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菅井きんの死因は？昔から現在の年齢までの軌跡＆家族情報総まとめ！

2019/02/05

日本を代表する名脇役・菅井きんが死去！死因は何だったのでしょうか？また、家族構成は？昔から現在まで数多くのドラマや映画に出演した菅井きん。今回は女優・菅井きんの死因、家族構成、出演作など昔から現在までの活躍を調べてみました。

菅井きんのプロフィール

【本名】佐藤キミ子【生年月日】1926年2月28日【出身地】東京都新宿区【身長】155cm 【血液型】B型

菅井きんの昔～女優になるまで～

菅井きんは東京府東京市（現在の東京都新宿区）で誕生しました。第二次世界大戦の終戦直後まで、文部省総務課・東京帝国大学の学生課で事務職員をしていました。しかし、役者の夢をあきらめることはできませんでした。菅井きんは劇団俳優座に入団し、舞台に立つようになりました。

事務員を辞めて女優になりたいことを父親に相談しました。父親は「女優は美しい女性がなるものだ」と反対されてしまったそうです。父親は1971年ごろに死去しています。生涯、菅井きんの舞台を見ることはありませんでした。

その後、転機が訪れます。新劇時代に映画監督にスカウトされた菅井きん。 1951年に「風にそよぐ葦」で映画女優デビューを果たしました。

菅井きんは昔から現在まで大活躍！

菅井きんは女優デビュー以降、多くの映画やドラマに出演しています。現在は日本のドラマや映画には欠かせない「名脇役」となりました。代表作はドラマ「必殺シリーズ」「太陽にほえろ！」「七人の女弁護士」「家なき子」「おみやさん」「功名が辻」、映画「どですかでん」「お葬式」「ぼくのおばあちゃん」などです。

【菅井きんの出演作】あの超有名ドラマにも出演！

菅井きんは昔から現在まで、数多くのドラマに出演しています。誰もが知っている超有名にも出演し、欠かせない存在でした。菅井きんが出演しているドラマをご紹介します！

家なき子

「家なき子」は1994年、1995年に放送されたドラマです。 1994年には劇場版も公開されました。「家なき子」は家庭内暴力を受けている小学生の少女が主人公です。過酷な環境に負けず、困難に立ち向かう生き様を描いた物語です。当時12歳だった安達祐実が出演し話題となりました。「同情するなら金をくれ！」のセリフは流行語大賞にも選出されました。シリーズ第1作の平均視聴率は24.7%、最高視聴率は37.2%を記録する大ヒット作品に。

また、シリーズ第2作も平均視聴率22.5%、最高視聴率31.5%を記録。ヒットの一方で、いじめや暴力シーンが批判を呼びました。菅井きんは窃盗団の田畑光江を演じました。この役はかなり強烈だったため、話題となりました。

酒浸りで暴力的な養父、重病で入院中の実母。そして貧しい暮らしを理由に同級生たちから冷たい視線を浴びせられる日々を送っていた相沢すずは、歩み寄ろうとする担任教師の片島智之に反発。同時に母の手術費用を捻出するため、盗みなどに手を染めていく。ある日、一時帰宅をした母に暴力を振るった養父を殺害しようと、自宅アパートに放火するという事件を起こす。以降、すずは波瀾に満ちた人生を歩みながらも、不遇な現実に立ち向かっていく。

https://ja.wikipedia.org/wiki/家なき子_(1994年のテレビドラマ)#あらすじ

必殺シリーズ

1973年、ドラマ「必殺シリーズ」の「必殺仕置人」に出演。主要人物の中村主水をいびる姑・中村せんを演じました。菅井きんは「必殺シリーズ」に欠かせない存在に。また、同ドラマへの出演がきっかけで、現在の「名脇役」の地位を確立しました。

しかし、菅井きん降板を自ら願い出たことがありました。せんの役で有名になりすぎたため「せんのイメージのせいで、娘の縁談に支障が出る」と懸念したためでした。その後、娘は結婚したため、降板願いは取り下げられました。

