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五十嵐貴久のおすすめ書籍・新刊まとめ【交渉人・炎の塔など】

ミステリー作家・五十嵐貴久さんをご存知でしょか。おすすめ書籍の中にはホラー小説「リカ」シリーズの書籍「リバース」などがあります。五十嵐貴久さんのおすすめ書籍から新刊情報(新刊発売日など)をご紹介します。ホラー・サスペンス小説に必見の内容です!

ミステリー作家 五十嵐貴久のおすすめ書籍&新刊情報

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ミステリー作家・五十嵐貴久さんは、「リカ」シリーズや「交渉人」シリーズなど人気シリーズを数多く手掛けてきました。五十嵐貴久さんのおすすめ書籍や最新刊情報をご紹介します。

五十嵐貴久のおすすめ書籍&新刊情報【プロフィール】

五十嵐貴久(いがらしたかひさ)さんは1961年12月14日(現在56歳)、東京都で生まれました。成蹊大学文学部卒業後、出版社「扶桑社」に入社しました。1年目は販売部で働き、2年目から編集部で働きました。
10年以上出版社で働きましたが、36歳で再び販売部に異動になったことで小説を書き始めました。40歳の時、長編小説「TV」が「第18回サントリーミステリー大賞」の優秀作品賞に選ばれました。受賞した2001年「リカ(応募時のタイトルは「黒髪の沼」」」で「第2回ホラーサスペンス大賞」で大賞を受賞、翌年に作家デビューを果たしています。

五十嵐貴久の新刊情報【おすすめ書籍①】

リカシリーズ

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2002年に発売された「リカ」は、出会い系サイトで知り合ったリカにストーキングされるサラリーマンを描いたホラーサスペンスです。先ほど紹介した通り、小説「リカ」は2001年「第2回ホラーサスペンス大賞」を受賞しました。
リカ (幻冬舎文庫)の画像

リカ (幻冬舎文庫)

価格:¥ 648

妻子を愛する42歳の平凡な会社員、本間は、出来心で始めた「出会い系」で「リカ」と名乗る女性と知り合う。しかし彼女は、恐るべき“怪物”だった。長い黒髪を振り乱し、常軌を逸した手段でストーキングをするリカ。その狂気に追いつめられた本間は、意を決し怪物と対決する。単行本未発表の衝撃のエピローグがついた完全版。第2回ホラーサスペンス大賞受賞。

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10年後に待望の続編「リターン」が発売

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2013年に発売された「リターン」は、ホラー小説「リカ」の続編として発売されました。小説「リターン」は、前作から10年後を舞台にしており、再びリカが登場する物語です。新たな人物たちがリカを追い詰めるストーリーであり、読んでいくと「リターン」というタイトルの意味がわかってくるホラー性も増している作品です。
リターン (幻冬舎文庫)の画像

リターン (幻冬舎文庫)

価格:¥ 648

高尾で発見された手足と顔がない死体は、十年前ストーカー・リカに拉致された本間だった。警察官を殺し、雲隠れしていたリカを追い続けてきたコールドケース捜査班の尚美は、同僚の孝子と捜査に加わる。捜査が難航する中、孝子の恋人、捜査一課の奥山の連絡が途絶えた。彼の自宅に向かった二人が発見したのは……。『リカ』を超える衝撃の結末。

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3作目「リバース」も人気

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2016年発売された「リバース」は、前作「リターン」に続き「リカ」シリーズ3作目の作品です。物語のキーパーソンであるリカがストーカーとなってしまう誕生秘話が明かされていきます。「リカ」「リターン」に引き続き「リバース」も徐々に怖さが広がっていくホラー小説です。前作「リターン」に引き続き3作目「リバース」は、タイトル「リバース」の意味が徐々にわかってくる物語です。
リバース (幻冬舎文庫)の画像

リバース (幻冬舎文庫)

価格:¥ 648

医師の父、美しい母、高貴なまでの美貌を振りまく双子・梨花と結花。非の打ち所のない雨宮家で家政婦として働く幸子は、彼らを取り巻く人間に降りかかる呪われた運命に疑念を抱く。そして、ある「真相」にたどり着いた幸子は、留守番電話に悲痛なメッセージを残すが……。最恐のストーカー・リカ誕生までの、血塗られたグロテスクな物語。

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土曜ワイド劇場ドラマ「リカ」が放送

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2003年テレビ朝日系列ドラマ「土曜ワイド劇場」で、小説「リカ」はドラマ化されました。主人公のサラリーマンを阿部寛さん、リカを浅野ゆう子さんが演じました。ドラマでは第1作のみを映像化しているため、続きやリカの誕生秘話を知りたい人は続編の「リターン」「リバース」を読んでみましょう。

五十嵐貴久の新刊情報【おすすめ書籍②】

交渉人シリーズ

2003年発売の「交渉人」は、コンビニ強盗に入った3人が、思わぬ行動を起こすサスペンス小説です。警察の現場責任者である主人公が強盗犯を相手に、交渉人として奮闘する物語でもあります。
小説「交渉人」は2003年8月、有料チャンネルWOWOWでドラマ化されました。小説「交渉人」の主人公に三上博史さんなどが出演しました。ドラマ「交渉人」は「ギャラクシー賞」テレビ部門8月度月間賞・奨励賞を受賞しました。
交渉人 (幻冬舎文庫)の画像

