花言葉「悲しい」「孤独」「さようなら」を表す花は?意味別に紹介!
思いを伝えたい人や感謝の気持ちを伝える時に花を贈りますよね。しかし、花言葉には良い意味ばかりではなく「悲しい」や「孤独」、さらには「別れ」「狂気」「絶望」など悪い意味を持つ花もあります。これらの意味を持つ花をご紹介します。
花言葉「悲しい」「孤独」「さようなら」意味別に紹介【悲しい】
「悲しい」を表す花:マリーゴールド
5月から9月に最盛期を迎え、4月から11月にフラワーショップで出回る「マリーゴールド」は、主に夏から秋にかけての花と言えます。
マリーゴールドの花言葉は「悲しい」以外にも「嫉妬」「絶望」などの意味があります。可愛らしい花ですが、花言葉はとっても怖いので、贈り物として適していないでしょう。
「悲しい」を表す花:ヒヤシンス
春の花である「ヒヤシンス」は冬から初夏にかけて出回る花です。
ヒヤシンスの花言葉は「悲しい」以外にも「悲哀」があります。しかし悲しい言葉ばかりではなく「初恋のひたむきさ」という初々しい意味もあります。
「悲しい」を表す花:キンセンカ
春の花である「キンセンカ」は3月から5月に開花する花です。
キンセンカの花言葉は「悲しい」以外に「失望」「失意」があります。どれも悪い意味の花言葉なので、贈り物には適さないでしょう。
花言葉「悲しい」「孤独」「さようなら」意味別に紹介【孤独】
「孤独」を表す花:ワスレナグサ(勿忘草・忘れな草)
3月から5月に咲く「ワスレナグサ」は「勿忘草」とも「忘れな草」とも書きます。花言葉の意味で有名なワスレナグサ(勿忘草・忘れな草)の花言葉は「私を忘れないで」です。孤独感を感じる花言葉です。しかし、別の意味は「真実の愛」もあるので、絶望的な意味だけはないことがわかります。
「孤独」を表す花:エリカ
南アフリカやヨーロッパなどが原産の「エリカ」は常緑樹です。冬になると小さなピンクの花を咲かせるエリカですが、花言葉は「孤独」「寂しさ」という意味があります。これは、エリカが自生する場所が風の吹きすさぶ荒野であるから、その姿を見て花言葉がついたと言われています。
「孤独」を表す花:ギョウリュウモドキ
エリカに近い仲間の常緑樹「ギョウリュウモドキ」は、ヨーロッパや北アフリカが原産です。ギョウリュウモドキの花言葉は「孤独」などの悲しい意味がありますが、高山植物として人気があります。ガーデニングには適していますが、贈り物にはオススメできません。
花言葉「悲しい」「孤独」「さようなら」意味別に紹介【さようなら】
「さようなら」を表す花:シオン
9月から10月に咲く「シオン」は冬が訪れる前に開花する花です。
シオンの花言葉は「さようなら」以外にも「追憶」や「追想」「遠方にある人を思う」「君を忘れない」など、誰かを忘れたくない思い、そして別れなければならない気持ちが込められています。
「さようなら」を表す花:スイートピー
「赤いスイートピー」の歌で一躍有名になった「スイートピー」は、2月・3月と冬シーズンが終わりを迎える頃の誕生花でもあります。
スイートピーの花言葉は「さようなら」そして「ありがとう愛の日々」です。愛した人との別れを告げる時に適している花と言えるでしょう。
花言葉「悲しい」「孤独」「さようなら」意味別に紹介【別れ】
「別れ」を表す花:キク(菊)
最盛期は5月ですが、冬などシーズン問わず買い求めることができる「キク(菊)」は、黄色や白など日本人好みと色と見た目をしています。
黄色いキク(菊)の花言葉は「破れた恋」です。西洋では「slighted love(軽んじられた恋)」という意味があり、いずれも失恋を意味する花言葉です。
「別れ」を表す花:アネモネ
早春の風が吹き始める頃に咲くと言われる「アネモネ」は、ギリシア語の「風」を意味する言葉が語源だと言われています。
アネモネの花言葉は「見捨てられた」「見放された」など以外に「はかない恋」「恋の苦しみ」などの意味があります。いつれも失恋の気持ち、別れを意味しています。
「別れ」を表す花:チューリップ(白)
冬が終わり、咲き始めると春を感じる人が多い「チューリップ」は人気の品種です。
ガーデニングでも人気のチューリップですが、別れの意味があることをご存知でしょか。チューリップ全体の意味は「思いやり」ですが、色によって意味が異なります。特に白いチューリップは「失われた愛」という意味があります。贈り物でチューリップを選ぶときは白以外を選びましょう。
花言葉「悲しい」「孤独」「さようなら」意味別に紹介【狂気】
「狂気」を表す花:クロユリ(黒百合)
見た目がキレイで香り高い匂いのするユリですが、「クロユリ(黒百合)」は花言葉の中で最も怖いと言われています。
