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バーナード・ホプキンスは最強?引退した?名言や現役時代の戦績は?

最強のボクサーとも言われるバーナード・ホプキンスを紹介します。バーナード・ホプキンスの現役引退説や、強さや、名言は気になる情報です。この記事では引退・名言・戦績・強さ・トレーニングを含む最強ボクサーバーナード・ホプキンスについて画像を交えて解説します。

【バーナード・ホプキンスは最強?引退した?名言や現役時代の戦績は?画像も!】プロフィール

バーナード・ホプキンスの生年月日は1965年1月15日、出身地はアメリカ合衆国 ペンシルベニア州フィラデルフィア、身長は185センチ、リーチの長さは191センチになります。

【バーナード・ホプキンスは最強?引退した?名言や現役時代の戦績は?画像も!】アマ時代の戦績

まずはアマチュア時代のバーナード・ホプキンスについて紹介します。10歳の時からボクシングのトレーニングを始めたバーナード・ホプキンスはみるみるうちに頭角を現し、アマチュア時代には99戦95勝4敗という圧倒的な戦績を残し強さを見せます。ただし、17歳になったバーナード・ホプキンスは9つの罪を犯し、懲役18年を宣告されました。実際は約5年の懲役で済みましたが、この間は本格的なボクシングのトレーニングができない時期が続きました。
引用:https://pbs.twimg.com/media/DFyPLmQUQAAkwl5.jpg

【バーナード・ホプキンスは最強?引退した?名言や現役時代の戦績は?画像も!】プロデビューへ!

引用:https://www.instagram.com/p/Bm-biOqgyRp/?hl=ja&tagged=bernardhopkins
1988年に仮出所を許された時にキリスト教からイスラム教へ改宗したバーナード・ホプキンスは、1988年10月11日にライトヘビー級でプロボクサーとしてのデビューを飾ります。しかし、このデビュー戦でバーナード・ホプキンスはまさかの敗北を喫することになります。デビュー戦で負けたバーナード・ホプキンスは、トレーニングを重ねますが、その後は1年以上も試合の間隔を開けます。

【バーナード・ホプキンスは最強?引退した?名言や現役時代の戦績は?画像も!】初の世界タイトル獲得

デビュー戦で苦い敗北を喫したバーナード・ホプキンスは体重を落とし階級をライトヘビー級からミドル級前後に下げて試合に挑むようになります。復活したバーナード・ホプキンスは連勝を重ね、1992年12月4日には「USBA全米ミドル級」王座を獲得します。ハードなトレーニングで実力を磨いたバーナード・ホプキンスは、1993年5月22日にその時は空位になっていたIBF世界ミドル級タイトルをかけてロイ・ジョーンズと激突。
この時の試合バーナード・ホプキンスは0-3で判定負け、初の世界タイトル獲得に失敗します。ロイ・ジョーンズ戦は伝説と呼ばれる激闘でしたが、この敗戦からバーナード・ホプキンスの躍進が始まります。敗戦から2年後、1995年4月29日にメルカドとの再戦を7回TKOで制した、バーナード・ホプキンスはIBF世界ミドル級王座を獲得に成功、これは彼にとって初めての世界タイトルでした。

【バーナード・ホプキンスは最強?引退した?名言や現役時代の戦績は?画像も!】名実ともに最強の称号を獲得

世界チャンピオンになったもののバーナード・ホプキンスは派手な勝ち方をするタイプではなく、どちらかというと玄人受けする手堅いボクシングをすることもあり、初期は今のような名声を得ることはありませんでした。ただし、2001年4月にはWBC世界ミドル級チャンピオンのキース・ホームズと対戦、この試合に勝利します。続けて、同じ年の9月に行われたWBA世界ミドル級チャンピオンのフェリックス・トリニダードとの3団体統一戦でもバーナード・ホプキンスは強さを見せ勝利します。
引用:https://www.instagram.com/p/Blf3Ji8nyYZ/?hl=ja&tagged=bernardhopkins
ボクシングの世界にはWBAやWBCなど複数の団体がそれぞれに世界チャンピオンの称号を与えるため、本来は1人のはずの世界一が複数いる状態が多々あります。バーナード・ホプキンスは3団体統一戦で3団体統一戦で勝利したことで名実ともに真の世界チャンピオンと評価されることになりました。

【バーナード・ホプキンスは最強?引退した?名言や現役時代の戦績は?画像も!】死刑執行人の異名!

