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人前式って何?読み方は?費用は?司会進行は?おすすめ演出アイディアは?
最近よく聞く”人前式”って何でしょうか?読み方や費用も気になります。司会進行や演出のアイディアは?披露宴も同時に可能?また、神前式との違いもあるんでしょうか?ここでは、人前式とは何か?そして読み方や費用などを含め、人前式の詳細をご説明していきます。
【人前式って何?読み方・費用・司会進行・披露宴・演出アイディア・神前式との違いまとめ】人前式とは?
ひと昔前とは違い、様々なスタイルのウェディングが増えてきました。そんな中で、人前式という言葉を聞いたことのある人も多いのではないでしょうか?
結婚式は大きく分けると、教会式、人前式、神前式の3つのタイプが主流となっています。
人前式とは、宗教が関係しない、自由なスタイルで行う結婚式です。人前式の特徴は、神に二人の結婚を誓うのではなく、ゲストで来ている参列者全員に対し、二人の愛を誓います。
ゲストが証人になってくれるため、非常にアットホームで暖かい雰囲気の中、一体感を持ちながらみんなに祝福されるでしょう。
宗教に捕らわれないスタイルのため、結婚式の場所、流れ、衣裳、演出なども自由です。結婚式と披露宴を一緒に執り行うこともできますし、自由度が最も高いスタイルでの結婚式です。そのため、自分たちだけのオリジナリティあふれる結婚式を行いたいカップルに、大人気のスタイルです。
【人前式って何?読み方・費用・司会進行・披露宴・演出アイディア・神前式との違いまとめ】読み方は?
「人前式」という言葉を目にすると、その読み方に戸惑ってしまうひとも多いでしょう。
「人前式」の読み方は、「じんぜんしき」と読みます。
別のスタイルである「神前式」は、「しんぜんしき」と読みますので、読み方が似ていますね。
【人前式って何?読み方・費用・司会進行・披露宴・演出アイディア・神前式との違いまとめ】神前式との違い
神前式とは、2人の結婚を祖先や神々に誓うという日本の伝統的な結婚式方法です。昔ながらのスタイルですので、親世代の人々にはなじみ深いでしょう。
本来は、神社で行うスタイルですが、最近では神殿のある式場やホテルなどで行うことも多いです。衣裳は、基本的に和装。白無垢にかつらというスタイルを思い浮かべるとイメージしやすいでしょう。
挙式は、決まったスタイルで進行していき、花嫁行列や三三九度(さんさんくど)、祝詞奏上(のりとそうじょう)などの儀式を行います。
形式がなく、自由に場所や内容、衣裳などを決められる人前式とは違い、神前式は形式ばったスタイルで執り行われ、内容も衣裳も大きく異なります。
【人前式って何?読み方・費用・司会進行・披露宴・演出アイディア・神前式との違いまとめ】メリットは?
人前式を行うメリットはどういったものがあるのでしょうか?
枠にとらわれない結婚式ができる
人前式は、形式にとらわれないスタイルで式を挙げられますので、自分好みのウェディングを演出できるというメリットがあります。
他の結婚式のスタイルと違い、どんな場所でも結婚式を挙げられます。
また、自分たちでやりたい演出だけをチョイスできますし、個性的なウェディングも実現可能です。一生に一度の結婚式。自分たちの行いたいスタイルが演出できると、より一層思い出深いものとなりそうですね。
費用が安く済む
人前式のもう1つのメリットは、ウエディングの費用が安く済むということです。
人前式は自由に挙式内容が決められるため、予算に合わせた場所や演出が調整しやすくなります。
ゲストとの一体感がある
人前式は、ゲストが証人となります。そのため、ゲストとの一体感が生まれやすく、アットホームな雰囲気で挙式を進行できます。
初対面の神父さんなどよりも、ずっと一緒だった友人や家族に証人になってもらった方がいい!と考える人には、おすすめですね!
【人前式って何?読み方・費用・司会進行・披露宴・演出アイディア・神前式との違いまとめ】デメリットは?
