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バッキー事件とは?卑劣な事件の真相と主犯栗山龍や被害者の現在!
バッキー事件とは?卑劣な事件の真相と概要。主犯栗山龍や被害者の現在とは!今回はAV業界で起きたバッキー事件の概要について紹介します。主犯格の栗山竜という人物や被害者女性のその後などAV業界で起きた卑劣な強姦事件について詳しくご紹介していきます。
【AV業界で起きたバッキー事件の概要や被害者の現在、その後】バッキー事件とは?
バッキー事件とはAV製作会社バッキービジュアルプランニングによって起きたAV女優や素人に対して強姦致傷事件です。この事件の被害者は約20〜30人にも上りバッキービジュアルプランニングの代表の栗山竜代表含め8人が強制わいせつ罪で逮捕されました。極めて卑劣な犯行からマスコミでも大きく取り上げられた事件で多くの女性がこの事件に注目しました。
【AV業界で起きたバッキー事件の概要や被害者の現在、その後】事件の概要は?
事件は2004年6月に起きました。AV業界でビデオ製作をしている会社バッキービジュアルプランニングは東京都豊島区の居酒屋でAV女優に薬物を吸わせてマンションに連れ込みわいせつな行為を撮影し、肛門に浣腸器具を挿入し器具を破裂させ、被害者の女性は直腸穿孔、肛門破裂による全治4ヶ月の重症を負わせました。
もしも処置が少しでも遅かったら死に至る可能性もあったとして警察の捜査が入りました。被害者女性は人工肛門を付けざるを得ないほどの後遺症が残ってしまったそうです。
この事件でバッキービジュアルプランニングの代表の栗山竜と責任者ら8人が強制わいせつの疑いで逮捕されました。
【AV業界で起きたバッキー事件の概要や被害者の現在、その後】暴行ビデオを大量に制作
この事件が発覚する前から暴行ビデオの撮影は行われており、監禁、陰毛焼き、プールで水に沈める行為、水を無理やり飲ませて嘔吐、ロートを使用してビールを何度も胃に流し込むといった暴行ビデオを大量に制作していました。
この撮影はエキストラなどの応募を募った素人も参加し、AV女優にも撮影内容については知らされていなかったそうです。
【AV業界で起きたバッキー事件の概要や被害者の現在、その後】栗山竜は証拠不十分で釈放
逮捕された栗山竜らでしたが証拠不十分で釈放されました。これをきっかけに池袋警察署は本腰をいれて捜査を始めバッキー壊滅に力を入れるようになりました。この事件での証拠は不十分でしたが、前から暴行撮影は行われていたので多くの被害者女性がいました。
その被害者女性に警察が説得して被害届を提出し2005年3月に関係者らは再逮捕されました。
この事件の主犯とされていた代表の栗山竜は撮影スタッフに罪をなすりつけ自分は関与していないと主張していましたが、2006年に強姦障害容疑で逮捕され起訴されました。
結局警察の懸命な捜査によって逮捕されました。もし警察が本腰を入れていなかったらさらに多くの被害者が出ていたかもしれません。
【AV業界で起きたバッキー事件の概要や被害者の現在、その後】刑期は?