3団体統一王者となったバーナード・ホプキンスの戦いの中でその強さを印象付けたのが、ボクシング史上初の6階級制覇を達成したWBO世界ミドル級チャンピオンのオスカー・デラホーヤとの一戦でした。2004年9月18日に行われたこの試合で、バーナード・ホプキンスは9ラウンドに強烈な左ボディをオスカー・デラホーヤに叩き込みマットに沈めます。
この勝利によってバーナード・ホプキンスは、ボクシング史上初めて主要4団体の世界タイトルを獲得する快挙を達成、最強の称号をまさに手にした言えます。その強さでフェリックス・トリニダードやオスカー・デラホーヤというボクシング界の英雄を倒したバーナード・ホプキンスは”死刑執行人”と呼ばれるようになります。

【バーナード・ホプキンスは最強?引退した?名言や現役時代の戦績は?画像も!】史上最年長王者へ!

バーナード・ホプキンスの強さを支えるのがボクシング界での最高と言われるハードなトレーニングです。通常は年齢を重ねると強さは衰えますがトレーニングも賜物でバーナード・ホプキンスは強さを維持、2011年5月21日に行われたジャン・パスカルとの再戦で勝利。46歳4ヵ月で世界タイトルを獲得という史上最年長王座奪取記録を更新します。ちなみに、バーナード・ホプキンスはこの史上最年長王座の記録を48、49歳と更新しています。

【バーナード・ホプキンスは最強?引退した?名言や現役時代の戦績は?画像も!】最年長記録更新?

トレーニングの成果もありバーナード・ホプキンスは49歳3ヵ月で王座統一という最年長記録更新しました。年齢を重ねても強さを発揮し続けた所に彼の偉大さが現れています。そんなバーナード・ホプキンスですが、ついに引退の時を迎えます。
2016年12月17日、バーナード・ホプキンス51歳の時に行われたジョー・スミス・ジュニアとの試合の8ラウンド、バーナード・ホプキンスは相手の攻撃を受けロープの間からリング外に転落して試合が続行できなくなります。ボクシングのルールに則り8ラウンド53秒TKO負けで現役最後の試合を終えました。ちなみに、バーナード・ホプキンスの 通算戦績は55勝(32KO)8敗2分けになります。

【バーナード・ホプキンスは最強?引退した?名言や現役時代の戦績は?画像も!】名言

バーナード・ホプキンスはボクシングではヒール(悪役)的なポジションで試合をすることも多かったのですが、印象的な名言も残しています。例えば「俺の人生はまさにドリームだな、人生は切り開けるって事を示したんだから」という名言があります。前科持ちから世界チャンピオンにまで登りつめた彼の人生を象徴する言葉ですね。
他にもバーナード・ホプキンスは「45歳の俺が戦うには2つのポイントがある。 金と歴史だよ」というユーモアのきいた名言も残しています。そして、セルゲイ・コバレフとの試合前には「49歳の年齢が気になるか?年齢は数字のカウントにすぎないよ。リングに入れば、年齢は全く意味がない。」という最年長のチャンピオンになった彼ならではの哲学的な名言もあります。歴戦の名プロボクサーということもありバーナード・ホプキンスの言葉には重みがありますね。

【バーナード・ホプキンスは最強?引退した?名言や現役時代の戦績は?画像も!】まとめ

ミドル級世界王座連続防衛回数20回の最高記録を持つ最強ボクサーのバーナード・ホプキンスは、過去には犯罪を犯したために刑務所に入っていた時代もありました。若い時は苦難の道を歩んだバーナード・ホプキンスはプロになってから世界チャンピオンになりますが、十分な名声をすぐには獲得できませんでした。しかし、ハードなトレーニングで肉体を磨き続けたバーナード・ホプキンスは、49歳3ヵ月で王座統一、最年長記録を更新するなど晩年になっても衰え知らずの活躍を見せた所に彼の偉大さがあります。