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【花言葉】バラを色別に解説!ピンク?白?本数・色で意味が変わる!
バラの花言葉をご存知ですか。バラの花言葉はピンクや白、オレンジ、青、紫などの色、また本数によって花言葉の意味も異なります!薔薇の花言葉を本数別や色別(ピンクや白など)にご紹介します。そして、上手な花言葉の伝え方も伝授しちゃいます!
バラの花言葉をピンク・白など色別&本数で紹介!
女性に喜ばれるバラの花は、最もプレゼントに選ばれる花ですよね。そんなバラですが、色によって花言葉が違うことをご存知でしょうか?
人気の赤やオレンジ、変わった色の青、紫など、送る相手や伝えたい言葉によってバラの色をわける必要があります。今回は、バラの花言葉について、色別や本数別、さらにはバラにまつわる素敵なエピソードをご紹介します。
バラの花言葉を色別(ピンク・白など)&本数で紹介【基礎知識】
「バラ」は、バラ科バラ属の総称であり、園芸種を「バラ」と称することが多い植物です。北半球の温帯域に広く自生しており、チベットから中国・雲南省、ミャンマーが主産地と言われています。
ここで自生されたものがヨーロッパや極東、そして北アメリカへと渡り、今のバラブームが生まれました。バラは温室栽培ができるため、1年通して出荷できますが、最盛期は6月です。バラの色は、赤やピンク、白、青、黄色、オレンジ、緑、紫など品種改良によって、さまざまな色のバラを楽しむことができます。
バラの花言葉を色別(ピンク・白など)&本数で紹介【花言葉・花名の由来】
薔薇の花言葉
バラ全体の花言葉は「愛」「美」です。色別の花言葉は後ほどご紹介しますが、女性に置くには最適の花と言えるでしょう。
花名の由来
「バラ」の語源は、トゲのある低木の総称である「茨(いばら)」が転訛(なまって意味が転じること)して「薔薇(バラ)」になったと言われています。
また、英語でバラは「rose」ですが、これはギリシア語でバラを意味する「rhodon」が由来すると考えられています。ギリシアの「rhodon」という島では、バラが多く咲いていたことから、その名前が付けられたと言われています。
バラの花言葉を色別(ピンク・白など)&本数で紹介【本数別】
「バラの花束と言えば、100本でしょう」と安易に本数を多く買えばいいと思っていませんか?実は、バラの本数によっても意味が異なります。バラの本数別にご紹介します。
薔薇の本数別の花言葉:1本
バラ1本の花言葉の意味は「一目ぼれ」「あなたしかいない」です。
熱い思いを伝えたい時に、バラ1本で思いを伝えましょう。
薔薇の本数別の花言葉:2本以上
バラ2本の花言葉の意味は「この世界は2人だけ」という意味です。
交際間もない相手や、まだ付き合っていない相手に送ると、ナルシストと思われる可能性があるので注意しましょう。夫婦や長年連れ添った間柄の場合、より親密になれるでしょう。
バラ3本の花言葉の意味は「愛しています」「告白」という意味です。
誰かに思いを伝えたいけど、勇気が出ない時にはバラ3本で思いを伝えてみましょう。しかし、相手がバラ3本の花言葉の意味を知ってないと伝わらないので注意しましょう。
バラ4本の花言葉の意味は「死ぬまで気持ちは変わりません」です。
まさにプロポーズする時や、結婚記念日など2人の特別な時に送ると良いでしょう。
バラ5本の花言葉の意味は「あなたに出会えた事の心からの喜び」です。
好意を寄せる相手でなくても、大切や友人や家族などにバラ5本送ると、気持ちが伝わるでしょう。
バラ6本の花言葉の意味は「あなたに夢中」「お互いに敬い、愛し、分かち合いましょう」です。夢中であることと、尊敬している気持ちを伝えることができます。
バラ7本の花言葉の意味は「ひそかな愛」です。
どうしても相手に思いを伝えることができない時に、そっとバラ7本を添えて思いを伝えることができます。
バラ8本の花言葉の意味は「あなたの思いやり、励ましに感謝します」です。
助けてもらったりした時のお礼として贈ると喜ばれるでしょう。
バラ9本の花言葉の意味は「いつもあなたを想っています」「いつも一緒にいてください」です。そっと気持ちを伝えたい時、または感謝の気持ちを伝えるのが照れ臭い人にオススメです。
薔薇の本数別の花言葉:10本以上
バラ10本の花言葉の意味は「あなたは全てが完ぺき」です。
誰かを褒めたたえたい時に送ると良いでしょう。
バラ11本の花言葉の意味は「最愛」です。
好意を寄せる相手だけでなく、家族や友人などに送っても良いでしょう。
バラ12本の花言葉の意味は「私と付き合ってください」です。
バラ3本では「告白」になりますが、バラ12本になると、さらに踏み込んだ言葉になります。12本もバラを送られては、相手も断れないでしょう。
