俳優・加藤武がサウナで死去？死因は？最後まで独身だった？出演映画・ドラマ！

加藤 武さんは、1929年5月24日生まれの俳優です。また、声優でもあります。そして、俳優の傍ら文学座の代表でもありました。東京市京橋区出身でした。大学卒業後一時は英語教諭の道を歩むが、俳優の夢が諦めきれず離職。本格的に俳優への挑戦をするべく、文学座研究所に入りました。その文学座で看板女優・杉村春子に芸をたたき込まれました。

『犬神家の一族 』『悪魔の手毬唄』を始めとする金田一耕助シリーズでは役名が毎回異なるものの、粉薬が手放せず、大仰な身振りで「よしっ!分かった!」と早合点を繰りかえす警察幹部を好演していました。そのキャラクターは野村證券のCMでも使用されるほど人気だったのだとか。

また、エッセイ執筆などもこなす器用な人物だったことでも知られています。自分の半生や戦前の下町の様子などを語る場合には、枕言葉で生まれた「小田原町」が必ず出てくるそうです。

映画での出演は、 七人の侍（1954年）心に花の咲く日まで（1955年）蜘蛛巣城（1957年）果てしなき欲望（1958年）隠し砦の三悪人（1958年）暗夜行路（1959年）貸間あり（1959年） 悪い奴ほどよく眠る（1960年） 名もなく貧しく美しく（1961年）豚と軍艦（1961年）別れて生きるときも（1961年）男と男の生きる街（1962年）気まぐれ渡世（1962年） 放浪記（1962年）当りや大将（1962年）天国と地獄（1963年）新選組血風録 近藤勇（1963年）海軍（1963年）座頭市二段斬り（1965年）にっぽん泥棒物語（1965年）股旅 三人やくざ（1965年）白い巨塔（1966年）殺るかやられるか（1966年）日本のいちばん長い日（1967年）黒部の太陽（1968年）日本海大海戦（1969年）富士山頂（1970年）銭ゲバ（1970年）海軍特別年少兵（1972年）仁義なき戦いシリーズ（東映）宮本武蔵（1973年）石坂浩二の金田一耕助シリーズ（東宝）犬神家の一族（1976年）魔の手毬歌（1977年） 病院坂の首縊りの家（1979年） 犬神家の一族（2006年） 火の鳥（1978年）日蓮（1979年）ハイティーン・ブギ（1982年）迷走地図（1983年）男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎（1984年）零戦燃ゆ（1984年）ゴジラ（1984年）竹取物語（1987年）ダウンタウン・ヒーローズ（1988年）江戸城大乱（1991年）天河伝説殺人事件（1991年）釣りバカ日誌シリーズ（松竹） 千年の恋 ひかる源氏物語（2001年）走れ!イチロー（2001年）日本沈没（2006年）あおげば尊し（2006年）モノクロームの少女（2009年）など、多くの作品に出演してきました。

刑事の役や、医師の役、警察官の役が多かったようですね。確かに、雰囲気にぴったりと合っています。

加藤武さんは、有名大学卒業とのことでしたが、その大学とは早稲田大学でした。早稲田大学の英文科でしたので、もともと文系が得意だったのかもしれません。その後、俳優をしながら文学で活躍されたのも納得です。

加藤武さんは俳優として活躍され、文学の道も極めていましたが、独身だったそうです。映画にドラマに、文学にと多忙だったのかもしれませんね。

加藤武さんは、2015年７月３１日に永眠されました。８６歳という年齢でした。ジムのサウナで倒れていたそうです。ご高齢だったこともあり、心臓発作を起こしてしまったそうです。

加藤武さんは、文学にも勤しむ有名な俳優でしたが、2015年に永眠されました。加藤武さんの残したものは現在も多くの人に引き継がれています。ご冥福をお祈りします。