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拒食症経験のある芸能人・有名人20選【2019年最新版】

現在悩まされている人が増えてきている拒食症。その性質から、芸能界などで活躍する芸能人・有名人の中にも拒食症経験者や、拒食症の疑いがある人物が大勢います。そんな拒食症経験者20人と、拒食症の症状・克服などについてもまとめました。

拒食症とは

拒食症というものについて聞いたことがあるでしょうか。拒食症は、自分の体型を太っていると感じ、かなりのやせ型になっても、それを細いと感じられなくなります。
そして体重が低下することによって栄養が低下し、低血圧や心拍数の低下、皮膚の乾燥など、体のあらゆる部分に変化が起きます。
精神的にも不安を覚え、人間関係に支障をきたすこともありえます。

拒食症経験のある芸能人・有名人20選

鈴木明子

鈴木明子さんは、1985年生まれの元フィギュアスケート選手です。オリンピック8位入賞や世界選手権でメダルを獲得するほどの実績をもち、2010年代前半に日本女子フィギュアスケート界を盛り上げたうちの一人です。
若いころからスケートで期待されていましたが、大学入学後の環境の変化からくるストレスや、痩せればジャンプが跳べるとの意識から徐々に体重が減り、拒食症になっています。
はじめは回復までに3年かかると言われていた中、1年後には試合に出るまでになりました。そういった苦難を乗り越え、フィギュアスケート選手として成績を残し、現在は振付師として活躍しています。

ともさかりえ

ともさかりえさんは、1979年の女優・歌手です。テレビドラマ「金田一少年の事件簿」「君が教えてくれたこと」へ出演のほか、多数のCMにも出演していました。
インタビューで、人気絶頂期に拒食症だったことを公表しています。栄養失調や精神不安に悩まされると同時に、頻繁な嘔吐のせいで、歯もぼろぼろの時期がありましたが、現在は克服し、子供がいます。

レディー・ガガ

レディー・ガガは、1986年生まれのアメリカのアーティストです。世界的に人気を集めており、2010年にはアメリカの有名雑誌「タイム」で世界で最も影響力のある有名人アーティスト部門で1位に選ばれました。
彼女は周囲になじむことができず、学生時代にいじめを受け、15歳から拒食症及び過食症であったことを発表しています。しかし、吐くことによってのどを痛め、自分の生きがいである歌に影響を及ぼすことを恐れ、克服しました。

遠野なぎこ

遠野なぎこさんは1979年生まれの女優で、テレビドラマ「未成年」「すずらん」「冬の輪舞」などに出演しています。
幼いころから親から虐待を受けており、太らないために吐くことを強制された結果、拒食症になったといいます。幼いころの環境が原因で精神疾患などにもなっており、徐々に回復に向かっているものの、現在も拒食症と闘っています。摂食障害に関して書籍も発売しています。

Cocco

Coccoは、1977年生まれのシンガーソングライターです。「強く儚い者たち」や「樹海の糸」はCMやドラマのテーマソングとしても使われています。
ある時から食事を全く受け付けなくなったことを雑誌のインタビューで語っており、同時に激やせしている姿で雑誌に登場しました。同時にパニック障害も語っていたことから、ストレスが原因ではないかと考えられています。

釈由美子

釈由美子さんは1978年生まれの女優・タレントです。元グラビアアイドルとしても活動しており、これまでにテレビドラマ「ヒミツの花園」「7人の女弁護士」などに出演しています。
体型を気にし、ストレスがたまっていた時代に、太ることへの恐怖が大きく、撮影前にはほとんど食べない、食べたものを吐くという生活を続け、拒食症になりました。現在は規則正しい生活を送っているものの、かなり細身の体型を美しいと思っているような発言がみられることがあります。

メアリー=ケイト・オルセン

メアリー・ケイト・オルセンはアメリカの女優・ファッションデザイナーです。双子の姉アシュレーとともに子役時代から活躍しており、ドラマ「フルハウス」では日本でも注目を集めました。
10代のころに拒食症になり、本人は、多くの人に見られながら成長過程を過ごしたことが原因と考えています。確かに、多くの人から評価されることは、思春期には恐怖でしょうね。専門家に相談するまでの葛藤が大きかったそうですが、専門家に相談することで克服したと語っています。

ユリア・リプニツカヤ

ユリア・リプニツカヤは、ロシアの元フィギュアスケート選手で、2014年のオリンピックでは金メダルを獲得し、冬季オリンピックにおけるフィギュアスケートの史上最年少金メダリストの記録をもっています。
2017年に引退しており、理由を健康上の問題としています。拒食症はとてもよく起こる問題ではあるものの、誰しもが克服できないと語っています。

ジェシカ・アルバ

ジェシカ・アルバは1981年生まれのアメリカの女優で、世界一セクシーな女性にも選ばれている人物です。代表作には「ダークエンジェル」「シン・シティ」などがあります。
ドラマ出演時に、役作りのため、一気に体重を落としたことがきっかけで拒食症になったといいます。また、それと同時に、思春期特有の体重の変化に対する恐れが大きかったことも原因です。子供が生まれてからは前向きに考えるようになりました。

デミ・ロヴァート

デミ・ロヴァートは、1992年生まれのアメリカの女優・歌手です。10歳でデビューし、その後ディズニー・チャンネルで人気を集めました。
学校でいじめを受けたことがきっかけで拒食症になっていましたが、一時期リハビリ施設に入院し、現在は克服しています。自身の経験から、精神疾患患者の自助グループに対する支援を行っています。

