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【現代の名脇役】俳優・佐藤二朗の出演ドラマ・映画総まとめ!

様々なドラマ、映画においてとてもいい演技をされている佐藤二朗さん。この御仁が出ている作品であれば、みてみたいと思われて当然でしょう。そんな佐藤二朗さんのドラマ、映画のご紹介と経歴や人物像にふれて、その魅力がどのようなものかをまとめてみました。

佐藤二朗について

佐藤二郎さんは語りつくせない魅力を持った俳優さんです。まず、お顔をからしてインパクト大です。画像のお犬様もたじたじのようです。たとえ、人ごみに紛れたとしても、この顔を見逃すことはないでしょう。次にレベルの高いトーク力。早口でも何を言わんとするのかわかってしまうほど、明瞭で個性的です。たとえ、話がわかっていなくとも、納得させられる悪魔の話術をお持ちです。
最後に演技力。トーク力とそれを裏付ける動作を持って、どんな端役でも、この人がいなくちゃと思わせる働きをしてくれます。そして、とても親しみ深い印象を常に与えてくれます。他の誰でも、佐藤二朗さんのマネはできないでしょう。

佐藤二朗の歴史

佐藤二朗さんはもともと役者や営業の仕事に興味を持っていたそうで、大学卒業後は営業職に就き土日に芝居の練習をしようと決めていたそうです。しかし、それにあった就職先がみつからず、俳優養成所などに入団しても、続かなかったようです。このことで、俳優の適性がないと感じた佐藤二朗さんは、26歳の頃に小さな広告代理店に就職。そこで、営業として部署トップの成績を残されたようです。
しかし、俳優の道をあきらめることができなかった佐藤二朗さんは、1996年に演劇ユニット「ちからわざ」を結成しました。全公演で作・出演を担当し、会社勤めも行うという、とてもハードなスケジュールを送られていたそうです。それから、鈴木裕美さんに誘われて劇団「自転車キンクリート」に入団し、広告代理店を退職。30代には佐藤二朗さんの俳優活動が、堤幸彦さんの目に留まり、「ブラックジャックⅡ」に医者役として起用されました。
そのときの出演はワンシーンだけだったものの、主演の本木雅弘の事務所社長に声を掛けられ、フロム・ファーストプロダクションに所属しました。それからは佐藤二朗さんは多くのドラマ、映画に出演するようになり、現在のような過密なスケジュールをこなす俳優となったようです。転々とし、苦労されているようではありますが、その経験が今の佐藤二朗さんを作っているのでしょう。若いうちの困難はためになるものですね。

佐藤二朗とドラマ、映画

佐藤二朗さんがこれまでに出演されたドラマ、映画は数え切れないほど存在します。これだけの数をこなすには、かなりの過密なスケジュールが要求されるでしょう。それをやり遂げるストイックさには役者という仕事に対しての愛があるのでしょう。また、仕事の数が減らないのも、佐藤二朗さんの役者としての実力の高さを示しております。なによりもドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズや映画「HK 変態仮面」などのコメディータッチの作品でも輝ける個性が素晴らしいです。

佐藤二朗のドラマ出演作品

2017年には上記画像の「ブラックリベンジ」や「過保護のカホコ」、「スーパーサラリーマン左江内氏」などの話題作に出演していた佐藤二朗さん。これだけでも売れっ子俳優であることは間違いないですが、それ以前はどのような作品に出演していたのでしょうか?
引用:http://www.bs-tbs.co.jp/zenigatarui/22/photo_22_completed.jpg
初期の頃のドラマ出演はゲスト出演が多く、佐藤二朗さんのよさを味わえないで終わってしまいます。そんな中でも準レギュラーとして活躍した、上記画像の「ケータイ刑事」シリーズが佐藤二朗さんの魅力を引き出していました。2003年から始まって、2004年以降も続編が作成されました。一部の回では佐藤二朗さんが脚本を兼任していたそうです。
引用:http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/17/30f5f3abb0b0cdd0d5af9a22f1075593.jpg
コミカルテイストが似合う佐藤二朗さんは漫画作品の実写化ドラマにもよく出演しています。基本はお笑い要素のある漫画の作品が多いのですが、上記画像の「JIN-仁-」というタイムトラベル、歴史、医療という要素を含んだ、人間ドラマにも出演しております。決して前に出るような活躍はしませんが、コメディーテイストではみられない、佐藤二朗さんの演技を見ることができます。

