Duixut9llgthgd22y7ef

雑貨

CATEGORY | 雑貨

井伏鱒二の代表作・名言おすすめ大特集!黒い雨や山椒魚など!

2018.06.28

昭和の文豪・井伏鱒二をご存知でしょうか。代表作「山椒魚」やおすすめ作品、名言をご紹介します。井伏鱒二と言えば、代表作「人間失格」の作者・太宰治の師匠としても有名です。井伏鱒二のプロフィールやおすすめ小説、名言を一気にご紹介します。

  1. 小説家・井伏鱒二の代表作からおすすめ小説&名言を紹介!
  2. 小説家・井伏鱒二の代表作からおすすめ小説&名言集【プロフィール】
  3. 小説家・井伏鱒二の代表作からおすすめ小説&名言集【弟子は太宰治!】
  4. 小説家・井伏鱒二のおすすめ小説&名言【代表作は?】
  5. 小説家・井伏鱒二の代表作&名言集【おすすめ小説6選】
  6. 小説家・井伏鱒二の代表作&名言集【おすすめ小説①】
  7. 小説家・井伏鱒二の代表作&名言集【おすすめ小説②】
  8. 小説家・井伏鱒二の代表作&名言集【おすすめ小説③】
  9. 小説家・井伏鱒二の代表作&名言集【おすすめ小説④】
  10. 小説家・井伏鱒二の代表作&名言集【おすすめ小説⑤】
  11. 小説家・井伏鱒二の代表作&名言集【おすすめ小説⑥】
  12. 小説家・井伏鱒二の代表作からおすすめ小説【名言集】
  13. 小説家・井伏鱒二の代表作からおすすめ小説&名言集【作風】
  14. 小説家・井伏鱒二の代表作は「山椒魚」おすすめ小説&名言集まとめ
引用: https://i.pinimg.com/564x/c6/ea/77/c6ea778c5f095a03266893bdb2b114d2.jpg
昭和に文豪・井伏鱒二は、太宰治の師匠としても有名です。代表作「山椒魚」が最も知られていますが、他にも「黒い雨」や「荻窪風土記」など読んでほしい作品がたくさんあります。井伏鱒二のプロフィールや代表作「山椒魚」の紹介、そしておすすめ6作品をご紹介します。
引用: https://i.pinimg.com/564x/3d/ea/7b/3dea7b70913c0c1f8b0008f2051b13a8.jpg
井伏鱒二(いぶせますじ)は1898年(明治31年)広島県安那群(現:福山市)に生まれました。本名は井伏滿壽二(いぶしますじ)です。井伏家は室町時代まで遡れるほどの旧家で、「中ノ士居」の屋号を持つ地主でした。

画家を目指すが友人の死により断念

井伏鱒二は中学3年生の頃から画家を目指し、奈良や京都など写生旅行にも出ています。美術の専門学校に進学しますが、文学好きの兄から文学に転向することを勧められ、「早稲田大学文学部仏文科」にも入学しました。しかし、友人が自殺したことがショックで画家の道を諦め、さらに早稲田大学の教授とももめていたため、大学も中退します。

出版社に就職&作家デビュー

25歳になった1923年、代表作「山椒魚」の前身作である「幽閉」を発表、翌年には出版社「聚芳社」に入社しますが退社と再入社を繰り返します。その後、詩人・佐藤春夫に師事、作家を目指します。40歳の時、「ジョン萬次郎漂流記」で「第6回直木賞」を受賞、作家として認められた瞬間でもありました。

長生きした昭和の文豪

井伏鱒二は1993年6月、肺炎のため95歳で亡くなりました。昭和の多くの作家が、自殺や病気など短命でしたが、井伏鱒二はその中でも長生きしたひとりと言えるでしょう。
引用: https://i.pinimg.com/236x/ef/69/64/ef696461b34c3ae9753280effc102ee6.jpg
井伏鱒二には弟子がおり、その内のひとりに後の文豪・太宰治がいました。太宰治と井伏鱒二は1930年、文芸評論家・小林秀雄らが出していた雑誌「作品」の同人(同じ趣味や志を持った人たち、共同体)となり、その時に太宰治と出会っています。

師弟関係だった井伏鱒二と太宰治

引用: https://i.pinimg.com/564x/14/50/d4/1450d4f8690e20608af65ffd46bf39dc.jpg
太宰治は井伏鱒二の処女作「幽閉(後の山椒魚)」を読み、作家を目指した学生時代がありました。井伏鱒二は太宰治の結婚の仲介をするほど公私共に面倒を見ていました。師弟としての信仰を深めていた2人ですが、1947年頃になると2人はほとんど会うこともありませんでした。

太宰治の自殺は井伏鱒二が原因?