バラ13本の花言葉の意味は「永遠の友情」です。
大切な友人に送るには最適です。数を間違えると違った意味になってしまうので注意しましょう。
バラ21本の花言葉の意味は「あなただけに尽くします」です。
まるで、今後の主従関係を占うような花言葉ですが、誰かと添い遂げたいと願う気持ちを添えて送ると良いでしょう。
バラ24本の花言葉の意味は「1日中想っています」です。
相手との親密具合によっては、ストーカーっぽく受け取られてしまうので注意しましょう。
バラ99本の花言葉の意味は「永遠の愛、ずっと好きだった」です。
長い間、気持ちを伝えられなかった相手に送ると、ロマンティックな展開も期待できるかもしれません。
薔薇の本数別の花言葉:100本以上
バラ100本の花言葉の意味は「100%の愛」です。
交際中の相手や意中の相手に送るのが良いでしょう。
バラ101本の花言葉の意味は「これ以上ないほど愛しています」です。
自分がどれだけ思っているか伝えるのは良いでしょう。
バラ108本の花言葉の意味は「結婚してください」です。
バラ108本と言うと、相当な数で量があるので、相手にプロポーズとは受け取ってくれないかもしれません。言葉を添えて送ると良いでしょう。
バラ365本の花言葉の意味は「あなたが毎日恋しい」です。
1年(365日)と同じ本数を送ることで、恋しい気持ちを伝えることができます。遠距離などでなかなか会えない人に贈るのが良いでしょう。
バラ999本の花言葉の意味は「何度生まれ変わってもあなたを愛する」です。
無限にも近い数のバラを贈ることで、どれだけ思っているのか伝えることができるでしょう。
バラの花言葉を色別(ピンク・白など)&本数で紹介【色別】
バラは色によって花言葉が異なります。贈りたい相手がいるならば、色別の意味をしっかり覚えておくのが良いでしょう。
薔薇の色別の花言葉:赤
赤いバラの花言葉は「あなたを愛してます」「愛情」「美」「情熱」「熱烈な恋」「美貌」です。交際している相手、または夫婦など愛情を感じる相手に送ると喜ばれるでしょう。また、女性同士で贈っても良いので、何かの祝い事に送っても良いでしょう。
薔薇の色別の花言葉:青
青いバラの花言葉の意味は「夢かなう」「奇跡」「神の祝福」です。青色のバラは珍しいので、願望や喜びのお祝いなどで贈る色です。青いバラは好きな相手に贈るには適していない可能性があるので、青いバラがキレイだからと言って、うかつに手を出すのは危険です。
薔薇の色別の花言葉:白
白いバラの花言葉の意味は「純潔」「私はあなたにふさわしい」「深い尊敬」「純潔」「清純」です。贈る相手への尊敬の意味を込めたい時や、10代の若者に贈る色として白いバラは最適でしょう。
薔薇の色別の花言葉:黄色
黄色いバラの花言葉の意味は「友情」「平和」「愛の告白」です。
友情を示す意味もありますが、同時に愛の告白という意味もあるので、誤解を招きやすい状況や相手に贈ると、間違った意味で解釈される危険性があります。言葉とともに贈るのが良いでしょう。
薔薇の色別の花言葉:ピンク
ピンクのバラの花言葉の意味は「しとやか」「上品」「可愛い人」「美しい少女」「愛の誓い」です。上品という意味がある一方、美しい少女という意味もあるので、10代の女性に贈る色として最適でしょう。
薔薇の色別の花言葉:紫
最近増え始めた紫色のバラの花言葉の意味は「誇り」「気品」「尊敬」です。
凛とした美しさを兼ね備えている相手に贈ると喜ばれるでしょう。また、紫色のバラは見た目も落ち着いた色合いなので、年上女性に贈る色としてもおすすめです。一方で若い女性に紫色のバラは地味と思われてしまうので、注意しましょう。
薔薇の色別の花言葉:オレンジ
オレンジ色のバラの花言葉の意味は「無邪気」「魅惑」「絆」「信頼」です。オレンジはかわいらしいイメージを与えるため、若い女性に贈るのが良いでしょう。また、友達同士でオレンジのバラを贈りあってもいいですね。しかし、オレンジ色のバラには魅惑という意味もあるので、誤解されないように注意しましょう。
薔薇の色別の花言葉:その他
虹色のバラの花言葉の意味は「無限の可能性」、絞り模様のバラの花言葉の意味は「満足」、ドット柄のバラの花言葉の意味は「君を忘れない」、そして黒色のバラの花言葉の意味は「あなたはあくまで私のもの」「決して滅びることのない愛、永遠の愛」です。
バラの色は、品種改良によって毎年多くの色が作り出されています。この他にも沢山の色や花言葉があるので調べてみましょう。
バラの花言葉を色別(ピンク・白など)&本数で紹介【部位別】
バラには、花びらだけでなく部位にも意味があります。
赤いバラの葉の花言葉は「無垢の美しさ」「あなたの幸福を祈る」、葉全体の花言葉は「あきらめないで」「あなたは希望を持ち帰る」です。
