岸ユキの現在！結婚した夫は誰？子供はいる？若かりし頃の美しい画像も！

今回紹介する岸ユキ（きし ユキ）さんは元女優、元タレントです。生年月日は1948年10月23日で、出身地は兵庫県芦屋市。身長は166cm。本名は重吉富巳です。学歴は神戸松蔭短期大学を卒業していることが分かっています。父親は日本画家の山田皓斉さんです。B&G財団理事。西野バレエ団所属。

岸ユキさんと言えば女優デビュー作『サインはV!』です。『サインはV!』は、神保史郎さん、望月あきらさんの漫画が原作のドラマ。ストーリーはバレーの練習中の不慮の事故で姉を亡くしているため、バレーを恨みつつも天賦の才能で実業団にスカウトされた朝丘ユミが、コーチ・牧圭介の厳しい指導の下、日本一を目指すというもの。

“東洋の魔女”から始まるバレーブーム、特訓もあれば魔球もありという漫画・アニメ的な演出が要因となって、最高視聴率39.3%、平均視聴率32.3%という大ヒットを記録しました。そんな大ヒットドラマで岸ユキさんはキャプテンの松原かおり(画像の右端の女性)を演じ、知名度を上げました。

ファンの反応を見ると、可愛いという声はもちろんのこと、他の人はみんな茶髪だったので、岸ユキさんの黒髪が印象に残ったという声も。主役ではありませんが、岸ユキさんについて言及する人が多く、存在感を放ったようです

『サインはＶ』で知名度を上げた岸ユキさん。70年代は「けんちゃんシリーズ」を中心にドラマに出演します。『けんちゃんシリーズ』とは1969年から1982年にかけてTBS系で放送されていたドラマシリーズ。ストーリーは東京近郊の自営業者の子供のほんわかとした日常を描いています。

岸ユキさんはシリーズの中の『すし屋のけんちゃん（1971年）』サチコ役、『ケーキ屋けんちゃん（1972年）』ユミ子役など他3作に出演しています。

情報が少ないので詳しいことは定かではありませんが、Twitterを見てみると、「可愛い」など好意的な意見が多く見られ、岸ユキさんの存在は「けんちゃんシリーズ」のファンに大きなインパクトを残したようです。

『サインはV』『けんちゃんシリーズ』に出演するなどドラマで活躍しましたが、1980年頃からはバラエティ番組への出演に比重を移していきました。テレビ番組には『ベルトクイズQ&Q』『ぴったし カン・カン（TBS）』(上の画像の番組)『メレンゲの気持ち（NTV）』など人気番組に出演。

Twitterでテレビ出演について検索すると、『ベルトクイズQ&Q』出演について言及する声が多くありました。『ベルトクイズQ&Q』は1969年6月30日から1980年2月29日までTBS系で放送されていたクイズ番組です。岸ユキさんはアシスタント(右の画像の右端の女性)を務めていました。

『ベルトクイズQ&Q』などの出演が今でも話題になるところを見ると、バラエティ番組でも視聴者の心に残る活躍を見せたようです。そしてTwitterにもある通り、『ベルトクイズQ&Q』は1回だけでも良いので復活してほしいです！

岸ユキさんはCMにも出演していて、芸能活動を行っていた際には太子食品工業『おいなりくん』（1980年代前半）と東京電力『TEPCOインフォメーション』に出演しました。

特に有名なのが東京電力の方で、CMでは岸ゆきさんが、上手な節電を呼びかけたり、料理のレシピを紹介したりしました。料理のレシピではお正月のおせちのための伊達巻きのレシピを公開したこともあります。

東京電力のCMを見ていた世代からすると、懐かしく感じるほど印象深かったようで、東京電力のCM についてTwitterで検索すると今でも話題にする人が多いです。東京電力のCMは、「サインはＶ」「けんちゃんシリーズ」と共に岸ユキさんの代表作と言えますね。

岸ユキさんは現在、芸能活動をほとんど行っておらず農業を中心に活動しています。「明るい農村」、「岸ユキのふるさとホットライン」への出演がきっかけで農業に関心を持つようになり、東京の自宅とは別に山梨県韮崎市に300坪の農地を購入し、畑を耕すようになりました。

その後、環境問題、農業問題について積極的に発言するようになり、環境省や国土交通省等の政策審議会委員をはじめとした職務を歴任しています。

現在はさすがに300坪の畑を管理するのは難しいということで、千葉県君津市久留里で小さな菜園を始めています。菜園で育てている野菜は年に30種類以上になるそうで、農業を楽しんでいるようです。(※画像は岸ユキさんの畑と野菜とは関係ありません)

岸ユキさんは農業と並行して、千葉県君津市久留里の豊かな自然に囲まれたアトリエで、画家としても活動しています。岸ユキさんが描く絵画は農業を営んでいるということで、野菜をモチーフにした絵画が多いです。1984年には初の個展を開き、その後も定期的に個展を開催しています。(※画像は岸ユキさんのアトリエとは関係ありません)

二科展入選の実績もあって、2017年には「カボチャ・赤トウガラシⅠ」「カボチャ・赤トウガラシⅡ」という絵画を出展しています。岸ユキさんの絵画を見てみるととても温かみがあって、野菜に対する愛情の深さがうかがえます。岸ユキさんの絵画はブログでも画像が見られますので、ぜひご覧になってください！

岸ユキさんは1983年に、西野バレエ団のダンサー出身で、舞台演出家の重吉聰さんと結婚しています。旦那さんとは仕事がきっかけで交際に発展し、そのまま結婚に至ったようです。

その後、田舎で幸せに暮していた2人ですが、旦那さんにガンが発見されます。旦那さんが胸の痛みを訴え、病院で診察することになりますが、手術できるレベルではないガンが発見されたそうです。

旦那さんは自然に任せるということで尊厳死を選び、延命措置は行わなかったそうです。旦那さんは亡くなる１週間前までいつものように会社に行き、歯医者にも通っていたとコメントしています。そして旦那さんは2014年に末期がんで亡くなりました。

2人の間には子供がいるのか気になり調べたところ、子供はいないようです。子供がいないということで、1人になってしまいましたが、1人になっても寂しくないとコメントしています。

それは旦那さんの仲間がいてくれること、旦那さんの考えを受け継いだこと、そして兄弟に仲良くすること、愛していることを綴ったラブレターのような遺言書をくれたことで、寂しくないそうです。2人に子供はいませんが、子供がいなくても幸せな関係だったに違いありません。とても素敵な関係です。

岸ユキさんについて検索すると「ブログ」というワードが出てきますが、「私と農業と絵」というタイトルのブログを書いています。ブログの内容は主に農作業、友人との交流、絵画について書かれることが多いです。

その時の写真がブログにアップされているのですが、みんな楽しそうですし、料理はどれも美味しそうで、見ていてほっこりします。岸ユキさんのブログには他にもこうした見ていてほっこりする記事、写真がたくさんアップされているので、ぜひ一度ご覧になってください。

「現在」「結婚」「夫」など岸ユキさんのプロフィールを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。東京電力のCM、絵画、最近の画像を見ても元気そうで、これからも身体に気をつけて活動してほしいです！