ネトフリ話題の衝撃作「13の理由」のネタバレ解説！シーズン4に向けての考察も！

ネットフリックスで配信されている人気ドラマ「13の理由」

配信直後から、その衝撃的な内容や巧みなストーリー展開で、世界中で大きな話題となっています。

「13の理由」は、ジェイ・アッシャーの小説が原作。2017年3月に配信を開始し、現在までにシーズン3の配信が終了しています。製作総指揮はセレーナ・ゴメスでもあり、人気スターが製作総指揮を行っているということで、配信前から注目を浴びていました。

ここでは、そんな「13の理由」についてシーズン1からシーズン3までのあらすじをネタバレ解説。そして、最終章とも言われているシーズン4への謎の伏線を中心に、今後の展開を考察をしてみました！

まずは、シーズン1のネタバレ解説です。

この物語の始まるキッカケとなったのが、高校１年生の時に転校をしてきたハンナの自殺。

ハンナに淡い恋心を抱いていたクレイは、その自殺の事実を受け入れることができずにいました。

そんなある日、クレイの元には、ハンナの肉声が録音されたカセットテープが送られてきます。このテープには、彼女が自殺に至った１３の理由が残されていました。シーズン1は、このハンナが自殺をした「13の理由」を親友のトニーと共に聞き進めていくクレイの苦悩を中心に描いています。

では、物語の発端となるハンナが自殺をした「13の理由」を今一度見ていきましょう。（ネタバレ解説となります）

ハンナが転校をして来ると、ジャスティンという男の子がハンナに接近してきます。お互いに興味を示し、いつのまにかいい雰囲気に。

しかし、夜の公園ですべり台で撮ったパンチラ画像をジャスティンは翌日に学校で見せびらかします。ふざけた生徒らがその画像を拡散し、ハンナは転校早々「尻軽女」のレッテルを貼られることに。

また、公園では甘いキスをしただけの２人でしたが、それ以上のことがあったと噂も拡散されることになりました。

転校早々孤立をしていたハンナに、新たな転校生であるアレックスとジェシカが登場し、３人は仲良しに。

しかし、ジェシカとアレックスは次第にカップルとなり、いつのまにかハンナは２人から孤立し、再び寂しい学園生活を送ることになりました。

ある日、校内でくだらないメモが回ってくることに。そこには、「ジェシカは最低の尻」「ハンナは最高の尻」と記載。しかも、書いたのはアレックスでした。まだジェシカに体の関係を許してもらえないことの腹いせだったようです。

まだ処女であったハンナが、男子から「最高の尻」と比喩をされ、好奇の目にさらされます。そして、ジェシカにも誤解をされてビンタを喰らうことに。

美人のハンナは学校でも目立つ存在でした。そんなハンナの家に夜な夜な侵入し、ハンナの盗撮画像を撮っていたのがタイラー。

女友達のコートニーがハンナの家を訪ねた際に、冗談で行ったキス画像も撮られ、レズビアンであるという噂まで立ってしまいます。

レズビアンの噂を立てられたコートニーは、自分を保守するために、ハンナに責任を押し付けます。

せっかくコートニーと仲良くなれると思っていたハンナですが、再び孤立することに。

校内のバレンタイン行事で、カップルを作ろうとするイベントに参加したハンナ。

そんなハンナの前にあらわれたのが、父親が政治家のマーカスでした。

デートの約束をした二人でしたが、事もあろうにマーカスは約束の時間を１時間も遅れた上に友達４人を連れ立って現れます。そして、ハンナの太ももを触って「いいだろ？」と・・・。尻軽女扱いをされたハンナは怒って号泣。

マーカスにひどいことをされて人間不信に陥ったハンナ。そこに、以前からハンナに恋心を抱いていたザックがやってきてハンナを励まします。しかし、不信感の募ったハンナは拒否。

プライドの傷ついたザックは、心理クラスの授業で使われている「相手を励ます手紙」をハンナのポストから毎日盗み、ハンナをさらに傷つけてしまいます。

ハンナの類まれな文才の才能を見出したライアン。２人で詩を見せ合い、その仲は急接近。

しかし、ハンナが隠しておきたい心のうちをさらけ出した詩を、ライアンは勝手に学校誌に載せてしまいます。ハンナの傷心を理解しないライアンへの不信感も募り、決別。

クラスのパーティがジェシカの家で開催され、ハンナも参加。

パーティを抜け出したハンナは2階で休んでいたところ、酔っぱらったジェシカが入ってきてベッドで熟睡をしてしまいます。

そこに、ジャスティンに止められながらもブライスが入ってきてジェシカを暴行。その一部始終をハンナが目撃をしてしまいます。

気分の悪くなったハンナは、クラスメイトのシェリーの運転する車に乗って帰ろうとします。お酒は飲んでいないというシェリーでしたが、途中で事故を起こして看板に突っ込んでしまいます。

警察には言わないというシェリーでしたが、ハンナは1人近くの店に行って警察に通報。しかし、警察には「今そこで事故があり救急隊員が向かっている」と・・・。

シェリーが一時停止の看板を壊してしまったために、車同士が衝突し、クラスメイトが1人死亡してしまいます。

パーティでいい感じになったクレイとハンナ。ハンナにずっと恋心を抱いていたクレイは、ハンナにOKのサインをもらって2階でキスをします。しかし、数々の男子生徒から受けた仕打ちを思い出したハンナは、クレイを拒絶。クレイはその後、その場を立ち去ってしまいます。

自殺の決定打とも言えたのが、ブライスからの暴行でした。

もちろん、テープに13の理由を残したということは、このブライスの暴行だけが理由ではないということを示したかったんだとは思いますが、やはり大きな打撃となったことには間違いないでしょう。

