではないでしょうか。また「物静かで穏やかな女性」というイメージとは異なり、スポーツが大好きな吉永小百合さんは、特に水泳を日課としています。いつも水着を持ち歩き、撮影先でも海や川やプールがあれば必ず泳ぐそうです。その健康的な生活が美容法になっているのですね。
【吉永小百合の気になる結婚と子供は？】日本人の母親像第1位の吉永小百合さんー『母と暮せば』2015年
しかし、吉永小百合さんは日本中から「理想の母親像」女優第1位に選ばれています。また、2008年で『母べえ』を演じた際、吉永小百合さんは63歳の年齢でしたが、見事に母親役を演じました。
原爆で亡くなった息子が訪ねて来る『母と暮せば』
2015年、山田洋次監督の『母と暮せば』では吉永小百合さんは既に70歳という年齢。この『母と暮せば』では、嵐・二宮和也（にのみやかずなり）さんが息子役。原爆で亡くなったはずの息子がある日ひょっこりと訪ねて来て、数日間暮らすという物語です。亡くなった息子が現れるというのは嬉しいようで哀しいお話ですね。この作品はスペインでも上映されました。あらすじは以下の通りです。
二宮和也さん画像ーあまりの可愛さに吉永小百合さんも「可愛い！」
1948年8月9日、長崎。助産婦をして暮らす伸子 (吉永小百合) の前に、3年前に原爆で亡くしたはずの息子・浩二 (二宮和也) がひょっこり現れる。伸子は呆然とした。その日浩二の墓の前で「あの子は一瞬の間に消えてしまったの。もうあきらめるわ。」と言ったばかりだったのだ。 「あんたは元気？」そう伸子が尋ねると、浩二は腹を抱えて笑い出した。 「元気なわけなかやろう。僕はもう死んでるんだよ。母さん、相変わらずおとぼけやね。」 その日から、浩二は時々伸子の前に現れるようになった。
http://www.esjapon.com/ja/nagasaki-recuerdos-de-mi-hijo-21061医学生の息子の恋人だった町子の話になると、母は「あんたはもうこの世の人じゃなかやろ。あんたは町子さんを諦めるしかないのよ」と諭します。すると「僕はもう死んでるんだよ」と言った息子は「嫌だ！町子には僕しかおらん！」と必死に抗議し、やはり自分の死を受け入れられない様子を見せます。そんな息子が愛おしい.....切ない人間の情緒を細やかに描く手腕はさすが山田洋次監督ならではのものです。
二宮和也さんに会って「本当の子供みたい！」
この作品で、二宮和也さんと会った時、吉永小百合さんは「本当の子供みたい！」という親しみを感じたということです。長い女優生活の中で、時折子供を産まなかったことを後悔していたと言いますから、その気持ちが反映されたのかも知れません。二宮和也さんは、大女優・吉永小百合さんとの共演で、緊張したそうです。
【吉永小百合の気になる結婚と子供は？】主演通算120本目の『北の桜守』2018
今年2018年3月公開された、吉永小百合さん主演120本目である『北の桜守（さくらもり）』では、樺太に住んでいた女性が、子どもたちを連れて、終戦の年、命からがら引き揚げる姿を描いています。この作品は吉永小百合さんの「北の三部作」（『北の零年』（05年）『北のカナリアたち』（12年）に続く）の最終章と言われています。
太平洋戦争が終結したかと思いきや、旧ソ連軍の侵攻によりサハリン（旧樺太）を追われ、息子たちを連れて北海道・網走へとたどり着いた“江蓮（えづれ）てつ”の果てしなき大河のごとき人生。本作で彼女は、30代後半から60代後半までを演じ切っている。
https://movie.smt.docomo.ne.jp/article/1108247/ここでも、子供を産まなかった吉永小百合さんは見事な母親役を演じ、「『この作品が女優として最後になるかもしれない』と当初思ったけれど、撮影が全て終わると『まだまだ女優をやりたい』という気持ちが更に強くなりました」と語っています。
【吉永小百合の気になる結婚と子供は？】DINKS 夫婦戦後第1弾だった吉永小百合さんの結婚
21世紀の現在の日本では、30代夫婦で「DINKS＝ Double Income No Kids（2収入、子供なし）」の生き方を選択する世帯が360万世帯を超えました。1980年代後半に増加した、共働きで子供を意識的に持たない夫婦の姿は、当時は斬新に見えました。吉永小百合さん夫妻は、結婚して子供が生まれるのが当然だった1973年にはかなり珍しいタイプだったことでしょう。
高齢の夫・岡田太郎さんの健康を気遣う吉永小百合さん
夫である岡田太郎さんは、15歳年上です。一時、肝臓を患い、危篤状態になったということで、その際には吉永小百合さんが必死で看護したといいます。旦那様はその後、健康を持ち直しましたが、もう88歳。旦那様の体を気遣いつつ、吉永小百合さんは夫の好物のお味噌汁やお漬物を欠かさず手作り。夫に長生きしてほしいと、子供がいない夫婦二人暮らしを大事にしています。
まとめ：女優業を貫いてきた吉永小百合さんの輝かしい人生
若い頃に恋人・渡哲也さんと別れ、その時に優しく話を聞いてくれた岡田太郎さんに心を開いた吉永小百合さん。そして生涯共にと、旦那様と二人で歩んで来ました。スポーツ好きで積極的な女優の妻を、寛大な心で見守る旦那様。子供さんがいなくても、そこには貴重な人生を共に手を繋いで来たという夫婦愛があります。吉永小百合さんの女優としての大成には、一重に旦那様の存在、旦那様である岡田太郎さんの精神的支えがあったに違いありません。