カレン・カーペンター

カレン・カーペンターは、アメリカの人気音楽デュオ「カーペンターズ」のボーカルです。「歴史上もっとも偉大なシンガー100人」にも選ばれてことがあるほど、人気を集めました。
カレン・カーペンターは、幼いころから自身の体型を気にしており、過度なダイエットをしていくようになり、拒食症となりました。32歳の時に急性心不全でなくなっていますが、拒食症が心不全につながったともいわれており、摂食障害の恐ろしさを世間に喚起しました。

トローヤン・ベリサリオ

トローヤン・ベリサリオは、1985年生まれのアメリカの女優です。テレビドラマ「プリティ・リトル・ライアーズ」などで知られています。
拒食症については、目に見える病気ではなく、周囲の共感が大事と語っており、自身の経験を活かして、拒食症をテーマに映画製作を行っています。今では克服しています。

グレイシー・ゴールド

グレイシー・ゴールドは、アメリカのフィギュアスケート選手です。2014年オリンピックでは、団体戦で銅メダルを獲得しています。
2017年には摂食障害を発症しており、入院・治療を行いました。フィギュアスケート選手は、スポーツに有利な肉体づくりと同時に、見た目を注目されることも多く、摂食障害に悩まされやすいようです。

ほしのあき

ほしのあきは、1977年生まれのタレント・女優です。グラビアの仕事でブレイクし、バラエティ番組での活躍も徐々に増やしていきました。
拒食症かどうかに関しては、本人の口からは公表されていないので、正確にはわかりません。一時期急に痩せたことと、グラビアモデルという仕事柄、人にスタイルを評価されることから、そのような噂になっています。

宮沢りえ

宮沢りえさんは1973年生まれの女優・モデルです。1987年に初代リハウスガールを務め、その後、映画「ぼくらの七日間戦争」「紙の月」などに出演しています。
その美しさとともに細さで知られる女優ですが、不倫破局騒動のストレスから体重が一気に減少し、拒食症になったと言われています。今ではそのストレスを乗り越えることができており、「宮沢りえ拒食症日記」という本も発売されていますが、本人の口から拒食症だったことを公表した事実は見つかりませんでした。

中森明菜

中森明菜さんは、1965年生まれの歌手・アイドルです。1980年代に活躍したアイドルの中でもトップクラスの人気を誇り、「飾りじゃないのよ涙は」「セカンド・ラブ」などで知られています。
中森明菜さんは1989年に当時交際していた恋人のマンションで自殺未遂を起こし、その後謝罪会見を開いています。その後、一気に痩せてしまった様子から、拒食症だったのではないかと言われています。そのほかの病気の疑いやうわさもありますが、真相は明かされていません。
しばらく活動休止していた時期もありますが、2014年の年末の紅白歌合戦で歌手活動再開を果たし、多くの人の感動を呼びました。

河北麻友子

河北麻友子さんは、1991年生まれモデル・タレントです。ファッションモデルとして人気を集める一方で、バラエティ番組にも数多く出演を果たしています。
もともとかなりの細身で、その体型を心配する声もあがっていたのですが、とあるバラエティ番組で、吐きだこと疑われるものが発見され、太らないために吐いているのではないかと言われ、拒食症が疑われています。

高橋真麻

高橋真麻さんは、1981年生まれのアナウンサーです。父親は俳優の高橋英樹さんで、数多くの情報番組に出演、バラエティでも多く見かけます。
高橋真麻さんに関しても、拒食症というのは噂の域を過ぎません。一時期急激に痩せたことと、暴飲暴食を繰り返していたことから、食べては吐いてを繰り返したのではと言われています。もともと明るいキャラクターで、自虐的な話も率先していたため、性格の面でも心配の声があがっていました。

木下優樹菜

木下優樹菜さんは1987年生まれのモデル・タレントです。モデルとしてデビューし、その後クイズ番組でおバカキャラとしてブレイクしました。
木下優樹菜さんも、拒食症とはわかっていませんが、とても細身であることからそういった噂がたっています。ただ、もともとかなり細身であったことと、妊娠出産を経て体重の変化や精神的な変化が起こりやすいことから、可能性は高くないと言えるでしょう。

田中れいな

田中れいなさんは1989年生まれの歌手で、元アイドルです。モーニング娘。としてデビューし、高い歌唱力から人気を集めました。
田中れいなさんもかなり細身で、食べるとすぐ太ってしまい、太ったと感じたら食べるのをやめる、と発言しています。そういったことから拒食症の疑いをもたれていますが、はっきりと拒食症ではないと明言していました。ただ、自分の体型の増加に人一倍恐怖感をもっているようです。

克服のためには

拒食症の克服方法は、もちろん人によって異なります。ただ、拒食症経験者が語っている内容の一つとして「周囲の理解・共感」が挙げられています。
拒食症は自分の体型に関する不安や、自分自身に対するマイナスイメージが原因であることも多いです。真っ向から拒食症の状態を否定することなく、つらいことや困難なことに寄り添い、理解することが大切なのでしょう。

まとめ

数年前から、女性のあこがれでもあるモデルの痩せすぎ問題が世界的に話題になっています。周囲からの視線で体型に関して評価されることの多い職業や、思春期の時期には、敏感になる問題です。
拒食症に対する周囲の理解を深めるとともに、世間での価値観を改める必要があるのではないでしょうか。