加茂周の現在！監督時代の名言は？解説として活躍中？息子・娘プロフィールまとめ！

【加茂周プロフィール】 加茂周(かもしゅう)は元サッカー選手で、現在はコーチ・監督、サッカー解説を行っています。プロフィールは1939年10月29日生まれ、兵庫県芦屋市出身で身長は178cm。選手時代のポジションはフォワードでした。兄の加茂豊もサッカー選手で、ゴールキーパーとして日本代表に選出された経験を持っています。政治記者の息子として生まれますが1951年に父が急逝。加茂周の母は自宅で下宿屋を営み息子達を育てました。 中学時代までは特定のスポーツに打ち込むことはなく、運動部にも所属していなかった加茂周。ここでご紹介するのはサッカー選手，監督としての経歴。監督時代の名言に、海外の戦術を日本の戦術として取り入れた手腕。さらに解説者として活動することもある現在や画像もご紹介していきます。娘や息子のプロフィールや画像などが気になる方も多いですよね。娘・息子について調査した結果もお伝えします。

加茂周は兵庫県立芦屋高等学校に入学後、サッカー部に入部。兄の豊はすでに日本代表にも選ばれる有名なサッカー選手でしたが、この時加茂周はサッカー未経験者でした。 高校卒業後は関西学院大学英文科に入学。2年生の時にサッカー部に入部します。大学では4年になってもレギュラー入りは果たせませんでした。 関西学院大学卒業後、サッカー部の先輩の誘いでヤンマーディーゼルサッカー部（現・セレッソ大阪）に入団。1965年に日本サッカーリーグが発足すると、それから2シーズンで14試合に出場し1ゴールを記録しています。その後指導者に転身、現在は解説としても活動しています。

1967年に指導者に転じ、1967年から1972年までヤンマーディーゼルのコーチを務め、1972年にヤンマーはJSL1部で初優勝を飾りました。1974年に日本人初のプロ契約監督として、日産自動車サッカー部（現・横浜F・マリノス）の監督に就任。日産は1972年に創部されたばかりの新興クラブでしたが、日本サッカーリーグ1部優勝1回、JSLカップ優勝1回、天皇杯全日本サッカー選手権大会優勝3回など常勝クラブとも言える強豪に育てあげました。 1984年に加茂周を日本代表監督とする説が浮上し、本人も就任のため日産の監督を鈴木保に任せます。しかし日本代表監督には選ばれず、日産の監督に再び就任。その後1990年に横浜フリューゲルスの顧問に就任し、第73回天皇杯で優勝しています。 1994年から1997年まで日本代表監督を務めましたが、戦術ミスにより批判が集まり1998 FIFAワールドカップ・アジア最終予選の途中で更迭されました。

その後は1999年アルビレックス新潟のアドバイザーに就任、1999年京都パープルサンガ（現：京都サンガF.C.）監督、2001年尚美学園大学サッカー部総監督、2003年大阪学院大学サッカー部総監督、2007年関西学院大学体育会サッカー部の監督に就任しています。2009年には関学大を11年ぶりの関西学生リーグ優勝に導き、衰えない戦術や指導力を見せつけています。2010年には関西学院大学サッカー部の総監督に就任されました。数々の功績が評価され、2017年に日本サッカー殿堂入りが発表されました。

加茂周の監督時代の名言をご紹介します。「監督の値打ちは結果ですよ。 昼寝していても勝てるのであれば、昼寝しているのが正しい」「サッカーの監督というのは、世界一クビが飛ぶのが早い職業です」「少なくともナショナルチームである以上、胸を借りるとか、勉強のために試合をするというようなことは、口が裂けても言いいませんので。 あくまでも闘えぬける、チャンスがあれば勝てるというチームを編成したいと思っている。 そんな思いでメンバーを選んだつもりです。」

加茂周が実践していた戦術は、当時日本には浸透していない戦術でした。1989年頃のブラジル代表やACミランのような、チーム全体をコンパクトに保ち相手にプレッシャーをかける戦術に影響を受けたようです。この戦術を自チームの戦術として取り入れるため、コーチのベルデニックが日本に持ち込んだ戦術を加茂周が「ゾーンプレス」と名付け、日本のゾーンプレス導入に貢献しました。

加茂周の息子や娘のプロフィールや画像について気になっている方が多いようなので調査しましたが、ネット上には加茂周の息子のプロフィールはありませんでした。プロフィールはおろかほとんど情報がなく、画像はもちろんのこと息子がいるのかも定かではありません。

娘も息子同様プロフィールや画像はなく、プロフィールどころか娘がいるのかさえ情報が出てきません。加茂周は現在80歳近い高齢なので、娘がいたとすれば娘もそこそこの年齢だと推測できます。画像も情報もないため、加茂周の子供については残念ながらほとんどわかりませんでした。

ただ、娘と息子については情報がありませんが、兄弟の経歴については判明しています。前述の通り長兄はゴールキーパーとして1958年アジア大会で日本代表に選出、そして弟の加茂建は全国に複数の店舗を持つサッカーショップ加茂を展開する加茂商事の社長であることがわかりました。サッカーショップ加茂は首都圏を中心に大阪や名古屋、広島にも店舗展開している人気ショップです。さらに日本のプロスポーツ選手をマネジメントする会社・株式会社ソル・スポーツマネージメントの社長でもあり、実業家として成功していることがわかりました。

加茂周は現在、NHKとFCバイエルン・ミュンヘンTVでサッカー解説を担当しています。年に数回呼ばれるか呼ばれないかの頻度であり、放送中も基本的に言葉を発することが少ないため解説せず無言になる場面も多々。約5分間無言が続いた際には実況アナウンサーが恐る恐る様子を伺うことも。解説者ではありますが選手の名前を覚えず、ワールドカップで活躍する一流選手のことも「青の10番」「白の10番」とユニフォームと背番号で呼んで解説していました。 技術的な解説はほとんどしない加茂周ですが試合の流れを見ることには長けており、加茂周が「これは危ない」と発言すると点を取られるという場面が多くあります。現在は高齢ということもあり解説として登場する機会がめっきり減ったので、加茂周の解説に当たったらラッキーなレア体験と言えるかもしれませんね。

娘や息子の画像も探しましたが残念ながら見つかりませんでした。ここでは加茂周の現役時代から監督時代、そして現在までの画像をご紹介していきたいと思います。さらに加茂周が指導者として活動していた監督時代の動画もまとめましたのでご覧ください。

加茂周のサッカー選手時代から監督時代の経歴、そして名言や戦術などについてもご紹介しました。気になる娘や息子の情報は見つからず残念ですが、現在も元気にサッカーに関わっている様子を知ることができました。これからも日本のサッカー界を長く見守り続けてほしいですね。