北公次の結婚・妻・娘の情報！ジャニーズ？死去？葬儀はどこで？

【生年月日】1949年1月20日

【出生地】和歌山県

清定菓子株式会社の社長の次男として生まれた北公次さんですが、小学校2年生のときに会社が倒産し貧しい暮らしとなしました。和歌山県内の中学校に進学し、体操の才能を見込まれ将来オリンピックでの活躍を期待されます。中学三年生の時には県大会で優勝するなど、高い運動能力を持っていました。しかし、貧しい家庭事情から卒業後すぐに名古屋の玩具問屋に集団就職しました。その後は、寿司屋の住み込み店員や工場の住み込み工員など、様々な職業を転々とします。

工場勤めだったある日、テレビでジャニーズを見て「自分はバク転などのアクロバットが得意だからもっと駆使して人気になれる」と思い、ジャニーズに入るきっかけを求めジャズ喫茶を渡り歩きました。その後、バックバンドのバンドボーイにしてもらい、バンドが帰京するのと同時に上京しました。

翌年、ショーの合間に映画をステージ袖でみていたところ、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長に楽屋に誘われ、ジャニーズの付き人となりました。そして、ジャニー喜多川社長の自宅兼合宿所で住み込みとして働き始めます。

付き人をしながらジャニーズが主演を務める映画「青春大統領」に出演します。そして、同年ジャニーズのバックバンドのメンバーとして初めてテレビ出演を果たしました。

ジャニーズのダンスレッスンを本格的なものとするため、ジャニー喜多川社長がアメリカにわたり、東京に残った北さんは都内を遊び歩き、シンナーや麻薬など薬に手を出し荒れくれた日々をおくります。しかし、4か月後にジャニー喜多川社長が帰国したのを機に、遊び歩く生活をやめて再び付き人に戻りました。

1968年に北公次さんは「フォーリーブス」のメンバーとしてメジャーデビューし、歌って踊れるジャニーズとして若い女性から絶大な支持を得ました。1970年からは7年連続でNHK紅白歌合戦に出場しています。

北さんはジャニーズで初めてステージでバク転を披露したアイドルです。

「フォーリーブス」のメンバーとして活躍していた北さんですが徐々にグループの人気が低迷、1978年にグループが解散すると同時にジャニーズ事務所を退社しています。その後は、再び薬漬けの日々に戻り、覚せい剤取締法違反で逮捕されました。

その後、芸能界に復帰し客室乗務員の女性と結婚しますが、再ブレークすることはなく結婚生活も破綻してしまいます。その後、ジャニーズ事務所の暴露本を出版するなどしています。

また、北公次さんには客室乗務員だった奥様との間に娘が一人いるようです。

北公次さんは2012年2月22日に死去しています。死去の原因は何だったのでしょうか？

北公次さんは覚せい剤所持で逮捕された直後から、肝臓に重い疾患があったそうです。そして、肝臓がんが原因で亡くなりました。北さんは自宅療養中に入院し様態が急変、家族から連絡を受けたおりもさん、江木さんが病院へ駆けつけますが、ほとんど意識がない中しゃべろうと必死だったようです。妻と家族らに看取られて、苦しむことなく亡くなったそうです。

葬儀・告別式は東京都江戸川区の東京葬祭慈光殿で営まれました。葬儀にはフォーリーブスのメンバーのおりもさんや、あおい輝彦さん、野口五郎さん、郷ひろみさんらは参列しました。しかし、メンバーの1人である江木さんは仕事のため参列できなかったそうです。

出棺時には約550人のファンが駆け付け、寄せ書きなどの色紙が収められたそうです。