交渉人 (幻冬舎文庫)

価格:¥ 700

三人組のコンビニ強盗が、総合病院に立て篭った。院内の人質は五十人。犯人と対峙するのは「交渉人」石田警視正。石田はテレビやプロ野球の話題を織り交ぜ、犯人を思い通りに誘導、懐柔していく。しかし、解決間近と思われた時、事件は思いもよらない方向へ転がる。真の目的は何なのか?手に汗握る驚愕の展開と感動のラスト。傑作サスペンス。

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「交渉人シリーズ」は傑作サスペンス!

小説「交渉人」は、2007年に続編「交渉人 遠野麻衣子・最後の事件(2010年「交渉人・爆弾魔」に改題)、2010年「交渉人・籠城」の続編2作が発売されました。五十嵐貴久さんのファンのみならず、サスペンス好きからも人気がある作品です。

五十嵐貴久の新刊情報【おすすめ書籍③】

2005年のロケットボーイズ(青春三部作シリーズ)

2005年発売の「2005年のロケットボーイズ」は、志望校に進学することができず仕方なく私立工業高校に進学しますが、素行の悪さが原因で退学処分を言い渡されます。これを逃れるためには小型の人工衛星「キューブサット」の設計をしなければならなくなり、四苦八苦していく物語です。同作は「青春三部作」の2作目であり、続編には2007年発売の「1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター」です。
2005年のロケットボーイズ (双葉文庫)の画像

2005年のロケットボーイズ (双葉文庫)

価格:¥1より(中古)

−落ちこぼれのオレと引きこもりのアイツが今年、町工場発宇宙行きの手づくり衛星を飛ばします。− 時は2005年都内の工業高校に通うおれは、教師にキューブサット(超小型人口衛星)づくりを命じられ嫌々つくる。それが大会で入賞してしまい新たな試練が…。オチコボレが挑む、本邦初の理系青春小説!

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ドラマ「ロケットボーイズ」の原作

小説「2005年のロケットボーイズ」はドラマ化されました。2006年テレビ東京系列ドラマ「ロケットボーイズ」であり、主演は俳優の遠藤雄弥さんでした。

五十嵐貴久の新刊情報【おすすめ書籍④】

Fake

2004年に発売された小説「Fake」は、ひとりの男に騙された4人の男性が、ポーカ勝負に挑み10億円をだまし取ろうとする作品です。巧みな心理描写でカジノのハラハラ感と大胆なトリックを楽しむことができる娯楽小説です。キャラクターの描写が好評の作品です。
Fake (幻冬舎文庫)の画像

Fake (幻冬舎文庫)

価格:¥ 823

興信所の調査員・宮本と美貌の東大生・加奈は、浪人生・昌史を東京芸大に受からせるため、センター試験で完璧なカンニングを実行する。しかし、それは罠だった。全てを失った彼等は、昌史の父親を巻き込んで、復讐のため十億円を賭けたポーカーの勝負に打って出る。入念なイカサマを仕掛けた四人は、決して負けるはずがなかったのだが―。

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五十嵐貴久の新刊情報【おすすめ書籍④】

年下の男の子

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2008年発売の「年下の男の子」は、印刷会社で働く女性と契約社員としてひたすら深夜に働く年下男性との歳の差交際に悩む恋愛小説です。ひと回りも歳が離れている男性に告白されて、主人公の女性が戸惑う姿など、一気に読めてしまう作品です。サスペンスやホラー小説が苦手な人でも、手軽に読める小説です。
年下の男の子 (実業之日本社文庫)の画像

年下の男の子 (実業之日本社文庫)

価格:¥ 741

銘和乳業勤務のわたし(川村晶子)は37歳にしてマンションを購入。契約翌日、新製品の健康ドリンクの宣伝用フリーペーパーをめぐってトラブルが発生。価格欄が空白のまま刷り上がってしまったのだ。これは、徹夜で空白部分にシール貼りをするしかない。担当者のわたしは、ピーアール会社の23歳の契約社員・児島くんと夜を徹してのシール貼り作業を敢行。なぜか二人は話が合って…。

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五十嵐貴久の新刊情報【おすすめ書籍⑤】

誘拐

2008年7月に発売された「誘拐」は、総理大臣の孫娘が誘拐され事件に挑む星野警部の物語です。緻密な犯罪計画やラストのどんでん返しなど、発売当時は話題を集めた刑事小説です。2015年には続編の「贖い」も発売されています。
誘拐 (双葉文庫)の画像

誘拐 (双葉文庫)

価格:¥ 926

単行本刊行時、超密な犯罪計画と超絶のドンデン返しで話題を独占した超驚の警察小説がついに文庫化! 歴史的な条約締結のため、韓国の大統領が来日する。警察庁・警視庁ともに全力をあげて大統領の警護にあたる中、事件は起こった。総理大臣の孫娘が誘拐されたのだ。深刻な人員不足に悩み、混乱する警察を嘲笑うかのように犯人から要求が届く。

