大麻使用で逮捕歴のある芸能人30選まとめ

日本では法律により禁止されている大麻。ですが影響力の大きい芸能人にも大麻所持で逮捕された人が多くいます。5年以下の懲役となる大麻で逮捕歴のある芸能人30人をまとめました。

田中聖は1985年11月5日生まれ。ジャニーズの男性アイドルグループKAT-TUNの元メンバーで、俳優・歌手・アイドルとして活動していたした。素行不良により契約解除されたジャニーズ事務所を退所した後に結成したバンド・INKTの元メンバーでもあります。 2017年5月24日、東京都渋谷区の路上で大麻を所持していたとして、大麻取締法違反の容疑でで現行犯逮捕されました。尿検査では大麻の陽性反応が出ましたが、大麻が見つかった車両が田中聖本人の所有ではないこと、大麻が微量だったことから6月7日に処分保留で釈放されています。6月30日、証拠不十分で不起訴処分となりました。逮捕以降はINKTのバンド活動や個人活動を休止し、バンドは解散。現在は個人で音楽活動を続けています。

いしだ壱成は1974年12月7日生まれの俳優でミュージシャン。本名は星川一星で、父は俳優の石田純一です。株式会社神南に所属しており、「ひとつ屋根の下」「君といた夏」「未成年」などが代表作です。 2001年8月20日、大麻・LSD所持により大麻取締法違反で逮捕。執行猶予付きの有罪判決が下りました。この逮捕により舞台「大江戸ロケット」は途中降板となり芸能活動停止になりましたが2003年に俳優に復帰。二度の離婚を経て現在は女優の飯村貴子と結婚しています。

井上陽水は1948年8月30日生まれのシンガーソングライターで、映画「少年時代」の主題歌として制作された「少年時代」のヒットで知られています。自身の音楽以外にも他アーティストに楽曲提供をする作曲家としても活動しています。 1976年9月10日、大麻所持により逮捕されました。本人は「酒が飲めないのでリラックスのためにマリファナを吸った」と供述しており、懲役8ヶ月、執行猶予2年の判決を受けました。

桑名正博は1953年8月7日生まれのミュージシャン・俳優で、2012年10月26日に亡くなっています。「哀愁トゥナイト」や「サード・レディー」、「セクシャルバイオレットNo.1」や「追跡ハートエイク」などをリリースしました。 1977年9月、大麻とコカインの使用容疑で書類送検されました。その後コカイン使用の証拠隠滅を図ったとして、麻薬取締法違反容疑で逮捕されています。懲役2年・執行猶予3年の有罪判決が下りましたが、1981年12月25日に友人らを集めて大麻パーティーを開催し、大麻を所持・使用したとして大麻取締法違反で再び逮捕されました。

研ナオコは1953年7月7日生まれの歌手、タレント、コメディエンヌです。所属事務所は田辺エージェンシーで、ナオコ節と称される独特の歌声や歌唱法が話題となり、1970年代から1980年代にかけて多くのヒット曲を生みました。「かあばよ」や「かもめはかもめ」、「夏をあきらめて」が代表曲として知られています。 1977年、「芸能界マリファナ汚染事件」と話題になった大麻事件で取り調べを受け、大麻所持により逮捕。起訴猶予処分となりましたが、芸能活動は謹慎を避けられませんでした。現在は芸能界に復帰し舞台公演やテレビ番組に出演しています。

長渕剛は1956年9月7日生まれのミュージシャンで、「乾杯」や「とんぼ」、「しあわせになろうよ」など多数のヒット曲を世に送り出しました。オリコンチャートのアルバム初登場1位を獲得した数は12作品、作品のトータル売上げは2000万枚を突破するなど人気が高く、多大な影響力を持つミュージシャンです。 1995年1月24日、大麻取締法違反で逮捕されました。覚せい剤使用の疑いもありましたが覚せい剤については否認し、尿検査も陽性反応が出なかったため処分保留で釈放されています。3月16日に起訴猶予処分となりました。

内田裕也は1939年11月17日生まれのロックミュージシャンで日本のみならず海外でも活躍し、さらに映画俳優として「コミック雑誌なんかいらない！」「魚からダイオキシン！」などにも出演しました。妻は樹木希林、娘婿に俳優の本木雅弘がいます。 1977年9月、佐世保警察署に大麻取締法違反の容疑で逮捕されました。事情聴取後に起訴猶予処分となっていますが、釈放後に週刊文春のインタビューに応えた際は「マリファナに関して弁解などしたくない。俺はマリファナを10年前からやってる」と発言しています。