太宰治は1948年6月19日、玉川上水で愛人・山崎富栄と入水自殺をしています。愛人のやm﨑富栄の部屋には太宰治の遺書があり「井伏さんは悪人です」と書かれていました。太宰治がなぜ遺書に井伏鱒二のことを悪く書いたか諸説ありますが、井伏鱒二の世俗的な面を批判したとも言われています。太宰治は遺書に「小説を書くのが嫌になった」とも書いているため、井伏鱒二がすべての原因ではなかったと言えます。

山椒魚(講談社文芸文庫)

引用: https://i.pinimg.com/564x/d7/a5/54/d7a554d9c29b9da5d534c3c7fef8d983.jpg
井伏鱒二の代表作は「山椒魚」です。ねぐらにしていた岩屋から出られなくなってしまった山椒魚と、岩屋に飛び込んできた蛙を描いた寓意小説です。井伏鱒二は「幽閉」というタイトルで執筆後、改稿して「山椒魚」とタイトルを変えて発表しています。
1985年「井伏鱒二自選全集」を刊行するにあたり、井伏鱒二は「山椒魚」の結末を削除して再発表しました。「山椒魚」は、学校の教材としても扱われていたため、学者や教育現場からは困惑と批判が相次ぎました。
山椒魚 (新潮文庫)
価格 ¥ 529
老成と若さの不思議な混淆、これを貫くのは豊かな詩精神。飄々として明るく踉々として暗い。本書は初期の短編より代表作を収める短編集である。岩屋の中に棲んでいるうちに体が大きくなり、外へ出られなくなった山椒魚の狼狽、かなしみのさまをユーモラスに描く処女作「山椒魚」、大空への旅の誘いを抒情的に描いた「屋根の上のサワン」ほか、「朽助のいる谷間」など12編。
引用: https://i.pinimg.com/564x/f8/14/ca/f814cabc5d4e0fc3d45a46ade6916c3b.jpg
ここからは、井伏鱒二のおすすめ小説6選をご紹介します。独特のユーモアと哀愁を兼ね備えた作風の井伏鱒二の作品は、代表作「山椒魚」以外にも読んでほしい作品がたくさなります。厳選してご紹介しましょう。

ジョン萬次郎漂流記 風来漂民奇譚(新潮文庫)

Icj38xtjgqozbootdlfd
引用: https://res.cloudinary.com/macm/image/upload/v1530078483/icj38xtjgqozbootdlfd.jpg
1937年に発表した「ジョン萬次郎漂流記 風来漂民奇譚」(河出書房出版、後に角川文庫、新潮文庫で再販)は、「第6回直木賞」受賞した作品です。土佐(現在の高知県)の漁師だった中濱萬次郎が、漂流してアメリカに渡り、ジョン萬次郎としてアメリカの通訳として帰ってくる実話が元に執筆されました。
ジョン万次郎漂流記 (偕成社文庫)
価格 ¥ 756
少年漁師・万次郎の数奇な運命を描いて直木賞を受賞した「ジョン万次郎漂流記」

遥拝隊長・本日休診(新潮文庫)

Lqjmvw7vvmqln54vxgcj
引用: https://res.cloudinary.com/macm/image/upload/v1530078583/lqjmvw7vvmqln54vxgcj.jpg
1950年発売「遥拝隊長・本日休診」は、蒲田駅前に産科・内科を開き、さらに警察医を務める医師・三雲八春の慌ただしい休診日を描いた作品です。「第1回読売文学賞」を受賞しました。1952年に映画化、1957年などはテレビドラマ化するなど幾度となく映像化された小説です。
遥拝隊長・本日休診 (新潮文庫)
価格 ¥100(中古)
復員しても、いまだに戦争中だと錯覚している元中尉の異常な言動を描いて、戦争と戦争思想の愚劣さを痛烈にあばき、真の戦争犠牲者に対して強い同情をよせた『遙拝隊長』