主犯の栗山竜と撮影を監督していた撮影者は東京地方裁判所に起訴されました。諭告ではレイプ撮影と偽って違法な薬物や睡眠薬を無理やり女優に飲ませて約20人から30人の女性に暴行を加え、水中に沈めたり暴行は10時間以上も続いたそうです。この演出の度を超えた卑劣な暴行の実態が明かされました。
しかし、栗山竜らは反省の色は全くみられずこの情状酌量の余地なしとして検察は懲役20年を求刑しました。この求刑に対しても栗山竜は薄ら笑いを浮かべた表情だったそうです。結果的に栗山竜は2007年12月19年に懲役18年の判決が言い渡されました。
【AV業界で起きたバッキー事件の概要や被害者の現在、その後】事件に関与した人物
栗山龍(本名:栗山竜)
栗山竜はバッキービジュアルプランニングの代表取締役で事件当時は40歳でした。自称年収50億円を語っており自身をカリスマと謳っていたそうです。趣味はSMビデオ鑑賞だそうですが、満足できずに自ら撮影しようと考え会社を立ち上げたそうです。
ハリケーン三郎(本名:濱田太平洋)
現場責任者だった濱田太平洋は事件当時26歳で、バッキー事件前にも繁華街で露出撮影をしたとして現行犯逮捕されています。
パンティー仮面(中村件臣)
中村件臣は濱田太平洋の弟子だったそうです。男優をしておりAV製作会社の監督もしていたそうです。過去には男優に対して暴行し監禁した罪で逮捕されています。
ジャニーズ光太郎(矢野光太郎)
男優の矢野光太郎は中村に誘われてバッキーに入社した男優です。過去にはホストをしていたそうで、熱狂的なファンがいたそうです。事件発覚後矢野光太郎が周りから罪を擦り付けられた人物です。しかし、本人は全て自分がやってきたことと反省していたそうです。
サモハンチンポー(神谷聡一)
神谷聡一は体格が大きく指が一本ないという人物で男優をしていました。撮影時は罵声や脅しをして撮影していたそうです。
きえねぇ(中原紀恵)
中原紀恵はAV女優です。被害者のような拷問を受けている女性に対して虐める側の女優として出演していました。お金がなかったからと犯行の動機を話していたそうです。
ようこ(大村恵美)
中原紀恵と同様に虐める側の女優として出演していました。過去には恐喝で少年院に入っていたこともあるそうです。
椎葉(坂場三紀夫)
坂場三紀夫はカメラマンです。過去には前科三犯もあります。バッキー事件には打ち合わせにもいなかったし女性には指一本触れていないと容疑を否認していた人物です。
猫屋陽平(岩崎悟)
岩崎悟は映像編集ライターです。早稲田大学出身と高学歴ですが、借金返済のためバッキーのビデオ編集をしていたそうです。岩崎悟は加害者ではないということで起訴されていません。
【AV業界で起きたバッキー事件の概要や被害者の現在、その後】栗山竜という人物
栗山竜はAV業界以外にもSMクラブ「クラリス」の経営もしており大手企業の経営コンサルタントもしていたそうです。自宅には高級車17台を所有しており、ブラックカードも持っていたそうです。
精神的に少し病んでいる面もあり趣味は猫を殺すことだっそうで、猫を飼ってきて水で溺死させたり、車で引き殺したりと残酷な行為をしていたそうです。殺した後にはゾクゾクすると周りに話していたそうです。こういった趣味の延長にバッキー事件のような卑劣な事件が起きてしまったのかもしれませんね。
栗山竜は結婚しているという情報も子供がいるという情報はありませんでした。また、家族に関する情報も一切見つかりませんでした。
【AV業界で起きたバッキー事件の概要や被害者の現在、その後】その後は?
懲役18年の判決を受けた栗山竜は現在長野刑務所に収監され現在も服役中です。裁判から反省の色が全く見えなかった栗山竜は刑務所でも受刑者に自分の行為を自慢げに話したり、縛りのテクニックなどを披露したりとまったく反省の色はないようです。
18年という刑期ですが、また外の世界に来る日がきます。被害者女性のような女性がうまれないことを願うばかりです。
【AV業界で起きたバッキー事件の概要や被害者の現在、その後】被害者女性の現在は?
バッキー事件で被害にあった女性は現在車椅子生活をしているそうです。集団で暴行されたことで一人で生活することが困難になってしまった方も多くいるそうです。また、精神的にも苦しんでおり言語障害や水に恐怖心を覚えお風呂やトイレが使用できなくなってしまっている方もいるようです。
薬物や大量のアルコールを摂取した被害者の中には自殺者もあり、今でも精神的に苦しんでいる方は多くいるようです。人生をめちゃくちゃにされてしまったのにもかかわらず被害者には賠償金などは一切支払われていないというのが現実です。
【AV業界で起きたバッキー事件の概要や被害者の現在、その後】まとめ
集団暴行という卑劣な犯行で多くの女性を苦しめたバッキー事件は解決に至りましたが、まだ多くの被害者が苦しんでいます。主犯の栗山竜は反省の色が全くみられず服役中の現在でも自慢げに事件について語っているそうです。このような事件で被害にあう女性が今後出ないことを祈るばかりです。