バラの花言葉を色別(ピンク・白など)&本数で紹介【薔薇にまつわるエピソード】
バラは古代神話に登場するなど、古くから自生していたことがわかっています。バラにまつわるエピソードをご紹介します。
薔薇にまつわるエピソード:ギリシア神話
愛と美、性を司る「女神アフロディーテ」がキプロス島の海から誕生した時、大地が「自分も神々と同じように美しいものを創造することができる」」と言って、バラの花を生み出したと言われています。この様子は、画家ボッティチェリの名画「ヴィーナスの誕生」にも描かれています。
薔薇にまつわるエピソード:ブルーローズ
現代でも珍しく、希少価値の高い青いバラ(ブルーローズ)は、古くからバラ愛好家たちがつくりたいと願うバラでした。そんな愛好家たちの夢を実現させたのが、日本の飲料メーカー「サントリー」でした。
サントリーは14年の歳月をかけ、2004年に青いバラの開発に成功します。これは、世界初となることでした。この青いバラが誕生して以降、紫色のバラなどさまざまな色のバラが開発されています。
薔薇にまつわるエピソード:理想の女性
西洋文化でバラは「美(beauty)」を表す象徴です。「ユリ(威厳を意味するmajesty)」、「スミレ(謙虚を意味するmodesty)(誠実を意味するfaithfulness)」、バラ3つを兼ね備えた女性が理想の女性と考えられています。また、この3つの花は、聖母に捧げる花としても使われており、特別な花と言えるでしょう。
バラの花言葉を色別(ピンク・白など)&本数で紹介【薔薇の種類】
バラは大きく分けて3つに分類することができます。主なバラの種類をご紹介します。
薔薇の種類:ブッシュローズ(木立ち性)
ブッシュローズとは木立ち性(木バラなど)を指し、広く栽培されている四季咲きバラやオールドローズは木立ち性のバラです。このバラは自立することができ、よい環境で育てれば春から秋まで楽しむことができます。花も大きく、花色も豊富、そして強い香りを持つ品種です。
薔薇の種類:シュラブローズ(半つる性)
シュラブローズとは、半つる性のバラを指し、枝を長く伸ばすことでつるバラとして利用することができます。ブッシュローズより花が小さいですが、強い香りのある品種です。
薔薇の種類:クライミング・ローズ(つる性)
クライミングローズはつるバラを指し、茎の節間が長く伸び、支柱に寄りかかって生育、地面をはう特徴があります。建物に沿って自生しているバラは、ほとんどがクライミングローズと言えるでしょう。しかし、暑さや寒さに弱いため直射日光が当たるところは避けると長持ちするでしょう。
バラの花言葉を色別(ピンク・白など)&本数で紹介【花言葉の上手な伝え方】
バラの本数や色、部位によって花言葉が違うことがわかりました。
では、さっそくバラを買って意中の相手に送りたいところですが、バラの花言葉の意味がわからなければ、相手に思いは伝わりません。最後に、バラの花言葉を上手に伝える方法をご紹介します。
花言葉の上手な伝え方:メッセージカードを添える
バラの花言葉をメッセージカードに書いて渡すのが良いでしょう。
せっかく、秘めた想いを持ってバラを贈るのに、メッセージカードに書くのでは意味がない!と思うでしょうが、花言葉の意味が伝わらずに終わるのも辛いでしょう。
花束にこっそりとメッセージカードを忍ばせて贈るとバレずに思いを伝えることができるでしょう。
花言葉の上手な伝え方:定番ではない薔薇を送る
あえて定番ではないバラの色を送ってみてはいかがでしょうか。オレンジや紫、珍しい青などを贈り「ちなみに花言葉はね」と伝えてみるのもひとつの手です。会話がはずみ、そのまま良い関係になれる可能性がグッと上がるでしょう。
花言葉の上手な伝え方:花言葉辞典を一緒に送る
メッセージカードを添えて伝えられない、直接言うこともできない!と考えたら花言葉辞典を一緒に送ってみてはいかがでしょうか。辞典を贈られたら、多くの人が気になって花言葉の意味を調べるでしょう。少し回りくどいやり方ですが、方法のひとつとして覚えておいて損はないでしょう。
まとめ:バラの花言葉をピンク・白など色別&本数で紹介!
バラの花言葉は、1本だと「一目ぼれ」3本だと「告白」を意味するように、本数によって花言葉が異なります。本数が多ければ多いほど良いわけではないので、贈る相手によって本数を考えましょう。
また、バラの色によっても意味がことなります。「愛情」や「美」など性別問わず贈れる定番の「赤」」や、「絆」「信頼」などの意味があるオレンジなど、色によっても花言葉が変わるので、珍しい色だからと言って安易に買えるのは控えましょう。
バラの花言葉を上手に使って、気になる相手や大切な人へ思いを伝えてみましょう。