miima[ミーマ]
記事のサムネイル

Categoryアスリート

マービン・ハグラー(ボクシング)の現在!最強?強さ?名言?

最強のボクシング選手・マービン・ハグラー。引退した現在はどうしているの?また、当時の強さや名言、身長、トレーニングは?今回は、最強のボクシング選手といわれたマービン・ハグラーについて、現在の様子やレナードとの引退試合やインタビューについてまとめました。

強さが最強!現在は?プロボクシング・マービン・ハグラー

マービン・ハグラーは、アメリカ合衆国の男性プロボクサーで、活躍したのは1973年1987年までの14年間で現在は引退しています。マービン・ハグラーの生年月日は、1954年5月23日で、ボクシングを引退したのは32歳のときでした。
もともと母子家庭で貧しい家庭で育ったというマービン・ハグラーは、9歳で学校は退学し、ヘビー級王者フロイド・パターソンに憧れてプロボクサーを目指しました。プロボクサーの前には、アマチュアのリングで活躍していて1973年にAAU165ポンドの国内王者となっていました。

強さが最強!現在は?プロボクシング・マービン・ハグラー【最強説は?】

マービン・ハグラーは現役時代、12度、統一世界ミドル級王者としての連続防衛を果たした名王者です。もともと右利きではありましたが、サウスポースタイルで右構えにスイッチすることも多いサウスポーのオールラウンド・ファイターで、いろいろなテクニックと強打、強靭なメンタルを備えていたため、「ミスター・パーフェクト」といわれていました。

強さが最強!現在は?プロボクシング・マービン・ハグラー【ボクシングをはじめたきっかけは?】

マービン・ハグラーは、学校をやめていますが、それは誰かにいわれたわけでもなく自分の意思だったそうです。それは、父親が蒸発してしまったために女で一つで自分たちを育ててくれている母を助けるためだったようです。マービン・ハグラーは、工事現場で働きながら、どうしたら母親に苦労させずに済むのかと将来のことを考えたとき、「自分は成功者になろう!」と心に決めてボクシングジムに通い始めました。
マービン・ハグラーは、ボクシングを始めたことにたいして「運命を変えるため」と話しています。マービン・ハグラーは、拳に運命をかけてトレーニングをはじめました。マービン・ハグラーの母親は、当時、マービン・ハグラーに対して「男になれ!」と激励を送り、その言葉はずっと彼を支え続けたということです。

強さが最強!現在は?プロボクシング・マービン・ハグラー【身長は?】

マービン・ハグラーの身長は177㎝で階級はミドル級です。ボクシングは、一般的に身長が高くリーチの長い選手ほど有利だといわれています。身長は変わらないので、少しでも有利な階級で戦いたいという考えから過酷な減量をして軽い階級で戦うことを選択する選手も多いようですが、マービン・ハグラーは体重管理とともに、筋肉トレーニングにも努力を惜しまず、時間があれば練習するストイックな選手だったそうです。
マービン・ハグラーは最強のプロボクサーで身長が177㎝でしだが、ライバルのボビー・ワッツは身長が184㎝ということで、身長差がありながら果敢に立ち向かっていたことが伺えます。マービン・ハグラーは、ミドル級では高身長とはいえませんでしたが、パンチ力やガードの固さや打たれ強さ、完璧なテクニックやハングリー精神を備えていました。

強さが最強!現在は?プロボクシング・マービン・ハグラーのトレーニングは?

ボクシング界の「ミスターパーフェクト」といわれていたマービン・ハグラーは、あらゆるケースをイメージしてトレーニングを行っていたようです。ボクシングにおいて筋肉トレーニングはとても大切ですが、トレーニングをしすぎて筋肉がつきすぎてもスピードが落ちるため、トレーニングの行い方が強さを左右するといってもいいくらいです。
マービン・ハグラーは、トレーニングにおいて筋肉だけでなく精神力も鍛え上げ、現役時代は酒や煙草はもちろんのこと、お菓子や嗜好品のコーヒーすら口にしない修行僧のような生活をしていたといいます。これも、自身のトレーニングの一貫だったのかもしれません。

強さが最強!現在は?プロボクシング・マービン・ハグラー【名言もすごい!】

マービン・ハグラーは、強さが最強であるだけに考え方や名言にも学びたい部分がたくさんあります。マービン・ハグラーの名言として「俺の禿頭を克ち割ってみな。そこにはボクシンググローブしか出てこないだろう。」という名言があります。マービン・ハグラーは日々ボクシングのことを考えてボクシングのために生きていたということでしょう。
また、「ボクシングは金持ちにつとまるスポーツじゃない。裕福な人間がグローブをはめるなんてジョークさ」という名言を語っています。まさに家族を支えるためにボクシングを始めたマービン・ハグラーだからこそ出てくる名言なのではないでしょうか。
さらに、マービン・ハグラーは「自らを捧げる行為が夢の実現につながる」という名言を残しています。自分自身の人生をボクシングに捧げてきたのでしょう。

強さが最強!現在は?プロボクシング・マービン・ハグラー【レナードとの戦いでは?】

マービン・ハグラーは、1987年にシュガー・レイ・レナードに12回1-2で判定負けしています。このレナードとの戦いで、マービン・ハグラーは12度続いていた防衛に失敗したことになりました。そして、このレナードとの試合を最後に現役を引退しています。
当時、このマービン・ハグラーとレナードとの試合については、レナードのスタミナ切れが目立っていて、レナードは逃げのボクシングをしていたといわれました。そして、「本当にレナードが勝ったのか?」という疑問もあったようです。この試合の様子を見るとレナードは、はじめからマービン・ハグラーと打ち合う気はなく、サークリング中心で逃げ切る作戦であったと思われます。
マービン・ハグラーとレナードの試合は、マービン・ハグラーの勝利を想像している人が多かったようです。結局、マービン・ハグラーの引退試合となりましたが、多くの人に惜しまれての引退となりました。

強さが最強!現在は?プロボクシング・マービン・ハグラー【引退後は?】

マービン・ハグラーは、引退後もボクシングのトレーニングをしていたそうです。でも、レナードがリマッチにおいていろいろと条件を付けていた為にに嫌気がさして、俳優への道に進んだということです。俳優としては数本の映画に脇役として出演して話題になったようです。
その後は、結婚していた奥さんと離婚してイタリアのラヴェンナに渡りましたが,またアメリカに戻ってきてボクシングの解説をしたこともあったようです。

強さが最強!現在は?プロボクシング・マービン・ハグラー【引退後のインタビュー】

マービン・ハグラーは、引退後にラジオでインタビューをうけています。インタビューでは、引退後、家族や親しい人を訪ねてリラックスして生活していると話していました。そして、インタビューは現役だったときの話になりました。「再戦に強いのはなせか?」というインタビューには「多分初戦で上手く出来なかった怒りもあるんじゃないかな」と話しています。
引き分けであれば勝ったと思えずに、もう一度戦いたい気持ちになったようです。「偉大な王者」だと明確に感じなければもう一度戦うのがマービン・ハグラーの考えであったようです。インタビューでは「俺をおこられちゃだめだよ」と語っていたマービン・ハグラー。まさに最強の男らしいインタビューであったようです。

強さが最強!現在は?プロボクシング・マービン・ハグラー【ボクシングは運命】

現在は64歳になっているマービン・ハグラー。現役時代から派手な生活は好みませんでしたが、現在も普通の生活をしているようです。また、今もボクシングを愛しているということです。マービン・ハグラーがボクシングを始めたのは運命だったのかもしれませんね。