萩原健一は1950年7月26日生まれの俳優・ミュージシャンで、「ショーケン」というニックネームで呼ばれています。1967年、当時17歳で「忘れ得ぬ君」でデビューしました。 1983年4月20日、大麻の不法所持により逮捕。懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を受けました。 それ以外にも1984年には飲酒運転で人身事故を起こし業務上過失傷害罪で逮捕、1985年11月には女優・倍賞美津子とのツーショット写真を週刊誌に撮られたことで、カメラマンと編集者に暴行を加え書類送検、2004年10月には再び交通事故で業務上過失致傷罪で現行犯逮捕されています。 また、途中降板となった主演舞台の出演料をめぐり、プロデューサーに電話で恐喝したことで製作側から恐喝未遂容疑で告訴され再び逮捕されています。この恐喝事件では懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決が下りました。2005年にテレビ番組で「大麻を解禁しましょうか」と発言したことが問題になり厚生労働省から注意を受けています。

美川 憲一は1946年5月15日生まれの演歌歌手、シャンソン歌手、タレントです。代表曲である「さそり座の女」はオリコンチャート23位を記録し、9.7万枚を売り上げるヒット曲となりました。 1977年10月、大麻取締法違反で逮捕され、起訴猶予処分となりました。その後の1984年、再び大麻取締法違反で逮捕。この時は懲役1年6か月、執行猶予3年の判決が下っています。大麻事件以降はテレビの出演回数が大幅に減少し、スナックや地方の温泉で営業・公演することになりましたが紅白歌合戦にも出場するなど歌手として返り咲きました。

加勢大周は1969年12月29日生まれの元俳優で、映画「稲村ジェーン」への出演や改名騒動などで知られています。 2008年10月5日、東京都世田谷区の自宅マンションで覚せい剤3グラムと乾燥大麻9.4グラムを所持していたとして。覚せい剤取締法違反、ならびに大麻取締法違反の現行犯で逮捕されました。尿検査を受けた際に覚せい剤使用の陽性反応が出たことに加えて、自宅には栽培中の大麻草25株があったこと、覚せい剤を使用するための注射器なども見つかっいることから、懲役2年6か月・執行猶予3年の判決が下りました。

錦野旦は1948年12月14日生まれの歌手、俳優、タレントです。1970年5月1日に「にしきのあきら」の芸名でシングル「もう恋なのか」をリリースし、男性アイドル歌手として芸能界デビューしました。 1977年10月15日、ポルノ女優から大麻を譲り受けた疑いにより、大麻取締法違反で逮捕されました。後に不起訴となっています。

ものまねタレントのコロッケは1960年3月13日生まれ。森進一や五木ひろし、細川たかしや野口五郎のものまねで知られているタレントです。 1984年、大麻所持が発覚し大麻取締法違反の疑いで逮捕されましたが、のちに不起訴処分となっています。

TOPは韓国出身の5人組男性アーティストグループ「BIG BANG（ビッグバン）」のメンバーです。YGエンターテインメント所属で2006年に韓国でデビューし、日本でも2009年6月24日にメジャーデビューしており、東京ドームコンサートを埋めるほどの人気を持っています。 2016年10月、ソウル市内の自宅でアイドルを目指す練習生の女性と大麻を吸ったとされています。女性練習生が麻薬所持で逮捕されたことでTOPの名前があがり、兵役中だったTOPの毛髪を検査した結果、大麻の陽性反応が出て書類送検となりました。日本でも人気の有名アーティストの大麻事件ということで韓国のみならず日本でも大きく報道されています。

YOU THE ROCKは日本のヒップホップミュージシャンです。 2005年、大麻所持により逮捕され懲役8ヶ月・執行猶予3年の判決を受けました。さらに2010年2月10日、再び大麻取締法違反で逮捕され懲役8カ月の実刑判決を受けています。

ヒップホップユニット「ヒルクライム」で作曲・編曲・DJを担当していたDJ KATSU。 2017年12月1日、大麻を所持していたとして静岡県警に逮捕されました。2018年にヒルクライムを脱退しています。

中村耕一はバンド「THE JAYWALK」のボーカル・ギターを担当していたミュージシャンです。 1977年、大麻を所持していたとして大麻取締法違反で逮捕され、懲役1年6ヶ月、執行猶予2年の有罪判決を受けました。 さらに2007年には乗用車内にアーミーナイフを所持していたことで銃刀法違反容疑で書類送検。また2010年3月9日には覚せい剤を所持していたとして、覚せい剤取締法違反（所持）でも逮捕されています。