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五十嵐貴久の新刊情報【おすすめ書籍⑥】

炎の塔

2015年発売の「炎の塔」は、高さ450メートルを誇るタワーのオープン日、日本一の超高層ビルが火災に見舞われます。重病の夫婦や禁断の恋に落ちた女子高生など、さまざまな人たちが大火災に見舞われ、恐怖におののく様を描いたパニック小説です。小説「炎の塔」は、消防士・神谷夏美の奮闘を描いたシリーズとして、シリーズ化されています。
炎の塔 (祥伝社文庫)の画像

炎の塔 (祥伝社文庫)

価格:¥ 918

高さ四百五十メートルを誇る超高層タワーが銀座にオープンした。数万人が集まる営業初日、漏電による小火が発生。防火設備を過信するあまり対応が遅れ、タワーのあちこちで炎が噴出。嵐のような火が群衆を混乱に陥れた。未曾有の大火災に飛びこんだ銀座第一消防署の消防士・神谷夏美は最上階に取り残された人々を救えるのか?究極のパニック小説、待望の文庫化!

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小説「炎の塔」の元になった作品がある?

引用:https://i.pinimg.com/564x/cf/fc/f5/cffcf566fc34793bac892bd47ff161c3.jpg
小説「炎の塔」には元になった作品があります。1974年公開のアメリカ映画「タワーリング・インフェルノ」が小説「炎の塔」の元になっています。同映画は、スティーブ・マックイーン、ポール・ニューマン、フェイ・ダナウェイなどハリウッドスターが数多く出演した作品であり、高層ビルで火災が発生して消防士たちが奮闘する物語です。
五十嵐貴久さんは映画「タワーリング・インフェルノ」を見て影響を受け、小説「炎の塔」を書き上げたそうです。小説「炎の塔」を読んだ後に、映画「タワーリング・インフェルノ」をあわせて見ると、小説をより楽しめるでしょう。
タワーリング・インフェルノ [WB COLLECTION][AmazonDVDコレクション] [DVD]の画像

タワーリング・インフェルノ [WB COLLECTION][AmazonDVDコレクション] [DVD]

価格:¥ 1,000

ポール・ニューマン、スティーブ・マックイーン、ウィリアム・ホールデン、フェイ・ダナウェイら豪華競演で贈る、アクションサスペンスの草分けとも言うべき本作は、 1974年のオスカーR(撮影賞、編集賞、歌曲賞)に輝いた。 天高くそびえるビルの落成式当日、電気系統の故障により階下で火災が発生。 祝賀ムードは一転、地獄絵巻が繰り広げられる!

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五十嵐貴久のおすすめ書籍【新刊情報】

引用:https://images.unsplash.com/photo-1468779036391-52341f60b55d?ixlib=rb-0.3.5&ixid=eyJhcHBfaWQiOjEyMDd9&s=5506fe978d3b1011855612168fd0faca&auto=format&fit=crop&w=1821&q=80
ここからは、五十嵐貴久さんの新刊情報をご紹介します。

新刊情報①6月発売「スタンドアップ!」

2018年6月に発売された小説「スタンドアップ!」は、五十嵐貴久さんの最新刊です。青春を通り過ぎてしまった主人公がプライドをかけてボクシングのタイトルマッチに挑む物語です。書店やネット通販、さらに電子書籍でも購入することができるので、気になる人は読んでみましょう。
スタンドアップ!の画像

スタンドアップ!

価格:¥ 1,836

勝てなくてもいい。でも、もう逃げない。夫のDVから子どもを連れて逃げた先で出会ったものは―。現代を生きるすべての女性にエールを贈る、感涙必至のボクシング小説誕生!

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新刊情報②「償い(上)(下)」文庫が8月に発売予定!

2015年に発売された「星野警部シリーズ」の続編である刑事小説「贖い」の単行本が、2018年8月に発売予定です。上下2巻での発売で、星野警部の活躍をポケットサイズの単行本で読むことができます。
贖い(上) (上)の画像

贖い(上) (上)

価格:¥ 750

7月1日東京・杉並。小学校の校門に男児の切断された頭部が置かれていた。2日埼玉・和光。林で、中学生の少女の刺殺死体が発見された。3日愛知・名古屋。ス-パーで幼児が行方不明になる。これらの事件を追う捜査員の姿を丹念に描き、事件の背景、犯人の動機を重層的に炙り出す五十嵐ミステリーの新たな金字塔。ベストセラー『誘拐』で活躍した星野警部が、新たな相棒とともに難事件に挑む。

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ミステリー作家 五十嵐貴久のおすすめ書籍&新刊情報まとめ

ミステリー作家の五十嵐貴久さんは、「リターン」や「リバース」などホラー小説「リカ」などを手掛ける一方、刑事の奮闘を描く「交渉人」「誘拐」なども手掛けています。一方でパニック小説「炎の塔」なども発表するなど、多彩な才能を発揮しています。これからの活躍が期待できる小説家のひとりなので、今後の活躍に注目が集まります。