佐藤二朗の映画出演作品

話題の漫画作品の実写映画、上記画像の「銀魂」や下記画像の「斉木楠雄のΨ難」などで、現代の若者の心をしっかりと掴んでいる佐藤二朗さん。漫画の作風を壊さず、見事な演技を披露してくれました。「銀魂」の武市変平太役など、佐藤二朗さんのために存在していたかのようでした。
ドラマから始まった映画にも出演しており、下記画像の「RANMARU 神の舌を持つ男」や「幻獣マメシバ」シリーズがそれにあたります。どちらも佐藤二朗さんのよさを惜しみなく表現されていますが、「幻獣マメシバ」シリーズは主演ですし、ドラマと映画3本と見ごたえがあるのでオススメです。他にも「女子ーズ」なども斉藤二郎さんの魅力を知るには適しています。

佐藤二朗のその他の活躍作品

吉野家の牛丼CMにて早見あかりさんとの掛け合いに思わずクスッと笑ってしまった方もいるかと思います。佐藤二朗さんはCM起用もどこかおかしい配役を担当されています。数こそ少ないもののゲームや劇場版アニメへの出演も行っており、俳優としての仕事が少し落ちつたならば、この分野への仕事も間違いなく増えるでしょう。加えて、脚本家としての活動や佐藤二朗さん著書の「佐藤二朗なう」、「のれんをくぐると、」などと手広い活躍をされています。この様子では、佐藤二朗さんのスケジュールは空くことがないでしょう。

人間ドラマにかかせない佐藤二朗

引用:https://www.instagram.com/p/BcUigXAl6Qx/?tagged=%E4%BD%90%E8%97%A4%E4%BA%8C%E6%9C%97
イケメン男優や美人女優が主演を演じるドラマでも、必ず必要な三枚目の俳優たち。その殆どが個性的で、物語の深みを作ってくれています。最近では三枚目といわれる俳優でも主演を張ることが多いご時勢。脚本家もこなす、佐藤二朗が過密なスケジュールになるのは当然ですね。シリアスな作品では人間の情緒や寒々しいリアルを体と話術で表現してくれています。笑って泣ける。それを可能としているのが佐藤二朗さんです。

佐藤二朗の生き方

コメディーのような人生を生きてこられた佐藤二朗さん。大学在学中の就職活動では25社連続で不採用を頂いたり、リクルートに就職したのに、1日で退職したりと普通ではない体験談を聞くだけで思わず笑ってしまいそうです。佐藤二朗さんとしては辛い時期だったと思いますが、物語としてはとてもいいですね。そこからのサクセスストーリーも人の心を掴む展開で、いい作品となる予感がします。物語の主人公のような佐藤二朗さんはそれだけ、自分の意思が強く、去ることも、立ち向かうことも恐れない、人をアッと言わせる魂を持っているといえるでしょう。

なくてはならない佐藤二朗

引用:https://pbs.twimg.com/media/DIFSEQFVoAArxLw.jpg
多くの漫画作品の実写化作品に出演している佐藤二朗さんですが、どうしてこのように多いのでしょうか?それは物語の注釈を入れたり、ありえない方向に飛んでしまう物語に必然性を加えることができるからでしょう。営業で培われた話術と芝居で身についた聞きやすい発声。こちらが佐藤二朗さんが必要とされる理由でしょう。それを示すかのように、佐藤二朗さんのスケジュールは今も詰まっています。

ドラマ、佐藤二朗

2017年だけでもドラマ6本、映画4本という過密なスケジュールを送っていた佐藤二朗さん。過去の出演作品も、画像で表示しきれないほど沢山あります。これほどのスケジュールを送っていては、体を壊してしまうのではないかと心配してしまいます。それでも、佐藤二朗さんには多くの作品に出演して欲しいと思ってしまえるほどの魅力があります。それは、佐藤二朗さんの人生そのものが、ドラマだといえるものだからかもしれません。