【菅井きんの出演作】映画にも多数出演！

菅井きんといえば「家なき子」などドラマのイメージが強いですよね。しかし、映画にも数多く出演しています。 2008年、映画「ぼくのおばあちゃん」で主演を務めました。 82歳にして映画初主演を果たしました。菅井きんは「世界最高齢の映画主演女優」としてギネス記録に認定されました。

住宅メーカーのトップ営業マンの智宏は、妻の絵美と息子と共に順風満帆な生活を送りながらも、仕事に追われ、家族を省みる余裕を失いかけていた。そんなとき、担当する茂田一家と関わることで、心の奥にしまっていたおばあちゃんとの記憶が甦る。故郷の思い出、父親の死、家族や近所の人たちとのふれあい。そして大好きなおばあちゃんのあたたかい手。それは智宏が忘れかけていた、かけがえのない家族の絆だった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ぼくのおばあちゃん

【菅井きんの家族】結婚は？

菅井きんは佐藤正之と結婚しました。佐藤正之は「砂の器」「八甲田山」などに携わった映画プロデューサーです。佐藤は1996年に78歳で死去しました。

佐藤正之のプロフィール

【生年月日】1918年2月28日【出身地】北海道小樽市【死没】1996年12月16日

【菅井きんの家族】子供はいた？

菅井きんは佐藤正之との子供を流産しています。しかし、その後、一女をもうけました。長女はアメリカで知り合った日本人男性と結婚しました。佐藤正之が死去した1996年以降は、娘夫婦と一緒に暮らすようになりました。菅井きんは家事を一切しない人だったそうです。そのため、娘は以前から「一人になったらどうするんだろう」と心配していたようです。夫の死後、自宅を三世代が住めるようにリフォーム。菅井きんと伯母、娘夫婦と二人の孫と暮らすようになったそうです。

【菅井きんの死因】女優引退

菅井きんは2010年に女優を事実上引退しました。大河ドラマ「龍馬伝」、映画「瞬またたき」への出演後に、自宅で転倒し大腿骨を骨折してしまいました。その後、一時期は高齢者向け施設で療養していたそうです。それ以来、自分の足で歩くことができなくなってしまいました。菅井きんはリハビリはしているけれど、仕事復帰はあきらめていると語りました。

菅井きんは面倒くさがりだったそうです。そのため、骨折後に医者にリハビリを提案されると「必要ないわよ」といったそうです。

【菅井きんの死因】認知症だった？

菅井きんは「重度の認知症を患っている」と週刊誌が報じました。また、特別養護老人ホームに入居しているともいわれていました。

しかし、2014年に菅井きんは情報番組「ノンストップ！」に出演。約4年ぶりにインタビューに応じ、元気な姿をメディアに見せました。また、このとき「認知症」であることを否定しています。このインタビューが公の場に見せた生前最後の姿となりました。

【菅井きんが死去】心不全だった

菅井きんは2018年8月10日に、東京都内の自宅で92歳で死去しました。死因は「心不全」でした。菅井きんは喫煙者でした。死ぬまで喫煙を止めることはなかったそうです。本人の意向を汲み、葬儀や告別式は近親者だけで行われました。

【菅井きんが死去】晩年

菅井きんの死去後、長女が菅井きんの晩年についてインタビューに応じています。自身を「死ぬまで女優」だと思っていたそうです。また、自宅での広いリビングを気に入っていたという菅井きん。曾孫たちが走り回る姿を嬉しそうに眺めていたそうです。

菅井きんの死去報道　まとめ

日本を代表する女優・菅井きんの死去報道は、芸能界のみならず多くのファンに衝撃が走りました。「名脇役」として数多くの話題作・ヒット作に出演した菅井きん。女優・菅井きんが出演している作品を、ぜひチェックしてみてください！