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Categoryスキンケア

ワセリンで日焼けトラブルってほんと?ワセリン使用の注意点まとめ

ドラッグストアなどで簡単に手に入るワセリン。最近では常備している女性も多いですよね。でも、ワセリンを使用するときに日焼けなど、注意しないといけないことがあるって知っていましたか?この記事ではワセリンで日焼けするのは本当なのかや、その他の注意点もご紹介します。

ワセリンで日焼けってほんと?日焼け以外の注意点も知りたい!

ワセリンはドラッグストアなどで手軽に買うことができますし、安くて美容効果もあるということでプチプラコスメのひとつとして、最近女性に大人気ですよね。
そんなワセリンですが、「ワセリンで日焼けするらしい」なんて噂を聞いたことありませんか?もしワセリンを使うことで日焼けしてしまうなら、美容効果を求めてワセリンを使っている女性からすると本末転倒ですよね。
ということで、この記事ではワセリンで日焼けをするという噂は本当なのか、また、他に注意する点はないのかなどを解説します。この記事を読んで、ワセリンの使い方を見直してみてくださいね。

ワセリンは何でできているの?種類は何がある?

ワセリンを見たり、触ったりしたことのある人ならわかると思いますが、ワセリンは主成分は油です。そんなワセリンが何でできているかというと、ワセリンの原材料は石油です。
原材料が石油とだけ聞くと、お肌に悪そうでギョッとしてしまいますが、ワセリンは石油を精製し、さらに不純物を取り除いたものなので、お肌に使っても安全なものなんですよ。
ワセリンは、精製度と不純物が含まれている量によって4種類に種類分けされています。4種類とは、黄色ワセリン、白色ワセリン、プロペト、サンホワイトです。
4種類の中でいちばん精製度が低く、含まれている不純物の量が多いのが黄色ワセリンで、そのあとは白色ワセリン、プロペト、サンホワイトという順に精製度が高く、含まれる不純物の量は少なくなります。

ワセリンで本当に日焼けするの?

ワセリンで日焼けをしてしまうというのは本当なのでしょうか。これは、厳密にいうと間違いです。正しくは、ワセリンを塗った状態で紫外線に長時間晒された場合には、“油焼け”をしてしまい、シミになったり色素沈着を起こしたりしてしまうことがあるのです。
油焼けとは、お肌についた油分(ワセリン)が、太陽からの紫外線や熱などによって、酸化してしまうことをいいます。お肌についた油分が紫外線で酸化することによって、色素沈着やシミの原因となりかねないんですよ。
しかし油焼けは、昔の精製度が低くて不純物の量が多いワセリンで起きやすい現象です。現在のワセリンは、ワセリンの中でもいちばん精製度が低く不純物の量が多い黄色ワセリンでも、昔と比べればはるかに純度はアップしていますから、ワセリンをつけて紫外線を浴びても油焼けは起こりにくくなっているのです。
そのため、ワセリンを塗っているときに過度に油焼けによる色素沈着を気にして紫外線を避けたりする必要はありません。日常生活程度の紫外線なら、色素沈着を起こす油焼けはしませんからご安心を。
しかし、どうしても紫外線を浴びることによって油焼けをし、色素沈着するのが怖いという方は、白色ワセリン以上の純度のワセリンを使うといいですよ。
ただし、海水浴や夏の猛暑日、外でスポーツをする日などは、長時間紫外線に晒されることになりますから、ワセリンをお肌につけるのはやめておいたほうがいいでしょう。

【日焼け以外/ワセリンを使用するときの注意①】ニキビ肌やオイリー肌の人は注意

ニキビができやすい肌質の人や、オイリー肌の人はワセリンを使う際に注意してください。ニキビ肌やオイリー肌の人は、もともと顔の皮脂量が多いので、ワセリンを使うことでさらに油分を重ねている状態になるのです。
そのため、顔の皮脂量がさらに増えてしまいます。ニキビは皮脂をエサとしていますから、ワセリンを塗ることによって皮脂が過剰になったお肌は、ニキビにとって絶好の場所になってしまうわけです。
ニキビ肌やオイリー肌の人は、皮脂量の多い部分にはワセリンを塗らないようにするなどの工夫をしてくださいね。