駅前旅館(新潮文庫)

Zjp2lr4tlbpxxiabddiz
引用: https://res.cloudinary.com/macm/image/upload/v1530078702/zjp2lr4tlbpxxiabddiz.jpg
1957年発売「駅前旅館」は、上野駅前の旅館の番頭・生野次平と因縁のある女性との騒動、そして旅館で巻き起こる騒動を描いた傑作小説です。1958年には映画化されますが、人気となり1961年「喜劇 駅前団地」としてシリーズ化されました。
駅前旅館 (新潮文庫)
価格 ¥ 497
昭和30年代初頭、東京は上野駅前の団体旅館。子供のころから女中部屋で寝起きし、長じて番頭に納まった主人公が語る宿屋稼業の舞台裏。業界の符牒に始まり、お国による客の性質の違い、呼込みの手練手管……。美人おかみの飲み屋に集まる番頭仲間の奇妙な生態や、修学旅行の学生らが巻き起こす珍騒動を交えつつ、時代の波に飲み込まれていく老舗旅館の番頭たちの哀歓を描いた傑作ユーモア小説。
引用: https://i.pinimg.com/236x/ea/b6/f5/eab6f5c1000776bb862574a855c50964.jpg

黒い雨(新潮文庫)

引用: https://i.pinimg.com/564x/30/93/8f/30938f918c1e50999be40db9d575ae2d.jpg
1966年発売「黒い雨」は、広島県内で被爆した夫婦と被爆者ではないと証明したい姪との物語です。1965年から1966年に雑誌「新潮」で連載されたものを単行本として発売しました。単行本が発売された年には「第19回野間文学賞」を受賞しています。「黒い雨」は、1983年日本テレビのチャリティー番組「24時間テレビ」内でスペシャルドラマとして映像化・放送されました。
黒い雨 (新潮文庫)
価格 ¥ 724
一瞬の閃光に街は焼けくずれ、放射能の雨のなかを人々はさまよい歩く。原爆の広島――罪なき市民が負わねばならなかった未曾有の惨事を直視し、“黒い雨"にうたれただけで原爆病に蝕まれてゆく姪との忍苦と不安の日常を、無言のいたわりで包みながら、悲劇の実相を人間性の問題として鮮やかに描く。被爆という世紀の体験を、日常の暮らしの中に文学として定着させた記念碑的名作。

花の町・軍歌「戦友」(講談社文芸文庫)

花の町・軍歌「戦友」 (講談社文芸文庫)
価格 ¥1127より(中古)
昭和十六年、陸軍徴用員として従軍した著者は翌年二月シンガポールに入り、昭南タイムズ、昭南日本学園等に勤務。市内の一家族の動向を丹念に描いた長閑で滑稽で奇妙に平和な戦時中の異色作「花の町」をはじめ、「軍歌『戦友』」「昭南タイムズ発刊の頃」「シンガポールで見た藤田嗣治」「或る少女の戦時日記」「悪夢」など、この体験に関わる文業を集成、九篇収録。
「花の町・軍歌 戦友」は、陸軍徴用員としてシンガポールに行った井伏鱒二の体験談を元に執筆した自伝小説です。戦時中の一家をユーモラスに描いた「花の町」なと短篇9作品を読むことができます。

荻窪風土記(新潮文庫)

Nkgqmmpwu0qdrbi9wwwo
引用: https://res.cloudinary.com/macm/image/upload/v1530078794/nkgqmmpwu0qdrbi9wwwo.png
1982年発売「荻窪風土記」(新潮社出版、2014年に文庫改版)は、荻窪に住んでいた井伏鱒二が隣人や知人たちの人生を軽妙な筆で描いた自伝的長編小説です。飲食店が立ち並ぶ現在の荻窪のイメージとは異なり、クヌギ林や麦畑などが広がっていたかつての荻窪を楽しむことができる作品でもあります。
荻窪風土記 (新潮文庫)
価格 ¥ 529
時世の大きなうねりの中に、荻窪の風土と市井の変遷を捉え、土地っ子や文学仲間との交遊を綴る。半生の思いをこめた自伝的長編。