人前式には多数のメリットがありますが、デメリットもいくつかあるようです。
親世代に反対されがち
ひと昔前にはなかったスタイルの人前式。そのため、親世代の人々からはウケが良くないようです。
親や親戚からは、あまり良いイメージを抱かれないこともあるようで、その点がデメリットと言えるでしょう。
進行内容を考えるのが大変
教会式や神前式のように、決まった流れのないのが人前式。
そのため、挙式の内容は新郎新婦の意向に沿って行われますので、その内容を練る必要があります。
また司会を友人や家族に頼む場合は、挙式をどのように進めて行くか、他のスタイルの結婚式よりもさらに時間がかかってしまいがちです。
【人前式って何?読み方・費用・司会進行・披露宴・演出アイディア・神前式との違いまとめ】司会進行は?
形式的な縛りのない自由な人前式。
人前式にも、式を進めていく司会進行があります。
人前式での司会進行は、プロの司会者に頼む場合と、友人や家族にお願いをする場合、そして新郎新婦自らが司会を行う場合があるようです。
人前式は、その内容によって大きく進行方法も変わっていきます。ホテルや式場、チャペルなどで行う場合は、プロの司会者にお願いをし、フォーマルなスタイルで進めていく方が多いようです。
一方で、レストランやガーデンウェディングなどのスタイルで行う場合は、カジュアルな雰囲気のパーティスタイルになりますので、イベント的な演出が中心となります。そういった点も踏まえ、司会進行を誰が行うのか決めていけば良いでしょう。
【人前式って何?読み方・費用・司会進行・披露宴・演出アイディア・神前式との違いまとめ】かかる費用は?
人前式の費用はどのくらいでしょうか?
人前式は、形式にとらわれないスタイルで行いますので、その費用は開催する場所や演出する内容によって様々です。
場所によって費用は変わる
ホテルやレストラン、チャペルなどの場所によって、人前式の費用は大きく変わります。会場使用料は、10~60万円ほどの設定が多いようです。
演出内容によって変わる
人前式の演出は、決まった形式がありません。ですので、予算に合わせて演出内容を変更すれば、費用は抑えることができます。演出内容にこだわらない方には、チャペルや神社での結婚式よりも安く済むでしょう。
【人前式って何?読み方・費用・司会進行・披露宴・演出アイディア・神前式との違いまとめ】ズバリ!相場は?
人前式での費用には、内容や場所によって差がありますが、相場はどのくらいでしょうか?
人前式での費用の相場は、『5万円~20万円』ほどの人が多いようです。
教会式の結婚式だと相場は『30万円』ほどと言われていますので、やはり人前式の方が安く済むようですね。
結婚式は行いたいけれど、費用はおさえたいという人には、やはり人前式の方がおすすめのようです。
【人前式って何?読み方・費用・司会進行・披露宴・演出アイディア・神前式との違いまとめ】おすすめ演出アイディア
それでは、人前式のおすすめ演出アイディアを紹介します。
フラワーボーイ/フラワーガール
新郎新婦が入場する際に、子供によるフラワーボーイ/フラワーガールをお願いしてみてはいかがでしょうか?
美しい大人の花嫁との対比として、幼い女の子が一緒に登場しても可愛いでしょう。親戚に、幼い男の子や女の子がいる場合はお願いしても良いかもしれません。
ブーケセレモニー
事前にゲストに配っておいた花を、新郎が入場する際にゲストから集めてブーケにして新婦に渡す演出です。会場に来ているゲストも一緒に参加ができるため、一体感もあり、アットホームな雰囲気で式がスタートします。
誓いの言葉をアレンジ
人前式のメインイベントとなる、誓いの言葉。人前式ならではの自由なスタイルで、誓いの言葉をアレンジしてみてはいかがでしょうか?
新郎新婦で一緒に近いの言葉を言ったり、新郎と新婦それぞれが1人ずつ言っても良いでしょう。また、会場のゲストからの声掛けに応えるような形での誓いの言葉もいいですね。
中には、プロポーズ時の言葉を再現する演出も人気のようです。プロポーズ時の言葉を再現し、それを誓いの言葉にしても素敵ですね!
【人前式って何?読み方・費用・司会進行・披露宴・演出アイディア・神前式との違いまとめ】まとめ
人前式についてご紹介しました。
人前式でのウェディングは、教会式や神前式とは違い、自由度が大変高いスタイル。
行う場所や演出内容により、オリジナリティあふれる個性的な結婚式ができます。
そんな人前式は最近とても人気のスタイル。これから結婚式を考えているカップルは、ぜひとも人前式での結婚も視野に入れてみてはいかがでしょうか?