【日焼け以外/ワセリンを使用するときの注意②】敏感肌など、お肌が弱い人は注意

敏感肌などのお肌が弱い人がワセリンを使うと、ヒリヒリしたりかぶれてしまったりすることがあるようです。
これは、ワセリンに含まれる微量の不純物に反応してしまっているために起こります。お肌の弱い人や敏感肌の人は、白色ワセリン、プロペト、サンホワイトなどの精製度が高く、含まれている不純物の量が少ない種類のワセリンを選びましょう。
白色ワセリン、プロペト、サンホワイトは、医師から処方されることもあるワセリンなので、敏感肌の人でも安心して使うことができますよ。

【日焼け以外/ワセリンを使用するときの注意③】ワセリンをすくうときは手ですくわない!

ワセリンは、石油を精製し、不純物を取り除いたものです。しかし、せっかく不純物を取り除いたワセリンを、素手ですくったりしてしまうと、また埃や皮脂などの不純物が入り込んでしまいますよね。
そうなってしまっては不純物を多く含んだワセリンを使っているのと同じことになってしまいます。ワセリンをとるときには、清潔なスプーンやヘラ、綿棒などでとるようにしましょう。
特に、お肌が弱い人や敏感肌の人は、ワセリンを使う際には不純物が入らないように気をつけてくださいね。

【日焼け以外/ワセリンを使用するときの注意④】塗る量に注意して

お肌を保湿してくれたら、保護してくれたりする機能を持つワセリン。たっぷり塗れば塗るほど、その効果が比例して大きくなると思っていませんか?
ワセリンは、たくさん塗ったからといって効果が増すものではありません。むしろ、ワセリンを塗りすぎることによって、逆に肌荒れの原因となってしまうことまであるんですよ。
ワセリンを塗るときのポイントは、薄く顔に膜を張るように塗ること。こうすることによって、お肌の水分が逃げないように閉じ込めながら、お肌を保護してくれるんですよ。

【日焼け以外/ワセリンを使用するときの注意⑤】なるべく早く使い切る

ワセリンをお肌に塗ったまま、長時間紫外線にさらされると油焼けをし、シミや色素沈着の原因となってしまうことはお話ししました。これと同じことが、長い間放置してあったワセリンをお肌に使うことで起こってしまうのです。
なぜ長期間放置していたワセリンをお肌に塗ると油焼けと同じように色素沈着してしまうことがあるかというと、長期間放置したワセリンは参加してしまっているからです。つまり、参加したワセリンがお肌についているという状況が同じなのです。
酸化したワセリンは、オイルのような匂いがきつくなったり、変色したりします。そのような状態になったワセリンは色素沈着の原因となることがありますので、使わないようにしましょう。

白色ワセリンがおすすめ!

精度が高く、含まれる不純物が少ないプロペトやサンホワイトは、医師に処方されることが多いです。
ドラッグストアなどで手軽に購入できて、かつ精製度が高く、含まれている不純物が少ないという点で、白色ワセリンが普段使いにはおすすめです。
白色ワセリンなら、敏感肌の人でも安心して使うことができることがほとんどですし、プロペトやサンホワイトより価格も抑えられるので、安心とコスパを同時に実現できそうですね。

日焼けなどに気をつけて!ワセリンを正しく使ってキレイになろう!

この記事では、ワセリンを使う上での注意点を紹介しました。今ワセリンを使っている人も、まだ使ったことのない人も、正しい知識を身につければワセリンで肌荒れすることはないでしょう。
ワセリンの正しい使い方を守って、嬉しい美容効果を手に入れましょう!