学校生活で困り果てたハンナが頼ったスクールカウンセラー。しかし、「視点を変えろ」という漠然とした対応に、彼女の絶望感を増やしてしまう羽目に。

次に、シーズン2のネタバレ解説をご紹介します。

ハンナの死から5カ月。シーズン2では、ハンナの両親が起こした裁判によってハンナとは別の視点やテープで語られなかった真実が判明していきます。ブライスの様々な悪事を証明するために、クレイやその仲間たちが一団となって闘います。

2019年8月から配信された、シーズン3のネタバレ解説です。

シーズン3では、新たな新キャラも登場します。物語の中心となるのが、転校生のアニ。アニの親は、ブライスの母に雇われてブライスの祖父を住み込みで介護しています。

そして、シーズン1と2で何かと悪者になっていたブライスですが、シーズン3ではなんと、殺害されてしまいます！クレイとアニは、ブライス殺害には、仲間たちの誰かが関わっているのではないか？と疑わしい人物たちの話を聞くこととなります。

しかしながら、ハンナの件で何かと奮闘していたクレイは、ブライス殺害の第1容疑者として疑われることに。他にも疑わしい人物たちのアリバイなども展開。

一見、ハッピーエンドで終わったかのようなシーズン3。しかしながら、何やら不穏な空気も漂い、今後の衝撃な展開は尚も次のシーズンへと続きそうです。

「13の理由」は、この先も物語は続きます。

実はシーズン3の配信前にはシーズン4の制作も決定し、既に撮影も進んでいるようなんですね！そして、シーズン4ではこの物語の最終章となり、シーズン4を持って終了することを発表しています。

シーズン毎に新キャラの登場が話題となった「13の理由」ですが、シーズン4にも新キャラ及び、新キャストが決定しているようです！

今のところ、映画「フォレスト・ガンプ/一期一会」やテレビシリーズ「CSI：ニューヨーク」などで人気のゲイリー・シニーズが出演することが発表されています。

ゲイリーは、過去の出来事でトラウマを持つ主人公クレイを支えるセラピストとして登場。人気俳優の登場で、ますますシーズン4が盛り上がりそうですね！

シーズン4は、いつ配信になるのかは決定していません。

毎回、新しいシーズンは前シーズンから1年ほど経った後に配信をされています。このことからも、シーズン4は2020年の夏頃ではないでしょうか？

今後配信予定のシーズン4。内容はまだ発表されていませんが、どのようにつながっていくのか、気になる謎を考察していきます！

タイラーを性的に虐待をしたモンティ。シーズン3では、ブライス殺害の罪を同性愛者であるモンティに被せる展開で物語が終了しています。

しかし、ブライスが殺害された時間帯には、モンティは他の学校の生徒であるウィンストンと性的な関係を持っていました。しかし、同性愛者であることを公表したくないモンティは、偽のアリバイを作ってしまい、結果として警察に疑われて犯人に仕立て上げられたのです。

タイラーを襲った件で刑務所生活となったモンティは、獄中で殺害をされてしまったため、その真実は語られぬままに。しかし、モンティと過ごしていたウィンストンが、モンティのアリバイを告げるところでシーズン3が終了。

この件からも、シーズン4ではウィンストンがモンティの無実を証明する行動に出るのではないでしょうか？

シーズン1から3までに物語のキーパーソンとして登場したブライス。シーズン3では帰らぬ人となってしまったブライスですが、シーズン4でも登場する可能性があります。

シーズン1で自殺をしたハンナも、シーズン2では回想シーンなどにも多数出演をしていました。そのことからも、ブライス殺害の真相が語られるであろうシーズン4では、ブライスも回想シーンなどで頻繁に登場するのではないでしょうか？

シーズン3の最終話にて、船に引き上げられた大量の銃。これは、モンティから性焚き虐待を受けたタイラーが復讐のために学校で乱射事件を起こそうと計画をした際に用意されたもの。クレイとトニーによって、川に捨てられてタイラーの乱射事件を食い止めました。

結果的に、事件にはならなかったものの、これだけの大量の銃を準備して乱射事件を起こそうとしたのは、立派な罪です。この銃を川に捨ててしまったクレイたちも通報をしなかったことが問題ともなりそうですね。

この件で、ブライス殺害の真犯人を暴くこととの接点も見えてきそうです。

「13の理由」は、登場キャラのナレーションにより物語が進行します。

シーズン1はハンナ。シーズン2はタイラー。そして、シーズン3はアニでした。このことからも、シーズン4は他のキャラクターがナレーションをすると予想します。

シーズン4では、ブライス殺害の真相に焦点が置かれると思いますので、もしかするとブライス本人がナレーションをする可能性もありますね！

シーズン3で、ブライスの密告によってアメリカに不法滞在をしていたトニーの家族がメキシコに強制送還をされる事態になりました。この件で、ブライスを恨んでいたトニーも、ブライス殺害の容疑者として疑われることに。

現在、アメリカはトランプ政権により大きな移民問題を抱えています。このトニーのようなケースは、アメリカでも多発している問題。まだ、高校生のトニーが家族と離れ離れに暮らさなければいけないなんて、辛すぎます。

シーズン4では、この移民問題にも触れてもらい、トニーが無事に家族と暮らせるようになってほしいと願いたいですね！

「13の理由」について、全シーズンのあらすじやネタバレ解説などをお届けしました。

「13の理由」は現在シーズン3まで配信終了。ネタバレ解説でもお伝えしましたが、今後のシーズン4への伏線も気になるところですね！次回のシーズン4の配信を心待ちにしています！