デザイナー佐藤直樹の個展で再び脚光を浴びる

引用: https://i.pinimg.com/564x/36/dd/fb/36ddfb8b84c4c11ab77c0cc0bbf128d2.jpg
2018年6月28日から7月16日まで、荻窪のカフェ兼ギャラリー「本屋Title」でグラフィックデザイナー佐藤直樹さんの個展が開かれています。個展のタイトルが「新・荻窪風土記」であり、荻窪周辺を描いた作品を中心に展示しています。佐藤直樹さんは、荻窪で個展を開くならば井伏鱒二の自伝小説「荻窪風土記」のタイトルを拝借しようと考え「新・荻窪風土記」と命名したそうです。
「荻窪あたりのこと」というつもりで「荻窪風土記」とした。と『荻窪風土記』のあとがきにあります。「荻窪風土記」は随筆集ですが、「新・荻窪風土記」は絵の個展です。「荻窪あたり」で描いた絵を集めましたが、そうじゃない絵も混ぜました。それは主観の荻窪画です。荻窪は路地を入っていくと強い力を感じる場所があります。まだ向こう側があるというか。そのものは描けないんですけど、描けるところまでは描いてみようと思います。(佐藤直樹)

Htviry6xvtbssoetk8vn
引用: https://res.cloudinary.com/macm/image/upload/v1530078843/htviry6xvtbssoetk8vn.jpg
数々の名作を生み出してきた井伏鱒二ですが、名言も残しています。井伏鱒二の名言を5つご紹介します。

名言集①

花に嵐のたとえもあるぞ。「さよなら」だけが人生だ。

名言集②

もう愛してくれなくなった恋人は、電車のなかで人の足を踏んで空嘯いている男のようなものである。

名言集③

戦争はいやだ。勝敗はどちらでもいい。早く済みさえすればいい。いわゆる正義の戦争よりも     不正義の平和の方がいい。

名言集④

とかくメダカは群れたがるというが、それで結構

名言集⑤

芸術家はざらに生まれるものではないから、それを粗末にあつかってはいけない

引用: https://i.pinimg.com/564x/f4/d2/92/f4d2927e84e2fdc425881b6fbf4855a9.jpg
井伏鱒二の作風は、独特のユーモアと哀愁をたたえた作品が多いことでも知られています。太宰治にも影響を与えた作風ですが、盗作疑惑が浮上しました。

井伏鱒二の作風は「盗作」だらけ?

19665年発売した「黒い雨」は、映画化するなど世間的にも話題になった作品です。井伏鱒二の死後、歌人・豊田清史が、知人である重松静馬の日記をほぼそのまま使用したにすぎないと主張しました。このことで井伏鱒二の盗作疑惑が浮上、これまでの作風も盗作だったのではないかと世間が騒ぎました。

盗作疑惑の真相は?

詩人・黒田清史の主張により、井伏鱒二の盗作疑惑が騒がれましたが、実は「黒い雨」は重松静馬の問題になった日記を元に制作されました。黒田清史は、「黒い雨」のモチーフとなったことを紹介しただけであり「盗作」とは言ってないと後に弁明しています。事実、井伏鱒二は重松静馬に許諾した上で日記を借りていたことがわかりました。この出来事で井伏鱒二の作風が批判されましたが、井伏鱒二の作風はオリジナルのものでした。
Hsswjn5ckez9hy3pcsnp
引用: https://res.cloudinary.com/macm/image/upload/v1530079209/hsswjn5ckez9hy3pcsnp.jpg
井伏鱒二は代表作「山椒魚」以外にも、数々の小説を生み出し残しています。中には「黒い雨」のように盗作疑惑が浮上したり、加筆・修正・削除を繰り返した「山椒魚」など物議をかもした作品も数多くあります。
近年、文豪をモチーフにしたアニメやゲーム人気で太宰治の名前が挙がりますが、同時に師匠である井伏鱒二の名前や作品が急激にトレンドワードになっています。井伏鱒二が気になった人は、まずは短編小説である「山椒魚」から読んでみてはいかがでしょうか。
Q4kblngir4x0rz54hnnl
引用: https://res.cloudinary.com/macm/image/upload/v1530079189/q4kblngir4x0rz54hnnl.png
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://i.pinimg.com/564x/7f/6d/d6/7f6dd62816659ee513735198cb597e99.jpg