ロックバンド・BUCK-TICKのギタリスト今井寿。デビュー以降メンバーの変更なく活動し不動の人気を得たBUCK-TICKですが、人気絶頂期だった1989年に今井寿がLSDを使用したとして麻薬取締法違反で逮捕され、懲役6ヶ月、執行猶予3年の判決が下りました。大麻取締法と言われていますが正しくはLSD使用による 麻薬取締法（現「麻薬及び向精神薬取締法」）違反での逮捕です。今井寿はその後、東京ドームで行われたBUCK-TICKのライブ「バクチク現象」で復帰しています。

高知東生は女優・高島礼子の元夫で、俳優として活動していました。過去には成人向けビデオの出演歴もあり、高島礼子と結婚する前は女優・あいだももと結婚していました。 2016年6月24日、横浜市内のラブホテルでクラブ勤めの女性といたところを、覚せい剤取締法違反（所持）ならびに大麻取締法違反の容疑で女性とともに現行犯逮捕されました。事件の影響で同年8月1日には高島礼子との離婚が発表されています。懲役2年、執行猶予4年の判決を受けました。

高樹沙耶は1963年8月21日生まれの元女優、元作詞家で本名は益戸育江（ますどいくえ）です。 2016年10月25日、沖縄県石垣島の自宅にて乾燥大麻を所持していたことで大麻取締法違反の疑いで逮捕されました。現在は女優業を引退していますが、引退後は日本国内で禁止されている医療用大麻の解禁を訴える活動を行なっています。2016年7月の参議院選挙に立候補した際には大麻取締法の改正などを訴え、2018年にらカナダの大麻解禁を支持する文章をツイートしたことで話題になりました。

AV女優の倖田梨紗。2008年11月、覚せい剤取締法違反および大麻取締法違反で逮捕されました。この事件では執行猶予の判決を受けましたが、 執行猶予中の2009年2月に再び覚せい剤取締法違反により逮捕され、懲役1年4ヶ月間の実刑判決を受けました。

歌手で俳優の清水健太郎。1983年に大麻取締法違反で逮捕されたましたが起訴猶予となっています。しかし1986年に2度目の大麻取締法違反で逮捕となった際は有罪判決を受けました。

ヒップホップアーティストのBIGRON。2011年にアメリカから大麻を輸入したとして大麻取締法違反で逮捕されました。

ヴィジュアル系ロックバンド「lynch.」のベース担当・明徳。2016年、大麻取締法違反で逮捕されました。事件後バンドlynch.を一時脱退していますが、現在はバンドlynch.のメンバーに復帰し活動しています。

ヒップホップアーティストのD.Oこと君塚慈容。 大麻やコカインをおよそ数百グラムも所持していたとして、大麻取締法違反などの疑いで逮捕されました。

日本では禁止されている大麻ですが、大麻の有効性が認められるとして合法化している国も存在します。その中で世界的に有名なセレブが「私はマリファナを吸っている」と公言して話題になることがあります。日本で逮捕された芸能人に続き、大麻を使用している世界のセレブもまとめました。

世界中で人気のアーティストジャスティンビーバー。2014年、フロリダ州で薬物を使用した上での車の運転で捕まった際に、マリファナ、アルコールの摂取を認める発言をしています。

世界中で人気の歌姫リアーナ。リアーナは大麻を愛していることを公言しているアーティストです。公開された写真では大麻を紙で巻いたジョイントを手にしていることが多いです。

アメリカの男性シンガーソングライターでグラミー賞やエミー賞も受賞するジャスティン・ティンバーレイク。2011年に発売されたプレイボーイ紙で「マリファナを吸うと考え過ぎの頭をストップさせることが出来る」と大麻使用について語っています。

日本でもブームを巻き起こした元祖お騒がせセレブのパリス・ヒルトン。南アフリカやフランスで大麻所持により警察に拘束されています。2010年にはコカイン所持によりラスベガス警察に捕まっており、日本の入国拒否者リストに名前があるため現在は日本に入国はできません。

女優のキャメロン・ディアスは「高校生の時からマリファナを吸っていた」と語っています。 購入ルートがスヌープ・ドッグだったことでも話題になりました。

レディー・ガガは2012年に開催されたライブステージの最中に客席から投げ込まれた大麻を吸引して話題となりました。レディー・ガガは大麻について「これがわたしの人生を一変させた。飲酒も減らせて、音楽活動においてスピリチュアルな体験をもたらしてくれた」とコメントしています。

大麻取締法違反による逮捕歴がある日本・世界の芸能人を30人まとめました。世界のセレブの中には大麻愛煙を公言している人もいて影響力が心配されますが、日本では懲役3年以下となるれっきとした犯罪。芸能人に影響されて犯罪を犯す人が生まれないことを祈りたいですね。