クロユリ(黒百合)の花言葉は「呪い」「愛」です。アイヌ民族の伝説では、好きな人へクロユリ(黒百合)を渡し、受け取ってくれれば結ばれるという言い伝えもあるため、決して悪い意味ではないのですが、贈り物に最も適していない花として有名です。
「狂気」を表す花:ゲッカビジン(月下美人)
美しい花と濃厚な香り、そして夜咲き朝になるとしぼんでしまう「ゲッカビジン(月下美人)」は、まさに名前の通りの花と言えるでしょう。
ゲッカビジン(月下美人)の花言葉は「あでやかな美人」「はかない美」など可憐さを表すものばかりですが、実は海外の花言葉の意味が怖いことが分かりました。ゲッカビジンの海外の花言葉は「危険な快楽(英語)」「肉感的(フランス)」など、狂気じみた意味があります。
「狂気」を表す花:クローバー
春から夏にかけて自生する「クローバー」は、四つ葉のクローバーを探すと幸せになれると言われているほど、良いイメージの強い花でしょう。しかし、花言葉が狂気じみていることをご存知でしょうか。
クローバーの花言葉は「私を思って」「幸運」「約束」、そして「復讐」という意味があります。うっかり幸運を祈ってクローバーを渡すと、人によっては「幸運」の意味ではなく「復讐」ととらえる可能性があるので注意しましょう。
花言葉「悲しい」「孤独」「さようなら」意味別に紹介【絶望】
「絶望」を表す花:キンセンカ
キク科に属する「キンセンカ」は、冬や春、夏など誕生花として何か月にもまたがって制定されています。
キンセンカの花言葉は「慈愛」「静かな思い」以外に「絶望」「悲しみ」「悲嘆」などのマイナスな意味をあります。
「絶望」を表す花:ゲッケイジュ(月桂樹)
スポーツの祭典で勝利を収めたものに捧げる冠として使われる「ゲッケイジュ(月桂樹)」には全体の意味として「栄光」や「勝利」「栄誉」などの意味があります。しかし、ゲッケイジュ(月桂樹)の花だけの意味を調べると「裏切り」、また葉だけの意味は「私は死ぬまで変わりません」とうい狂気じみた意味があります。スポーツ以外で贈るのは避けましょう。
「絶望」を表す花:ハナズオウ
冬の季節が終わると咲き始める「ハナズオウ」は、マメ科の植物です。
ハナズオウの花言葉は「高貴」や「質素」などの意味もありますが「裏切りのもたらす死」という絶望に満ちた意味があります。また「人のおだてに乗りやすい」という意味もあるので、贈り物として適していないでしょう。
花言葉「悲しい」「孤独」「さようなら」意味別に紹介【嫉妬】
「嫉妬」を表す花:バラ(黄)
冬でも買えるバラは、通年を通して贈り物として人気の花です。バラは色によって意味が異なりますが「愛」や「友情」「絆」などの意味がります。
黄色いバラの花言葉は「友情」ですが、「嫉妬」という意味もあります。交際相手の浮気に気づいて、そっと気持ちを伝えたいときにオススメです。
「嫉妬」を表す花:ヒヤシンス(赤)
「ヒヤシンス」は古代ギリシア神話にも登場するなど、古から自生している花です。
ヒヤシンスの花言葉は色によって異なります。紫は「悲しみ」「悲哀」、ピンクは「スポーツ」、白は「心静かな愛」など穏やかですが、赤いヒヤシンスは「嫉妬」という意味があります。赤いヒヤシンスを交際相手から贈られたら注意しましょう。
「嫉妬」を表す花:シクラメン(赤)
秋から冬にかけて咲く「シクラメン」は、さまざまな色があり人気の花です。
シクラメン全体の花言葉は「遠慮」や「内気」「はにかみ」などの内面的な意味がありますが、これが赤いシクラメンになると「嫉妬」という意味になります。友人や知り合いから赤いシクラメンを贈られたら注意しましょう。
花言葉「悲しい」「孤独」「さようなら」意味別に紹介【花を選ぶコツ】
花には複数の花言葉があり、また色によっても意味が異なるため、贈り物として選ぶときには苦労するでしょう。失敗しないで花を選ぶコツを最後にご紹介します。
1:フラワーショップで相談する
フラワーショップで花を買うならば、スタッフに聞いてみるのが良いでしょう。おススメの花や意味が良くない花など相談に乗ってくれるでしょう。
2:花言葉辞典を参考にする
花言葉を一覧で調べるとができる辞典があるので、それを参考にして花を選ぶのはいかがでしょうか。花言葉は基本的に変わらないので、図書館の辞典を借りれば済みます。常に花を買う習慣がある人は、一家に一冊あってもよいでしょう。
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まとめ:花言葉「悲しい」「孤独」「さようなら」を表す花は?意味別に紹介!
花言葉には「愛」や「幸福」など良い意味を持つ花もたくさんありますが、中には「別れ」や「狂気」「絶望」そして「嫉妬」という意味が込められている花があります。大切な人や感謝を伝えたい時に花を贈る時は、花の意味にも注意して贈りましょう。