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戸浦六宏の子供(息子)情報!死因は?英語教師をしていた?

存在感を示す演技で注目された戸浦六宏。英語教師をしながら子供(息子)を育て上げ、死因である多発性動脈瘤を発病するまで、英語教師を辞めた後は障害役者でありました。その死因とは?そして子供(息子)は親の戸浦六宏について何を思う?

親である戸浦六宏の略歴は?

戸浦六宏は大学時代、京都大学文学部英文学科に通い、演劇の道を志し、大学の劇団に入っていたそうです。同時期の劇団に映画監督の野田幸男が在籍していて、また大島渚が同級生にいるなど、なかなかに色彩豊かな大学時代を送っていたようです。後日あの「戦場のメリークリスマス」に出演する事を思うと、凄い出会いですね。
引用:https://www.instagram.com/p/BdObOSGBRR_/?tagged=%E6%88%B8%E6%B5%A6%E5%85%AD%E5%AE%8F

大学卒業後の戸浦六宏は?

といっても、なかなか簡単に話は進みません。戸浦六宏は大学卒業後は英語教師の道を選び、劇団員の方はセミプロとして、ひそやかに活動していたようです。戸浦六宏の英語教師の仕事は、彼が30になるまで続いたようです。そして、齢30になり、転機が訪れました。そう、ここでまた大島渚の名前がでてくるのです。
大島渚から俳優を探して欲しいと言われ、どうしても一人だけ役者が見つからず、それなら俺が、という形で自身も映画に出演してしまったそうです。出番や台詞こそ少なかった物の、冷徹な演技が大きな存在感を示してぴったりとはまり、これをきっかけに大島渚の誘いを受けて、英語教師を辞める事になったようです。
引用:https://plaza.rakuten.co.jp/200609140731/diary/20061109/

戸浦六宏の息子(子供)はいつ生まれた?

まだ英語教師の仕事をつとめている28歳の時に、子供(息子)である東良美季が生まれました。英語教師に演劇に、と精力的に活動している中、きちんと時間を見つけて育てていたのですね。

戸浦六宏の死因は?

戸浦六宏の死因である多発性動脈瘤とは?

戸浦六宏はその後俳優を続けます。やはり悪役が多かったようです。が、齢62にして多発性動脈瘤で死んでしまいます。死んでしまうぎりぎりまで俳優として映画に出演していたようで、没年と同じ年に公開された「私、なんでもします! 」が最後の作品になってしまいました。俳優としての活動では、「新選組始末記」の土方歳三役が彼の代表的な演技でした。息子に対する自慢として、「戦場のメリークリスマス」でデヴィットボウイと共演し、彼の才能におどろかされた事をよく喋っていたそうです。
引用:http://moogry.com/index.php?req=%E6%88%B8%E6%B5%A6%E5%85%AD%E5%AE%8F

死因である多発性動脈瘤とはどんな病気?

大動脈が動脈硬化などで弱ってしまうと、動脈に血が溜まり大きな瘤(こぶ)ができてしまいます。大動脈は心臓に近く、人間の動脈の中でも最も大きな血管なので、当然血の流れの中で大きな負担がかかっています。そして、大動脈が弱ってしまうと、必然的に血の巡りが悪くなり、溜まってこぶになってしまうのです。瘤は小さいうちはなかなか大きくなりませんが、風船とおなじで一段大きくなると、一気に膨らんでしまう危険な病気です。
引用:https://www.jll.co.jp/patient/aortic_1_2.html

死因である多発性動脈瘤に関するエピソード

「戦場のメリークリスマス」に出演した人物は、きしくもがんになる人が多かったようです。大島渚、戸浦六宏、室田日出男、坂本龍一、ジョニー大倉、デヴィッド・ボウイと原因不明ながら、多くの人ががんになっています。

戸浦六宏の子供(息子)である東良美季はどんな人?

戸浦六宏の子供(息子)である東良美季は、AV監督を務め、作家としても活躍しています。ブログとTwitterも行っていますが、眺めていると、過激な職業とは裏腹に、猫や景色の写真が多く、ほんわかしてしまいます。
といっても、さらに読み進めていると、AV監督という仕事らしい写真もあったりしますが…。
ちなみに作家として書いている本の内容は、大半がAVにまつわる話ばかりでなかなかにハードですが、「猫の神様」なんていう死んでしまった飼い猫について綴った作品なんかもあり、人間らしさを感じさせてくれます。

子供(息子)である東良美季は、親についてどう思っている?

東良美季は親についてどう思っているか、非常にきになったので調べてみました。すると父親は大島渚がいなければ俳優にはなってなかったし、父が俳優ではなかったら僕も今みたいな仕事はやっていなかったかもしれない、そして父が英語教師についたのは、僕ら子供を育てるためにお金が必要だったから、と書いています。そして、父を役者にしてくれた大島渚に何よりも感謝している、と。
引用:https://shimirubon.jp/users/52
上の画像が東良美季さんですが、きびしい目つきをしていた父親の戸浦六宏にくらべて、ハードな仕事をしているのに、目の中にやさしさをたたえているように見えます。

まとめー戸浦六宏と、子供(息子)の東良美季ー

役者として存在感を示した戸浦六宏と、父のおかげで今の仕事をやっている東良美季、そのふたりの人生に大島渚が大きく絡んでいるのが考え深いです。
子供のために仕方なく続けていた英語教師から、俳優へと転職させ、息子の人生まで変化させる、数奇な親子の運命に、他人が大きく関わっているのが運命を感じさせますね。